(1)赤は扉船を示します。内部は海水を入れることができるタンクのような状態です。左CGの扉船は海水が少ない状態で浮き上がっています。ドックの断面は下が狭くなっている台形のような状態で、扉船も同じ形と思います。
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(2)扉船内部に海水を注入するとドックに刻まれた溝に自らの重さでガッチリ喰い込んでいき、海とドックを仕切ることになるのでしょう。
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(3)ドックの海水を抜いてその圧力で海水の進入を止めています。
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(7)船を海上に出します。
以上、すばるさんから教えていただいた原理から想像しましたものをCG化しました。
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横浜船渠株式会社のランドマーク横にあった扉船。戦艦大和を作った扉船はどれくらいの大きさだったのか。
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説明書き:1号・2号ドック用排水ポンプ
旧横浜船渠株式会社創業時導入され、補修を重ねながら約85年の永きにわたってドックの排水機能を全うさせました。イギリス・アレン社の製品で、明治20年(1896)製です。当初は蒸気機関で運転され、ボイラー共の買入代価は当時の金額で37,11?円29銭でした。1号ドックと2号ドック渠口部の間に築造された地下ポンプ室に2基設置されていました。横浜船渠株式会社修船部門を象徴する設備としてここに保存展示します。
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