刺繍部分ができあがりました。
カラーチャートって、色数が少ないと相似形になるので、並べてみると楽しいですね。

ただこの図案は、写真の作品例とは、微妙に違っています。
なので、適当に変えました。
あれはつぼみだったのかな?なんて思いますが、まあいいや。


次は箱に使う布選びです。
頭の中にあったのは、画面下のアンティークの布です。
清水の舞台から飛び降りるようにして買った布なので、後生大事にとっておいたものですが、ここで登場していただきましょう。
次は口布です。
着物の半襟のような感じですね。

ボーダー柄が欲しかったけど、優しい色合いの小花模様に決定。
リボンとも相性よさそうです。

次はリックラックの色選びです。
やっぱり渋い赤に決定。
なんか、ハチマキしてるみたいですね。

蓋の上部分ができました。
こういう所に、薄く綿が入っているのが好きなので、キルト綿が入っています。
リックラックも貼れました。

最初にこのスタイルの箱を作ったときには、蓋本体にリックラックテープを慎重に貼って、それにそおっと刺繍部分を貼ったんです。
その後、広岡ちはるさんのTVをみたら、そっか、先にリックラックを貼り付けておけばいいんだね、でした。
マウスオンで裏が見れます。

蓋の大きさがこれで決まったので、箱の作図です。
Cartonnageの本では、そこまで説明がないのです。
っていうか、あっても読めないし。
本では深さが5cm、9cmでした。
最初の計画では浅めに4cm、8cmにしていますね。
あとで、本の通りに変えました。

そしてグレー台紙を切り出していきます。
40cmぐらいの幅を切っていくのは、左手で押さえるのが大変です。
でも、ここをがんばらないとね。

本のように一応並べてみます。
大きさ、だいたいだいじょうぶかな?

北欧の小箱と違って、水貼りテープを使って組み立てていきます。
この段階ではボンドが出てきません。
「フレンチスタイルの布箱」では、ここでボンドが出てきますね。
次回はボンドも併用しようと思いました。

TVで見た広岡先生は、へらの使い方が上手だった。
さっさ、さっさ動かして、ぴしっと貼っていらした。
百聞は一見にしかずですね、わたしも、へらで、ごしごしとやりながら組み立てました。

さ、お楽しみの布貼りです。
だけど、虎の子の布、これが薄いし、シミはあるし、穴まで開いてたりします。
接着芯のちょっと厚手を張りました。
グレー台紙に白い水貼りテープだと、透けてテープが見えるからです。
そして、この箱は幅があるから、ぐるりと回るぶんだけの布幅もありませんでした。
でも、なかなかいい感じ。
箱の本体の底も、蓋の裏までも、この布を使いました。

そして完成です。

って、早すぎじゃん!なんですが、昨夜寝るまでに完成させたかったので、写真を撮ってるどころじゃなかったんです。

作り始めると、完成まで一気にいくか、中断するとなかなかとりかかれないかのどっちかなんですね。

布にあわせて、刺繍した布を少しアンティーキングしようと思ってたんですが、忘れてしまいました(^_^;)
でも時間とともになじんでくるかな?

そうそう、大事な問題。
大きさでも、どこに置こう、なんだけど、雰囲気もどこに置こう?なんです。うちじゃあ浮いています。

さ、次はどの箱にしようかな〜


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