Capsule-Kaijuuの書評 いいたい放題

 ここでは、将棋に関する本(定跡書など) について、

Capsule-Kaijuuが批評とまではいかないけれども、

言いたい放題 書いていこうとおもう。

一応、匿名(さて あたいは誰でしょう??)

ではあるし、とはいうものの、わかる人にはわかるし・・・

それなりに責任をもって、過激なこともかいちゃおうかな・・・

(なお、書名の後ろの名前は、著者を示しますが

実際にはゴーストライターが書いた可能性もなきにしあもらず。)

一覧

総合 居飛車編 振り飛車編 相振り飛車編
読みの技法 現代矢倉の思想 四間飛車を指しこなす本1 鈴木流相振り飛車
これが最前線だ 現代矢倉の闘い 四間飛車を指しこなす本2 新相振り革命
佐藤康光の戦いの絶対感覚 8五飛車戦法 四間飛車を指しこなす本3  
森内俊之の闘いの絶対感覚 ひねり飛車の基礎知識 森下の四間飛車破り  
将棋新理論 角換わりの基礎知識 これにて良し?  
将棋大観 矢倉3七銀分析 上 力戦!スーパー振り飛車  
決定版 駒落ち定跡 新版 角換わり腰掛け銀研究 快勝!スーパー穴熊  
鬼手妙手【必死】精選 上巻下巻 谷川の21世紀定跡角換わり編 攻める振り飛車  
塚田詰将棋代表作 横歩取り中原流 窪田流四間飛車U  
  羽生の頭脳8 最新のひねり飛車 最強 藤井システム  
谷川vs羽生100番勝負 羽生の頭脳9 激戦!横歩取り 実戦の振り飛車破り  
  羽生の頭脳10 最新の横歩取り戦法 復刻版 三間飛車  
       

最強将棋塾シリーズ

このシリーズはなかなか勉強になる。

・読みの技法(島朗)

 C++には、難解としかいいようのない局面が25。

その局面を、羽生、佐藤康光、森内 がコメントしていく。

ま、局面そのものより、その考え方や、捉え方をつかんでいくのが

正しい読み方。

ちょっとやそっとでは、例題すらピックアップできない

ことを考えると、かなりの力作といえるのではないか。

(わかる人にはわかると思うけど 「知の技法」 を少し意識している?)

*対象者 3段から上

*定跡度 30点

*実用度 50点

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・これが最前線だ(深浦康市)

 一通りの定跡形が書いてあるので、戦法のデパートのよう。

しかし、最新流行形は今ではもう古く、はやらない戦法は 昔の形がでている。

3年に一回くらい出してくれないかな・・・

(ついでに、消えた戦法の謎 も3年に1回くらいだしてくれないかな・・)

(そーいえば 新手年鑑とかいう本はどうなってしまったのだろう。)

*対象者 2段から上

*定跡度 100点

*実用度 75点(時間とともに落ちていく・・・)

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・将棋新理論(谷川浩司)

 新理論とはいうものの、同じ著者で十数年前に

同じような内容の本を見たことがある気がするぞ。

どこが 新なんだろうか。

対象者 2級から上

*定跡度 5点

*実用度 50点

 (追記 2001/9)

 しかし、なかなかどうして それなりに良い本である。

 とりあえず 立ち読みして損はない。

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・佐藤康光の戦いの絶対感覚

 佐藤名人の自戦より、勝負どころの局面をピックアップして、

なぜ勝負どころなのか、そこでの読み、読みの根拠となる考え方

などなど がかかれている。

はっきりいって、C++には難しすぎる。

後ろに棋譜があるので、はじめに棋譜を並べて、そのあと本文を読むのが

一番正しい読み方。

しかし、棋譜は有名なものばかりなのでいきなり本文でもかまわないかも・・・・

*対象者 3段以上

*定跡度 30点

*実用度 50点

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森内俊之の戦いの絶対感覚

 上の文章の佐藤を森内に読み替えればよい。

ただし、活躍度によるのか、棋譜は上の本のものよりは有名なものは少ない

ような気がする。

C++には、森内の絶対感覚のほうが読みやすい気がするが、ほかの人々

はどうなのだろうか??

