『彼』の物語
第三章 『ジャージマン』
作 謎の嘘つきさん 「よお、豚ども! 今日からてめーらの飼い主になる碇シンジ様だ! 所詮ゴミクズ同然の存在の貴様等だが、ことによってはいー思いができるかも知れねーぜ? 甘い汁を吸いてーやつは今のうちにオレの前に跪くんだな!!! ぎゃーはっはっはっはっは!!!!!」 教室に入るなりオレは教壇の上に立ち、新しいしもべどもに挨拶をしてやった。 「ちょ…な、なんて事言うの、碇君!!! 降りなさ──きゃあっ!!!」 「るせー!てめー何様のつもりだ、こらぁ!!!!」 オレの神聖なる行いを妨げよーとしてきた身の程知らずの教師は当然のごとくチョークを体中の穴とゆー穴に詰めて殲滅!!! ずむっ!!! 「っあああああああああ!!!」 「ぎぃひゃひゃひゃひゃひゃ!!! 無様!無様だぞ、おらあ!!!! こっちの口にもこんなにくわえやがってよ!!!この変態が!!!!」 「きゃああああああああー!!! や、止めて…止めてよ、碇君!!! そ、そこは…あああああああああああああああああああああああああ!!!!!」 「くくく…ぎゃはははははははははははは!!!!!!」 「いや…いや…いやああああああああああああああああああああ!!!!!!」 既に教室内は恐慌状態。 ったく、これだからガキはよ!!! ちいせーことでいちいち騒ぐんじゃねーよ!!!! …と。 ああん? 「や、止めて下さい!!! こ、こんなひどいこと…どうしてするんですか!!!」 振り返った先にいたのはそばかすの目立つ委員長タイプの女だ。 けっ、顔真っ赤にして何言ってやがる!てめーこそもう興奮して濡れ濡れなんじゃねーのか!!!? 「どうして…だぁ!!? やりてーからやってんだよ!!!やって気持いーからに決まってんだろ、ああ!!!? バカか、てめー!!?」 「そ、そんな…自分が気持ちいいからって… やりたいからって…」 何なんだ、この偽善者は!!! 犯されてーのか!!!? オレは素早くそばかす女の背後に回りこむとがっちりと後ろから抱え込んだ。 「きゃ…な、何するんですか…」 「るせー!いいか、よく聞けよ!!! てめーも飯が食いたきゃ食うだろが!?オレも女が犯したきゃ犯すんだよ!!! ぎゃーはっはっはっはっは!!!!」 そう言いつつオレは女のちいせー胸を揉み上げる。 けっ、貧乳が!!話になんねーぜ!!! 色気ゼロ!リナ=イン○ース以下だぜ!!! 「い、いや…止めて…」 「バカか、てめー? 誰がてめーのようなクソ豚を犯すかよ? いくらオレでも獣姦の趣味はねーんだぜ!!!?? 世の中じゃ平気で狐姦好きが横行してるよーだがな!!!」 けっ、なぁに勘違いしてんだこいつはよ!! オレはオレに相応しい女しか犯さねーよ!!!! その思い上がり、万死に値するぜ!!! 「調子に乗ってんじゃねーよ!!!! 喰らえ!!砕○龍!!!!」 ぐきっ。 ばむっ!!!! 「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああ……信○様あぁぁぁぁ」 「るせー!!!」 「で…他に、死にてーバカはいるのか、ああん???」 オレの言葉にクラスの全員がかくかくと首を前後に揺らす。 くっくっく…そうそう、素直にしてりゃー殺しゃーしねぇよ。 「……ん??」 と。 オレは背後に寒気を感じてその場から飛びさすった。 振り向いた先にいやがったのは…。 鋲の沢山付いた怪しげな黒マントと変な筒状の黒帽子…。 貴様…性懲りもなく…。 ぶち…。 「だあああああああ!!!! やっぱりてめーかよ、ウサギ女!!! 今度は何なんだ、おお!!!!??? てゆーか、てめー何もんだ、こら!!!!!!!」 「……僕が誰なのか、君はもう知ってい「しつけーぞてめー!!!」っ」 だがウサギ女は耐性がついてきたのか一発では沈黙せず、左右非対称の奇妙な笑みを浮かべ… てゆーか顔面神経痛かこら!!! 「僕は自動て「死!!!!!!!!」ぶ!!」 コスプレ少女、殲滅。 ったく、何がしてーんだこいつはよ!!!! マジでこのオレにも訳わかんねーよ!!! 大体作者の身にもなれや! 毎回毎回ボケてりゃいつかネタも尽きるってんだ!! 読者が分かりそーなぎりぎりの線でボケるってのはつれーんだぞ、ああ??? 「ったく…そのまま永眠しやがれ!!!」 「そこまでや!!!」 「ああん?今度は何だ!!!?」 いい加減疲れてきたオレの背後からまたでけー声が掛かる。 てめーらぜってーオレをおちょくってんだろ!!!? ちょっと教育がたんねーよーだな!!! しかも…。 振り向いた先にいたのは…。 「…なんだ、てめー」 「わしか!?わしは学園の秩序と平和を守る愛の戦士!ジャージマンや!!! 済まんな、転校生!わしはお前をしばかなあかんよーや!!!」 「っせー!!!んだと!!!!??? 既にてめーが秩序を乱してんじゃねーか!!! 貴様のよーな勘違いヤローはしっかり体できょーいくせにゃならんよーだぜ!!! 殺してやるから降りてこいや、おお!!?」 全く…次から次へと…。 救いよーもなくうぜー奴らどもだぜ!!! しょうがねぇ…久々に本気でいくか…。 オレは精神を集中させて、体内に強烈な妖気を循環させる。 「む…!?」 オレの周囲の空気の温度が上がり、何処か焦げ臭い匂いが充満してくる。 くっくっく…終わりだ、ジャージ!!! 「行くぜ!!!土下座してももーおせー!!! 死ねや、ジャージ!!おおおおおおおおおおおおおお!!! 熾○斬!!!」 ばううううううううううううううう!!! ごおおおおおおおお!!!! 「な、なんやとぉーーーーーーーーーーーー!!!!」 「燃え尽きろー!!!!ぎゃーはっはっはっはっは!!!!!」
後書き by 謎の嘘つきさん あらあら…これではR指定ね。 しかも寝ぼけてネタも僅か… くす…でもかなりマニアックなネタも含んでいるわね。 分かったら…怯えるかもね、私。 |