日本映画二本

　故なくて、友人と鑑賞してきました。

　『ゲロッパ』･･･鑑賞１本目。単純に面白かった。脱線が過ぎて視点がよれたり、演出過剰やったり、ナインティナイン岡村の立場が説明不足やったりと、ツッコミ処満載ですが退屈も冗長もなく面白かったです。多彩なゲストが不必要なほど出演してましたが、役者好きな私にとっては逆に嬉しい限りでした。
　￥１,９００でも見るかも。

　『座頭市』･･･鑑賞２本目。視覚障害者に対する差別用語が少なくとも５回は発言されてました。宅間被告への判決に対し死刑廃止論者が沈黙を守るように、この映画に対して言葉狩りは行われなかったのはなんでだろう？　勝新太郎の『座頭市』が地上波放送出来ないのは前記の言葉が放送コードに引っかかり、擁護団体からの圧力がかかる為なのに。「世界のキタノ」には誰も文句言えないってか？　因縁つけられた『バトル・ロワイヤル』はどうよ、役者で「キタノ」が出てるぞ。　さて内容は、今ひとつでした。『ＨＥＲＯ(英雄)』もそうでしたが、評論家に絶賛される作品はエンターテイメントではなく、監督の独り善がりの新規演出が暴走する作品だと思います(私見です！)。金髪もタップダンスも違和感なく見れただけに、親切でいて不親切な演出に疑問符が出ました。
　￥１,２００なら文句付けずに見れたかも。

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