*対象者 2段以上

*定跡度 35点

*実用度 50点

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・四間飛車を指しこなす本1(藤井猛)

 次の一手方式で、1ページ1問。

四間飛車党なら知らなきゃいけない、駒のさばき、定跡、エッセンスを

次の一手をとおして、覚えられる(はず??)

中級者向け。

*対象者 4級以上

*定跡度 85点

*実用度100点

・四間飛車を指しこなす本2(藤井猛)

1 の対イビ穴熊バージョン。

普通(?)の対策から 藤井システムまで、次の一手形式で出題。

しかし、対象が対象だけに、1より少しむずかしい。

7月に3がでる予定らしいが、今度はなんやろ??

*対象 2級以上

*定跡度 85点

*実用度 95点

・四間飛車を指しこなす本3(藤井猛)

 3がでた。

 2の続きで対イビ穴熊バージョン 藤井システム、 及び 対左美濃、玉頭位取り、5筋位取り。

 2,3をこなせば、居飛車対4間飛車 の持久戦は完璧??

 1,2,3すべてこなせば、道場で2,3段はいけるでしょう。

*対象 2級以上

*定跡度 85点

*実用度 95点

 

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未来の定跡シリーズ

このシリーズもなかなかよい。

・現代矢倉の思想(森下卓)

いわいる矢倉37銀戦法の定跡本。次の「現在矢倉の闘い」とは

上巻、下巻の関係にあるといえる。

はっきりいって、いま矢倉37銀を指すならば、この本の内容は必修

矢倉を指すなら買う一手。

しかし 森内の「矢倉37銀分析上巻」とは微妙に形勢判断が違うのが気にはなる・・・

*対象者 2段以上

*定跡度 100点

*実用度 80点

 

 ・現代矢倉の闘い(森下卓) 

思想が上巻で、これは下巻にあたる。これも矢倉党ならば買う一手。

いわゆる、森内流後手85桂型がメインになっている。

ところで、森内の「矢倉37銀分析下巻」はどうなっているのだろうか??

*対象者 2段以上

*定跡度 100点

*実用度 90点

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・8五飛車戦法(森下卓) 

流行の85飛車戦法の定跡本。

各形に実戦棋譜がついているのは親切。

99年夏ごろの将棋までのっている。

しかし、この戦法の進化は早い。

今期名人戦が終わった後、この戦法はどうなるのであろうか?

(2001・9 追記)

 さすがに、この本は古くなった。もはや、古典、資料的価値しかない。

*対象者4段以上

*定跡度100点

*実用度90点

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将棋の定跡シリーズ(・・の基礎知識シリーズ)

昔の定跡ガイド(黄色のカバーのやつ)を思い出すな・・・

Capsule-Kaijuuが持っているのは下の2冊

 

・ひねり飛車の基礎知識(所司和晴

 急戦ひねり飛車の変化が詳しく書いてある。

そのほかの持久戦も、なかなかのボリューム。

ひねり飛車をするならおすすめの1冊。

しかし、ひねり飛車って、アマ将棋だとなかなか出現しないんだな・・

(参考までに、発行は94年、羽生の頭脳 最新のひねり飛車 と同じ時期らしい。 )

*対象者 2段以上

*定跡度 100% 

*実用度 90点

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・角換わりの基礎知識(所司和晴)

角換わり腰掛け銀、先手棒銀、後手棒銀、早繰り銀と一通りある。

腰掛け銀、後手棒銀はなかなか詳しい。

とりあえず、角替わりをするならおすすめだけど、

アマチュア将棋に、角替わりはなかなか出現しない・・・・

これと、「新版角替わり腰掛け銀研究」があれば、角がわりは大丈夫!?

