PANTERAが出ましたよ、ついに。 早く買いたい気持ちを亀甲縛りで押え BURRN誌のレビューが出るのを待ち、 試聴コーナーを探しまくって、聞いてから 買うかどうか決めよう。 前回の鎌首より激しくなったら、ついて行けなくなるかも。 COWBOYS〜からFAR BEYOND〜までは、たとえば友達(メタルフリークでない) が遊びに来たとき部屋で流せたんだよね、かろうじて。 でも、鎌首は(この邦題なんだか好きで原題忘れた)のっけからグワァーッって感じでしょ。ちょっとねえ。 PANTERAのボーカルの声はすごいね。あの声、日本人には出せないよね。 何だろう、あの原動力。腹筋かなあ。どうでもいいか。 でも、あれをもっと激しくしちゃ、だめだと思うんだよね。 デス声にはかなわないもん。 デスメタルは皆さん、聞くかい? ぼくは、微妙。メロデスは叙情的で、あまり好きじゃない。 もっと弾けてよって思っちゃう。SENTENSEDとか、買って損した。 かといって、極悪正統派デスも、気分悪くなっちゃう。 ディーサイドなんて、強烈。悪魔が襲ってきたような絶望感で 頭ん中一杯になって、ホラー映画を見るよりよっぽど怖い。 この人達って、本当に悪魔信仰でキリスト批判してて 各国のライブ会場が教徒によって妨害されてるらしい。 聞いてるうちに悪魔がこの世には実在してる様な気分になってきて まじやばい。だいたい、ビートが縦のり、横のリとか そういう問題じゃなくて、のりづらい。 で、結局ぼくの聞けるデスメタルってのは本当に限られてる。 どんなのが聞けるかっていうと、CARCASSを例にすると うまく説明できるんだな。 CARCASSはデスメタを世に知らしめた、今や伝説と言えるバンド なんだけど、最初のうちはいわゆる極悪デスだったんだよね。 音質最悪で、まさに地の底で見た事のない気味悪い怪物が蠢いてるような くぐもった音だったの。ボーカルはツインボーカルで1人は低音で唸ってるような 吼えてるような典型的デス声。で、もう1人がしゃがれた声を 思いっきり歪ませたマシンボイス。最初はこの特徴ある2人の声 を使い分けてたみたい。 それが、3枚目ぐらいからかな、音質が普通になり、ボーカルが マシンボイスの方がメインになってきて、超名作「HEARTWORK」 のヘビィ、サイバー、ちょっとメロディアスな感じになった。 結局、最後のアルバム「SWANSONG」は、デスらしさもなくなり、 泣きのメロディばかりのいわゆるメロデスになって解散しちゃったんだけど、 ぼくのデスメタのストライクゾーンってのは丁度HEARTWORK位の 適度な激しさと適度なメタルらしさが混在してる辺りなんだよね。 あまりデスには詳しくないんだけど、CARCASSのほかにはDEATH くらいかなあ、聞けるのは。 あれま、PANTERAの話がデスメタになっちゃった。 またも支離滅裂のまま、今日はこのくらいで。 |