初めての名古屋散歩 Mar,20, 2004
■行こうかどうしようか迷っていたけど、前日になってやっぱり行こう!と決めた名古屋行き。
朝8時25分に家を出たら、10時22分には名古屋到着、2時間で名古屋に行けるとは思わなかった。
■目的は「佐野繁次郎の装丁」を見ることと、名古屋オフ会に参加すること。
でも、前日にHanakoCafe2003付録のエリアマップで下調べ。どうも矢場町あたりに行ってみたい。
「佐野繁次郎の装丁」は12時からだし、というわけで、まず地下鉄で矢場町へ。
あまり時間もないので、パルコ西館の地下のcholonの北欧雑貨をざーっと見て、さくらアパートメントへ。
時間も早いせいか、まだ開いてないお店も多かった。
■その後、近くの雑貨屋さん、SEANTへ。
ヨーロッパの切手なんかも売ってるし、大阪の雑貨屋さんCHARKHAの文房具、月光荘のスケッチブックなども置いてある。
リンドグレーンの切手を見つけて購入。
ここで、ちょうど12時。地下鉄に乗って、高岳へ。一日乗車券を買えばよかったかなあ。
■colon booksは、日本陶磁器センターという古いビルの2階にある。
階段や窓枠も古びていて、いい感じ。
中に入ると、パーっと明るくて、ゆったりと本が並んでいます。
ユトレヒトで開かれていた「佐野繁次郎の装丁」展、ここでやっと見れました。
ずらりと並んだ銀座百点、佐野装丁の本の数々、
ゆっくり見ることができました。
写真も撮らせてもらいました、ありがとう。
■1997年神奈川近代美術館で「佐野繁次郎遺作展」を見て、好きな絵だなあって思ってました。
油絵の展示だったけど、抽象と具象の間って感じで、文字書きが佐伯祐三と似てる、そんな印象でした。
その佐野繁次郎が強く印象に残ったのは、一昨年見に行った「暮しの手帖展」。
花森さんが影響を受けた人物ということで、うちに帰って、図録(下左)を取り出して、年表などながめていました。
■その後、なんとはなしに海月書林での「銀座百点」の特集を見て、にわかにクローズアップ。
ユトレヒトでの展示にも行きたかったのに、期間中に行けなくて、残念に思っていました。
そこで、今回名古屋での展示に、会期終了間際(またしても)にすべりこみセーフで見ることができてラッキーでした。
銀座百点の表紙、素晴らしかったです。パピエ・コレの巨匠!日本のピカソでマチスです。
■さあ、ここからが、もうひとつの目玉、それは、名古屋で開かれているオフ会に飛び入り参加すること。
昨日になってやよいさんにメールを入れ、参加表明。
おんぶさん(一緒にFriendship Stitchをやりました)がはるばるアメリカから帰国しているし、彼女に初めて会うのも楽しみ。
東海地区のステッチャーさん、どなたが参加されてるのかな?東海のオフ会ってどんななのかな?興味深々。
あの方、いらしてるかな?なんて。
■会場に入ったら、やっぱりそこは、ステッチオフ会、もう熱気むんむんでした。
挨拶もそこそこ、並べられた作品を鑑賞。まあ、細かい技がいっぱい。
ネットショップで見ていたデザインがステッチされて、額に入っているのを見るのは、刺激的です。
■見たことのないデザインもあるし、見たことがあっても、とっても細かい布目に刺してあったり、毎回オフ会に参加する度に素晴らしい手仕事に感激してしまいます。
あれよあれよと言う間に、撤収の時間になり、最後に作っていった名刺なんぞをもらっていただき、階下のコーヒーショップでしばし懇談。
新幹線で帰るosakoさんと一緒に名古屋駅へ。赤福とゆかりを買って、ひかり号に乗り込み、6時半過ぎには帰宅していました。
今回のオフ会の写真、アミーガさんのHPで少しアップしてあります。そちらのほうもどうぞ。
■近頃、ちょっと皮膚炎っぽくなっているうちのワンコ、抗生物質飲んでいます。
そのせいで、水をたくさん飲んで、トイレが近くなってます。
留守中トイレを我慢させているのもかわいそうなので、出るに出られなかったけど、夫が「いいよ、昼に連れてってやるよ。」って言ってくれたので、そんなら〜と急きょ出かけました。
明治村に行ったことがあるだけだったけど、案外近かった名古屋。
しかし新幹線代はやはりそれなりになので、そんなには行けないけど、そうと思いたったら関西ぐらいまでは日帰りで行けるかなあなんて、にわかに行動範囲が広くなったえりなのでした。