私の東京散歩−原宿青山 Nov, 20, 2003
料理の本をながめていると、料理もおいしそうだけど、使ってある器が素敵でいいなと思う。
北欧のシンプルな器も欲しいなって思うし、焼き物の器は、ふだんの食事に出番が多いから、気に入ったものを少しずつ買い揃えていきたいなとも思う。
近頃、普段の生活をていねいに楽しもうという本や雑誌がたくさん出てるし、そんな中、高橋みどりさんの「うちの器」を見てから、本に載ってる器をぜひ見てみたいという気持ちがふつふつと湧いて、雨の中出かけました。実は雨だし、高橋さんの本に載ってる、うつわ菜の花に行ってみようかなと思ってた。ここなら車で行けるし、手頃なのをその後探してもいいなと。
でも、高橋みどりさんプロデュースの山本祐布子さんの『その日仕事』展が最終日だから、出かけることに。
DEE'S HALLも一度行ってみたかったし。そうそうオフ会の下見だし。

まずは乃木坂まで行って、Biscuitさんをチェック。相変わらず、かわいいものがいっぱいで思わず焼き物のことが頭の中からふっとぶ。
もう少ししたらクリスマス物も出てくるそう。

そんな中、目に入ったのが、クリスマスモチーフのナプキン。
やっぱり「うちの器」は頭にあったのかな?

で、このナプキンとちょこっと小物を包んでもらおうとしたら、お店の方が、「このナプキンがカレンダーの撮影に使われたんですよ。」って出して見せてくれた。そのカレンダーがこれ。すごくかわいい。→
Pre-moという雑誌の付録で、プレモベビーインテリアカレンダーだって。ちょっと縁がないけど、その雑誌買うから教えてくださいって言ったら、カレンダーをわけてもらいました。感謝、感謝です。
次にFarmer's Tableへ。いつも行ってうつわも見てるんだけど、今日はもう少し熱心に。その後、Annon cookへランチに。
待つ間に見てたナプキンの洋書、ISBNも控えてきた(笑)。
ランチは厚揚げとひよこ豆のトマトソースに玄米ご飯。大根のスープとピーマンときのこの炊き寄せ。実にヘルシー。
店内も白くて明るい。Cat Streetを見下ろしながらいただく。Lee世代のお店だなあと思う。
その隣のEbonyivoryを覗くと、ナチュラルな素材の服があって、しかもゆったりめにできている。
←のカタログは「娘にいただいていきます。」なんて言いつつ、ちゃっかり試着もしてたりして。
でもこのカタログが素敵なんです。
娘が二人いるんで、ってもう一部もらってくればよかったかな?
(確かに二人います。)
Zakkaでは前に問い合わせておいたカッティングボードを見にいく。もちろん器も。一番欲しいのは急須。この間お気に入りのは蓋を落として割ってしまった。鍋つかみも出てたら見たかったけど、出てなかった。
久しぶりに上のQuilt Loversにも寄ってみる。ちょうど横浜キルトウィークだったらしく、九州からグループでいらしてた。布はまた今度ゆっくり吉祥寺にでも行ってみることに。
次はcinq。月兎印のポット、かわいいんだけど、今使ってるポットもコーヒーの抽出に使いやすいのでやめる。
そう、今度のオフ会の会場からすぐのところにあったのが、UNTIDY。
この間の麻布十番のアンティークショップと感じがよく似ている。
Japanese Junk Styleってこんな感じかな?
こんな浅い棚をつけたいので、お店の人にそう言って写真を撮らせてもらった。義父は小品盆栽もやってたから、その頃のをこんな棚に飾ったら素敵だっただろうな。鉢は残ってるかもしれないから、それを飾ってもいいな。
もうあたりは暗くなってきたので、DEE'S HALLへ。
地図を見ながら場所を探してDEE'S HALLへ着く。山本祐布子さんの切り絵は、切り口もすぱっとしていて線が小気味よい。硬質っぽい家具が絵とよくよくマッチしていたし、高橋みどりさんがおうちから持ってきたという本が積み重ねてあったり、おおきなざるにりんごが置いてあったり。
高橋さんも会場にいらしてて、声をかけようかどうしようかと迷いながらも、近寄って本のこととかお話する。
そして、厚かましくも持っていった本にサインもしてもらった。→
ちょうどお茶もいれてらしたようで、本に出てた洗いざらしのチェックのハンカチが出してあって、使い込まれてるなあとしみじみする。
そんなことや、うつわは同じのをいくつ買ったらいい?なんて質問をしたり。そうだ、愛読者カードを送ろう。
ラスマイは近くだから「うつわ楓」へ。ここも本に載っていたお店。こうやっていろいろ普段から見ていると、自分の好みもわかってきそう。急須でちょっといいのがあった。あれは土瓶かな?
オーラスはべにや民藝店。なんかなつかしい。
第一次雑貨ブームの時、ここはさかんに取り上げられてたよね。
今は第何次になるんだろう?

和食器って、そういえば、以前○○丘にお住まいのステッチャーさんのHPで、そういうことが話題になってたなあなんて思い出す。

うつわって、使ってないもの、いただいて箱に入ってしまってあるものなんかがいっぱいあって、なかなか買えない。それに、いざ買おうと思うと、高価。手頃なものでも、さて、何客か買おうと思うと結構ハードルが高くなる。それでも毎日の食事がおいしくいただけて、作るほうもだんぜんやる気が出てくるのだから、少しずつお気に入りをふやしていけたらなと思う。

そしてそこに添えたいのが、ナプキンやらマットやらの布製品。リネンの端をささっと縫って普段使いをいっぱい用意しておこうと思うんだけど、、、
さ、明日からがんばろうと、いつもそうだけど東京行ったら元気になって帰ってくるのでした。足は棒のようになるけどね。
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