- 砲車重量 218t
- 全長 31.1m
- 方向射角 1度
- 高低射角 0〜50度
- 初速 1,120m/秒
- 射撃速度 約15発/時
- 配備 1640年までに8門
- 口径 28cm
- 最大射程 59,000m(35式特殊榴弾使用時)
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K5Eは1945年の敗戦までに、合計25門が完成しています。バランスのとれた性能ゆえ、ドイツ列車砲部隊の中核として、東西の両戦線で活躍しました。
一部の列車砲部隊はドーバー海峡沿いに配備され、イギリス軍の列車砲部隊と撃ち合いをしています。K5Eは口径のデータから、カレー〜ブランネの間に配備されたプリンツ・ハインリッヒ大隊が装備していたと思われます。K5E自体の戦果は不明ですが、1940年10月11日に、38km先を航行するイギリス貨物船(インバー号1543総トン)を損傷させ、以降毎月1隻ずつ戦果を上げました。ノルマンディー上陸作戦から18日後の6月24日には、イギリス南岸のフォークストン港を砲撃し、イギリス貨物船(ガーデン・ゲート号1791総トン)を大破、4日後には小形タンカーのダルグラース号(825総トン)をドーバー港の南西で損傷させています。
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