下北沢のこと Oct, 30, 2003

学生の頃後輩にかっこいいヘアスタイルの子がいて、下北沢のGに行っていると教えてもらってよく通った。ゴチャゴチャした南口を行くと、燃料屋さんの上にその店はあった。
お店では「どこから来たの?」「三鷹です」「へぇ〜この子三鷹からなんだって」「わあそんなに遠くから来てくれたんだねえ」って。きっと地元の人しか行かなかったんだねその頃の下北沢って(何年前だ?)

その後結婚して神奈川のはずれに住むようになってから足が遠のいたけど、こっちでいい店が見つからなくてたまに通っていた。
一人目が小さい頃は預けて下北へ行くのが気晴らしになっていた。さすがに二人目が生まれてからは行けなくなったけど、ごくたまに美容院には顔を出していた。
そのうちに、下北は子ども達が古着を買いに行く町になっていた。
それでも新宿や渋谷に出たときには、帰りに寄っていこうかなんて思うこともあるけど、なかなか帰りには途中下車できないでいた。
でも、今回「天気も最高だし行こう!」と思ったのは、CICOUTE CAFEが目当てだったから。あとteq-teqと。
出かけるとなったら、寄りたい店もいろいろ出てくる。杉浦さやかさんの「東京散歩」に出てくる古着屋さんと雑貨屋さん、カフェ、リストアップしていざ出陣。

まずは、CICOUTE CAFEへ。開店前に着いたけど、もう並んでました。
中はKu:nelに載ってるようにシンプルな作りで、アーミッシュっぽかったかな?薄暗くて、外の明かるさと対照的。親友や恋人とのとおしゃべりには向いてるな、グループで行くところではないかも。
マフィン(ハム、チーズ)がおいしかった。パンも買って帰りました(写真左)厨房も覗いて、「わあかっこいい!」
Ku:nelには「どこもかしこも、きちんとして慎ましい」って書いてあるけど、ほんとその通り。ちょっとまねしたい。

その後teq-teqへ、文字通りテクテク歩いて行きました。ここもシンプルで落ち着く空間。
素敵な器が並んでました。来月はバッグ展があるそう。

次は、momoへ。ここは下北沢に来たら必ず寄るお店。棚の中にずいぶんかわいがられてきたくまちゃんが〜
実は下北沢では古着のマフラーを買いたいなって思ってました。それで杉浦さんお勧めのアキュートとPuri Chori、moofは寄りましたよ。マフラーは他のお店で赤いのをゲット。

次に目指すのはジャムカバーさん。場所を調べてこなかったら、行けなかったでしょうね。
ショーウィンドーのイラストやグッズがもうかわいいし、中も手作りの品がいっぱいでした。
あんてぃかーゆも覗いて、ではこのへんで、一休みと、入ったのはonsaです。2階の店内には午後の日差しが入って、日向ぼっこ気分でお茶をいただく。たっぷりの煎茶がとにかくおいしかった。


その後はまた、テクテク歩いてジターノを探します。見つかったけどお休み。残念。開いてないといけないからと最後にしたんだけどなあ。ミッドセンチュリーのD*riceを見たら、もう帰ろうと思ったのに、最後に寄ってみましたジャズ喫茶マサコ。わあ、思わず学生時代にタイムスリップしたかのようなジャズ喫茶でしたね〜でも、一人でも入りやすいのよね、ジャズ喫茶って、長居はできないけど。


朝起きたらとってもいい天気。夫に「お布団干すからそのままでいいよ。」と言うわたし。「そんなら2階に持って行こうか?」と夫。この時点で、待てよ、今日は出かけてもいいんじゃないの?「あっ、いいよ。もしかしたら出かけるかもしれないから。」
どうせ行くんなら平日の今日がいいやと、ささっと支度して出かける。
普段だったら仕事の入ってる日だけど、今日はないしね。

というわけで、今日も東京散歩一人町歩きでくたくたになったのでした。
次はどこかな〜

close