*対象者 2段以上

*定跡度 100% 

*実用度 90点

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MYCOM (の将棋の本)

よい本が多い(将棋の本のなかで)

・矢倉3七銀分析 上 (森内俊之)

「現代矢倉の思想」と似ているようでそうでもない。

どちらかというと、後手が変化する形が多くかかれているイメージ。

実戦を元に詳しくかかれている。

ただ字が少々小さいのが残念。

矢倉党で上を目指すなら読んでみよう。

ところで 下巻 はどうなった??

*対象 4段以上

*定跡度90%

*実用度90点

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・新版 角換わり腰掛け銀研究 (島朗)

角換わりの定跡が詳しくかかれている。

これを参考に、後手側の対策を研究すれば、

76歩、34歩、22角成

で、勝負できるようになれるかも?!

(正しくは、76歩、34歩、26歩、84歩、22角成りがよい、

ってそんなこと考えるのが正しくないか?)

*対象 3段以上

*定跡度95点

*実用度90点

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・新相振り革命(杉本昌隆)

 相振りの定跡書。 相3間飛車、後手33角54歩型、先手向かい飛車美濃囲い、

普通?の先手向かい飛車vs後手3間飛車の異形、の4つの形が載っている。

定跡書としては、過不足なく、ちょうど良い分量かもしれない。

C++的には、後手54歩型が載っているのが良いとおもった。

ところでこの本、後手番の研究の図面が先後逆になっているのはどうであろうか?

(後手33角戦法は 図面上は先手77角になっている)、

C++は読みにくいと思うのだけれど、普通の人はもしかしてこちらの方が読みやすい??

振り飛車党で相振りを極めるなら目を通す必要がある本かもしれない・・・・

一般的な相振りの本を1冊持っていて、さらにもう一冊というのならば買って損はない。

しかし 相振りの本を1冊も持っていないというのならば

別の本を買うのがよいでしょう。(この本に載っている戦形は基本形とは 言えないからね・・・)

*対象 2段以上

*定跡度 75%

*実用度 75%

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(不利飛車 じゃなかった!)

振り飛車新世紀シリーズ

 振り飛車党はとりあえず目を通さないといけない?

(ところで、鈴木大介の穴熊の本、買ったのに

ないんだよなー。いい本なのにな。書評に書きたいけど

本のタイトルがわからないんだよな・・・)

 

・鈴木流相振り飛車(鈴木大介)

 昔から、相振りの本は少ないが、アマチュアの将棋では

結構多い。定跡になるほど整備されていない戦法だと思っていたが、

これをよんで、そうでもないことがわかった。

振り飛車党 読み得の一冊。

では 居飛車党は?

 実は 矢倉党なら相振りも考えては?

76歩、34歩、66歩!

 相振りができれば 3手目66歩とさせるのだ。

もう、横歩取りも対振り飛車もいらない。

*対象 2段以上

*定跡度 60%

*実用度 60点

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・窪田流四間飛車U(窪田義行)

四間飛車vs右四間飛車の定跡が一通り。

C++はどちらを持ってもうまくいかないが、

右四間を愛用しているアマは多い。

右四間対策にこれを買ったが、C++には

なかなか参考になった。しかし やっぱり

勝てないな・・・

しかし この本の著者の実戦編もあまりさえない・・・

*対象 2段以上

*定跡度 80%

*実用度 80点

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(コバケンの)スーパーシリーズ

不利飛車党ならチェックのシリーズ。

しかし、このシリーズ。C++には なぜかいまいちな気がする。

(きっと 将棋の好み、(棋風??)の問題なんだろうな。)

 

・快勝!スーパー穴熊(小林健二)

  当然ながら 不利飛車穴熊が載っているが、

例によって、C++には内容がいまいち物足りないような気がする。

四間飛車穴熊なら、鈴木大介の本のほうがいいような気がするぞ。

*対象 2段以上

*定跡度 65%

*実用度 60点

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・力戦!スーパー振り飛車(小林健二)

