『彼』の物語
第六章 『鮪』
作 謎の嘘つきさん




 よお、鼻くそども!
 随分久々だな…ったく、作者の怠慢の所為でこのオレ様の華麗なる活躍が見れねーとはたまったもんじゃねぇな?
 まぁ、心配すんじゃねぇよ、今からいやというほどよがり狂わせてやるからよ!!
 ぎぃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!!!





 さて…
 犯すにはぜっこーの機会って奴だ。
 あぁ、何がだと?
 愚か者が!その程度悟りやがれ!!

 ことの起こりは偽外人女の愚昧なミスによって、このオレともあろう者がIDカードなどを届けねばならん羽目になったことだ…。
 無論オレにはおよそ相応しくない無駄な労働だ…こんなぶれー極まりない仕事を押し付けてきやがった偽外人は即時殲滅したが。

 だがオレは思うところあって思い直してここにいる。
 何でかだと?
 ふん…簡単なことだ。
 この兎女の生態をよく観察し、下僕にする為に決まってるだろうが!!

 うっとーしくて知性の感じられない兎だが、そのタフさには魅力を感じる…。
 支配して置いてそんはなかろう。

 で…だ。
 なんだかんだあって、オレは今兎女を押し倒している。
 よく分からんがヒゲのメガネを奪っておちょくってたらこうなったんだが…。
 あんな核廃棄物以下のゴミにどんな価値を見出したってのかは分からんがな。
 まぁいい…。


 「くっくっく…」


 そう言えば最近女を犯してなかったな…。
 道理で調子が悪い訳だ。
 昔は三日に一回は犯してたもんだぜ。

 街で気に入ったメスを掻っ攫ってきては犯し抜いた後で東南アジアに売る…
 近頃はさっぱりだが…やっぱ生活習慣を変えるとちょーしでねぇぜ。
 最もこいつはオレの奴隷にする…売りはせんがな。

 ……と。
 そうこうする内に兎女が口を開いてきやがった…。


 「…どいてくれる?」


 無論オレは即答だ。


 「あぁ?何甘えてんだ、てめぇ!!
 どく訳ねぇだろ!?今からてめーを壊れる寸前まで犯し尽くしてやんだからよぉ!!
 犯して犯して犯しぬいて衰弱死寸前まで追い詰めた後でこのオレへの忠誠を誓わせてやるぜ!!
 くくく…くひゃははははははははははははは!!!!!」

 「…そう、良かったわね」

 「おお。全くだぜ!てめーも自らの運命を思うと楽しくてしょーがねぇだろ!?」

 「そう、分からない」

 「分からせてやんぜ!!
 ぎひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!
 てめーの穴とゆー穴にオレのあれを突っ込んで裂けて血が噴き出して止まらなくなるまでかき混ぜてやるぜ!!」


 そう言いつつオレは兎女の胸を揉みしだく。
 けっ…ちいせーな。
 形はいいんだがよ…今一だぜ!!

 っと、あぁ?
 何だてめーは!?作者だと!?
 それ以上は18禁だから止めろだぁ!?
 っざけんじゃねーぞ、こら!!


 「バカ者が!!オレはそんな甘めー男じゃねぇんだよ!!」


 オレは犯すといったら犯すぜ!?
 裸でエントリープラグに入れられても、無論病室で意識のない女を目の前にしてもな!!
 当然今のじょうきょーでオレが犯さねーはずはねーだろーがよ!?


 「大体見ろ…くっく…ほら、どうした?
 気持ちよくて声も出ねーのか?あぁ!?」


 言いつつ更にエスカレートしていく…が。


 「…あぁ?」


 何だ…これは…。


 「何で心臓止まってんだ、こら!
 てめーはサイボーグかよ!!
 おぉ?変な特技持ってんじゃねぇか!」

 「……」

 「っく!マグロかてめーは!!
 さっさとめぇ覚まして泣き喚いて抵抗しろ!!でなきゃ萌えねーだろが!!」

 「ダメ…能動擬○だもの」

 「……!!!」


 こ…こいつは…侮れねぇぜ…。
 まさかこの期に及んでネタとはよ!!
 さすがのオレの恐れ入ったぞ…。


 「っと、その隙に服を着るんじゃねぇよ!
 しかもその服なんだこら!!
 また新たなネタかよ!!!おい!!!!──ん?」


 変なものが飛んできたぞ…。
 これは…まさか…!!


 「…チェックメイ──「獅子咆○弾!!!」ぶ!!」


 っが!!!!!!!!!!
 このアマーーーー!!!


 「きさまー!今日とゆー今日は許さんぞーーー!!!!」


 今までは仏よりも広い心を持ったオレ様の慈悲によって見逃してやってたが…
 流石にもう許容量の限界だぜ!!
 きさまは犯す!壊す!!売る!!!


 「おらー!死ねや!!!」



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後書き by 謎の嘘つきさん

間隔が空いて…出したのがこれ?
まだ終ってないじゃない…引きが凶悪すぎるわね?
くすくす…それともネタがなくなったの?