呉海軍工廠制作日記 No.3(2004/6月〜)
2005/04/23
  • 本日オープンの呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)さんに画像データを寄贈しました。館内の情報検索装置の画面で使用されます。
    2001年から始めて4年間もかかりましたが、呉市海事歴史科学館さんへの寄贈という形でひとつの成果を上げることができました。ご支援いただきました方々の賜物であります。ここに深く感謝申し上げます。
    情報検索装置はオフラインなのでインターネットでは閲覧できませんが、訪問の際にはぜひご覧下さい。
    呉海軍工廠3DCGはライフワークと位置付けており、呉市海事歴史科学館さんからは年内の予定も伺っております。
    今後ともよろしくお願い申し上げます。

2005/02/11

2004/10/27
  • 10月1日に呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)から新たな写真を複数送っていただきました。来年4月の正式オープンの準備の中、ご多忙にもかかわらず貴重な資料を送付いただき、重ねて感謝申し上げます。

2004/08/08
  • 2001年7月20日に訪問した呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)宛に、試作品の造船船渠と大屋根のCGを送付したところ、望外の評価をいただきことができました。正式OPENの際に展示したいとのご要望がありました。伴って戦前から戦後の写真を複数送っていただきました。新たに判明した箇所が多々あるのでさらなるリアリティーが追求出来ます。感謝申し上げます。

2004/07/07
  • 造船船渠と大屋根の基本構造の再構築をほぼ完了。(下記画像の拡大版は残念ながらまだ非公開です)
    呉海軍工厰全景CG再構築の準備を開始

2004/06/24
  • タグボート500t想定(のようなモノ)を制作完了。
  • 造船船渠部分の改定CAD制作をほぼ完了。
  • ポンプ所・空気圧縮所・進水式式台の制作を完了。
  • 造船船渠南側にあった第四資材置場とガントリークレーン及び第三艤装工場の再調査を開始。
  • 第二地上組立場(通称大屋根の位置)の再調査を開始。

2004/06/07
  • 調査・検討を再開しています。
    現在進めている調査事項について
    造船船渠の建造開始からの略歴を作成中。
    ガントリークレーン柱の基本形について、4種類かどうかの裏付け調査中。
    柱の昇降手段について、梯子と階段の位置確認。
    船渠に降りる階段の位置確認。
    大屋根の主及び副柱について、3種類かどうかの再調査。
    第3船渠と造船船渠との間にあった建物について、ポンプ所・空気圧縮所他の形状を確認中。
    大和進水式再現にあたって、タグボート(のようなモノ)を制作中。大和型戦艦(学研刊)原勝洋さんの文によれば500t×2隻、300t×1隻150t×2隻のタグボートによって造船ドックから引出されて、艤装桟橋に横付けされた、となっていますが図等の資料は見つかっていません。脚光を浴びる大和や長門に比べて縁の下の力持ちであるタグボートや台船等の資料がほとんど無いのは残念です。