日立市の静態保存蒸気機関車78653号機
青森県五能線に移転へ

2006/04/11開設 2006/06/21更新


[6/21New]78653さよならイベントの開催

1.日 時   6月24日(土)・25日(日)
2.主 催   日立ハチロク応援団、NPO法人五能線活性化倶楽部

3.イベント内容

●6月24日(土) 
 10:00〜16:00

会場【日立新都市広場(雨天時:日立シビックセンター アトリウム)】

内 容:ミニSL運行、募金活動

●6月25日(日) 
 10:00〜14:00

会場(1)【日立市郷土博物館(雨天決行)】

内 容:伝統芸能共演(弘前ねぷた、北町・西町子供鳴物、日立風流物人形公開)
 壮行会(作文朗読、タブレット手渡し、募金贈呈等)
 ミニSL運行
 募金活動
 かみね動物園入場券(小人)無料配布(100枚)

会場(2)【機関車(ハチロク)前広場(小雨決行)】

内 容:汽笛吹鳴、機関車解説

会場(3)【動物園キリン舎前(雨天中止)】

内 容:ミニSL運行、募金活動

4.募金活動の報告
 4月・5月に実施した街頭募金及び募金箱にて集まった金額は次のとおりです。
 なお「78653さよならイベント」開催時も募金活動を行う予定です。街頭募金 180,576円 募金箱 37,369円合計 217,945円

 ご注意:大型バス通行のため機関車周辺、ならびに日立市郷土博物館会場付近の路上では駐車できません。 かみね公園内駐車場(正面、南、南第2)をご利用ください。なお、かみね公園は土曜日、日曜日は非常に混雑しますので、なるべく早めの来場をお願いいたします。




2006/04/08撮影

2006/04/08撮影

2006/04/22撮影
簡単な整備・塗装作業実施中

2006/04/22撮影
簡単な整備・塗装作業実施中
8620形(通称ハチロク)について

 1914年に誕生した8620形旅客用テンダー機で、本格的な標準型国産SLとして17年間に672両も生産されましたが、裏腹に保存されている数が少ない貴重な蒸気機関車です。大正期の雰囲気を漂わせるスタイリングに魅了されるファンも多いそうです。
 
78653号という番号、皆さん不思議に思われることでしょう。旧鉄道院時代(〜昭和初期)に付けられた型式名ですが、かなり複雑で80進数で番号が進んでいきます。
製造順1〜240型式名
製造順241〜480型式名
製造順481〜672型式名

1号機

=

08620

241号機

=

38620

481号機

=

68620

2号機

=

08621

242号機

=

38621

482号機

=

68621

80号機

=

08699

320号機

=

38699

560号機

=

68699

81号機

=

18620

321号機

=

48620

561号機

=

78620

160号機

=

18699

400号機

=

48699

594号機

=

78653

161号機

=

28620

401号機

=

58620

640号機

=

78699

240号機

=

28699

480号機

=

58699

641号機

=

88620

JR西日本発行の「梅小路90年史」38〜39ページを参考にして作表しました。

672号機

=

88651

88651号がラストナンバー)

 国鉄時代になってからの型式名は、左から動輪軸数2ならB、3ならC、4なら
D...、その後に型式番号、一番右側に製造番号を付けました。D511の場合は動輪軸数4でD型式番号51、製造番号が1なので1号機ということになります。→D511のCG

8620形主要緒元
 機関車重量 46.8t
 全長 16,929mm
 最大軸重 13.5t
 軸配置 1C
 動輪径 1,600mm
 シリンダー 470×610mm
 火格子面積 1.63m2
 ボイラー圧力 12.7kg/cm
3
 シリンダー最大牽引力 9.3tf
 動輪周最大出力 630PS
 最高速度90km/h
 ワルシャワート式弁装置
 炭水車重量 34.6t
 石炭6.0t×水12.1m
3
78653号の車歴
 製造: 1924年10月4日 日立製作所
 新製配置: 1924年10月5日 姫路
 移動: 1932年5月6日 湊町
 移動: 1937年12月21日 高島
 移動: 1939年4月6日 常陸大子
 移動: 1960年1月31日 佐倉
 移動: 1961年2月7日 平
 移動: 1969年10月4日 水戸
 廃車: 1970年4月9日 水戸
  走行距離: 2,315,379km


 蒸気機関車保存継続にともなう募金活動について

●78653号保存の動き

やまてつさんが『78653 かみね公園での募金活動と整備の記録』というページを開設されました。詳細にレポートされていますのでぜひご覧下さい。

 日立市の
かみね公園(←地図)に静態保存されている蒸気機関車78653号が、荒廃していることから廃棄・処分されようとしていたところ、青森県のNPO法人五能線活性化倶楽部様が保存を継続するために譲渡交渉が始まり、22日に弘前市立観光館でSL譲渡契約書が交わされました。移設先は青森県西津軽郡深浦町のウエスパ椿山様の予定です。
 輸送問題・維持管理問題や「動態保存として走らせる」等の資金面の負担を軽減するために、募金活動が始まっています。募金受入れ告知WEBページは→
コチラです。ご一考のほどよろしくお願いします。
●日立でのボランティア活動による
日立市かみね動物園入口での募金活動が無事終了しました。
 地元の日立市民が立ち上げたポランティア団体「日立ハチロク応援団」様により、2006年4月8日から募金活動が始まり、9日(日)・16日(日)・
22日(土)・23日(日)無事終了しました。予想以上の募金が集まりました。
当日の活動が朝日、読売、毎日、常陽新聞で掲載されました。
 4/9(日)asahi.com MYTOWN茨城の記事
 
4/21(金)青森青森県津軽地方の陸奥新報WWW-NEWSの記事
下記日立市内に常設募金箱が5月末日まで置かれました。
ホリゾンかみね(温水プール)、レジャーランド、かみね遊園地、仲町コミュニティセンター、ホリゾンかみね、郷土博物館

移転にともなう壮行会予定されており、日立ハチロク応援団様メンバーにより4/22(土)〜24(月)に簡単な整備・塗装作業が始まりました。
5/20(土)〜21(日)等に整備が行われ、外観の塗装が終わりました。煙りと前照灯の演出テストが行われ、機関車は大変良い雰囲気です。

←やまてつさんが撮影された今年の近況
塗装の劣化やサビ、盗難や破壊行為等による一部欠損もありますが、修復にあたって一番厄介な問題となる基本構造物は特に問題がないとのことです

←やまてつさんの写真を元に修正した五能線を走る想像写真
左手背景の山が岩木山で客車はストーブ列車です

やまてつさんが運営されているWEBサイト「蒸気機関車ほか 鉄道保存車両について」もご覧下さい。

    ↑とれいん けいつぅー OPEN!