 石田流、立石流、坂田流向かい飛車がのっている。

 ↑の戦法、みんな 人の名前がついてるね。

この中で存命は立石勝巳。 だれか、升田賞推薦の署名活動を・・・

(米長玉なんかに升田賞 送っている場合じゃないぞ)

そんなことはいいとして、例によっていまいちもの足りない・・・

きっと、C++の読み方が悪いんだろーな。

ただ、この手の戦法の基本的なねらいや、変化はそれなりには書いてある。

しかし、こういう戦法する人は、ディープな人が多いからな・・・、

自分でこっそり研究して、実戦でおぼえるのが正解かもね。

*対象 1級以上

*定跡度 70%

*実用度 60点

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・・・・・そのほか

 

・これにて良し?(四間飛車対急戦 定跡再点検)(高野秀行)

 よく知られている四間飛車対急戦定跡で、本などで「・・まで良し」

から後について 詳しく(?)かかれている。

「本には、良しって書いてあるのにな・・・」とおもいながら

その後がよくわからないで負けることってあるわな・・・・

この本でなるほどと思った手順はいくつかあったので、

C++クラスには結構役に立つかもしれない。

ところで、郷田vs鈴木(大)の45歩早仕掛け 24角形

結論はどうなるのだろう?

*対象 2級以上

*定跡度 100%

*実用度 90点

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・森下の四間飛車破り(森下卓)

 森下8段の実戦集。四間飛車破りバージョン(平成7年までの将棋)。

はっきりいって、この本はよい。

居飛車党、振り飛車党 ともに必見の一冊。

トッププロならこういう本を、じゃんじゃん出してほしいぜ・・

*対象 2級以上

*定跡度 90%

*実用度 90点

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・攻める振り飛車(鈴木大介)

 鈴木大介6段の実戦集。振り飛車穴熊と 力戦中飛車、石田流 という、インチキ系??の将棋

が載っている。 こういうインチキ系?? 振り飛車の好きな人にはたまらないであろう。

ちなみにC++も好きだったりする。

*対象 2級以上

*定跡度 10%

*実用度 50%

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最強 藤井システム(藤井猛)

 藤井システムの定跡本。藤井システムについて、この著者らしく、

いろいろ細かく書いてある。これだけ書いてあれば、値段以上の価値が

あるといえるのではないだろうか。

イビ穴党は 絶対に買う一手。

振り飛車党も、とりあえず、目を通すべき。(採用する、しないは別として)

ところで、 この藤井システム、 21世紀の 初級者むき将棋手筋講座 

の題材になっていたりするかもしれないと思うのは、C++だけだろうか?

*対象 2段以上

*定跡度 90%

*実用度 90%

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実戦の振り飛車破り(郷田真隆)

 郷田8段の実戦集。上の鈴木大介6段の本と似たような雰囲気ではあるが、将棋の内容は当然

異なる。 この本を読むまで、郷田8段が振り飛車も指すとは知らなかった。

(もちろん 郷田8段の居飛車の方が多く載っているけど・・・・・

 しかし、自分で振って勝ったりして、振り飛車破りにならないぞ)

まあ、それはともかく、この本はC++クラスには なかなか役に立つ。特に急戦の将棋は、

見たことがある将棋(定跡講座や定跡本などで)なので、定跡その後、といった読み方もできるかもし

れない。

居飛車急戦派には、おすすめの一冊。(持久戦派 は立ち読みでいいかなあ・・・・・) 

でも どーせだったら 森下の四間飛車破り みたいに 少し高くなってもいいから、

棋譜をたくさん載せてほしかったなあ・・

(振り飛車党は、この本の急戦定跡形の将棋は一通りチェックでしょう・・・・)

(ちなみに向かい飛車の急戦は4間飛車急戦とほとんど同じなので、4間党は忘れないようにチェック)

*対象 1級以上

*定跡度 75%

*実用度 75%

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 ・鬼手妙手【必至】精選 上下巻 (佐藤大五郎

 必至問題が 上下巻 120問づつ。

よくいわれることだけれど、将棋の終盤のトレーニングには 必至問題がおすすめ。

全部で240問 解いて損はなし。上級者なら 全問正解目指してがんばろう!!

では 級位者は??

上巻の問題と答えを、とりあえず読んでしまおう。それだけでもかなり力が付くはず。

その後 下巻を自力でといてみよう。

自力で3手必至を解ければ 初段は軽くクリアできるに違いない。

ところで、必至問題 詰め将棋みたいに 鑑賞の対象になるような作品はないのだろうか??

*対象 6級以上

*定跡度 ---

*実用度 95%

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塚田詰将棋代表作 (塚田正夫)

もちろん 塚田名誉十段の詰め将棋。(泰明ではない)

全部で102問。 詰め将棋のレベルとしては 詰めパラの高校生問題の簡単なほうぐらいまで。

有段者なら 全問正解目指してがんばろう!

詰め将棋鑑賞 の立場から見ると、今の詰めパラのレベルからみるとちょっと物足りないかも。

って、そこがまた 塚田名誉十段らしいのかもしれない。

(C++は詰め将棋はよくわからないので、はっきりしたことはいえないが(って指し将棋もそうだけど))

指し将棋の終盤力を鍛えるには 格好の1冊。

*対象 3級以上

*定跡度 ---

*実用度 90%

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・谷川の21世紀定跡角換わり編(谷川浩司)

 角換わり腰掛け銀、角換わり後手棒銀について 最近の定跡形がのっている。

 谷川浩司だけあって、内容はなかなか良い。

ただ、最近(平成の時代)の形しか載っていないので、

これ1冊では、角換わりを指しこなせるようにはならない。

角換わりの定跡には

 木村定跡(88玉、22玉形)

 後手番木村定跡(88玉、31玉形)

 升田定跡(79玉、31玉形)

 先手棒銀vs後手73銀形

の4つは入れるべき。これから全ては始まっているのだから・・・・・・

というわけで、新版角換わり腰掛け銀研究(島)、角換わりの基礎知識(所司)

とセットで読むとなかなか良いかもしれない。

ということで、角換わりをおぼえるにはこれ1冊では駄目。もう一冊参考書をかってね。

(所司先生のがおすすめかな・・・)

(こうやって棋書を多く買わせるという連盟の策略かもしれない・・・・・・・)

*対象 2段以上

*定跡度 90%

*実用度 70%

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・谷川vs羽生100番勝負

 題名のとおり谷川vs羽生 100局が載っている。

この2人の将棋だけあって、内容のある将棋が多い(と思う。全部並べてないのよ・・・・)

羽生将棋のファンなら 買う一手。

谷川将棋のファンは・・・・・・ 買っておいて、勝ち将棋だけを並べると気分いいかも・・・

羽生、谷川のファンでないあなたは・・・   もし居飛車党なら 買う一手。

特に中盤から終盤の戦いは並べるだけでも 勉強になるはず。

それから 上を目指しているあなた・・・・・

この2人の終盤の寄せを見れば、如何に今までの自分の寄せが鈍行列車だったかが

わかるかもしれない・・・・・

ただこの本 少々値段が張る(2800円)のが玉に瑕・・・・・・

 

木本書店

・復刻版 三間飛車(石田 和雄)

 対三間飛車居飛車急戦の定跡書。初版昭和54年らしい。

当時の最新形と思われる急戦定跡がかなり詳しく載っている。

はっきりいってかなり優秀。

ただ内容はやはり少々古い。古い分は、羽生の頭脳あたりで補う必要がある。

いろいろな変化が、それなりに詳しくかかれているので、これをマスターすれば、

対3間飛車急戦はかなりいけるはずである。

特に対石田流への急戦がかかれているのは、ほかにあまりないだけに貴重。

居飛車急戦党には、お勧めの一冊。

*対象 2段以上

*定跡度 90%

*実用度 90%

一覧表へ

 

 

とりあえず ここまで。