FISCO見聞禄 完全版

〜そして伝説は創られた〜

 

これは、去年から発足した、「ぷちとまサーキット部」2002年活動第一弾における

儚い希望を抱きつつ、現実を思い知らされたライダー達の記録である。

 

〜プロローグ〜

「走行会申し込みましたよ!今回は晴れますよね!」

「早いね〜、僕も申し込むよ」

 こんなメールが、2月21日、走行会申し込み当日、僕とのっぽ君の間で交わされて

いた。FISCO走行会・・・それは、僕達にとっては「雨」の記憶しかない。ここま

での経緯は語れば、まず様子見で見学に行った日は、恐ろしい位の晴天。最初に申し込

んだ走行会は、朝から雨の為断念(実際には、現地は雨の上がった時間があったらしく、

ドライ走行が一本あった・・)2回目は、朝から雨も、前回の事もあると思い、一縷の

希望を胸に出撃。一向に止もうとしない雨の中を走行(走行:ゴート、のっぽ 応援:

まにあっく6(なぜかツナギ姿))

 こんな状態からついた悪しきニックネーム「雨のツナギ隊」・・・

「年が変わればこのジンクスは払拭されるさ」

程なく、まにあっく6君も申し込みを完了。ポッキー姫は応援&撮影隊として同行を表明

してくれた。本番に向けて走り込みを開始するのっぽ君。なかなか都合が付かず、一緒に

走る機会は少なかったが、一番練習になりそうな通勤コースをひた走る、まにあっく6君。

僕も、のっぽ君に同行して毎週の様に走りに行く。比較的、週末は天気が良い日が続く!

そして、毎週の様にアオヤマにたむろっては、走行会やライテクの話。

「タイヤ、メッツラーにしましたよ!」のっぽ君からのメール。まさに、ドライスペシ

ャルと言っても過言ではないパターンの少なさ!「これは強敵出現だな」心の奥底で

密かなライバル心と闘志を燃やす他2名。毎週の様に現れる3人衆とその話を聞きながら

不敵な笑みを浮べるカリスマ女性ライダーがいた。そう、「赤い小悪魔」と異名を取る

tomako☆嬢である。この時点では、お気付きになっていない方もまだいるのでは

ないでしょうか。アオヤマ店頭に置かれている赤いバイクに・・・・

 「赤い悪魔参戦決定!!」3月某日、我々に激震が走る!不敵な笑みの正体はこの事

だったのか!そして、なんと参戦マシンまで変わっている!!!!

「マシン名:FZS600SP フェザー」

やはり「赤いバイク」、逆車であるためNKでありながら、メーターは200km/h

オーバー、FISCOのストレートでもストレスを感じる事はないだろう。

「ワタクシは、あなた方のお仲間(ここではチーム600を指す)ではなくってよ♪

 オーッホホホホ」そんな声がアオヤマ店内に響き渡る・・・

 

〜天気予報を怨む〜

 4月21日に向けた週間天気予報は、日を追う毎に悪くなる。期待は不安に、そして

諦めへ・・・

「とにかく雨でも、現地までは行こう!ドライになる可能性を信じて!」

前日にアオヤマに集合した参加者は、決意を固め当日を迎える事となる。

 21日、当日である。やはりぐっすりと眠る事が出来ず、早々と目覚めてしまった。

まだ雨の音は聞こえてこない。気分を高める為、2000年8耐のビデオを鑑賞する。

この年は、絶好調だった井筒が、ホンダを追い上げるも転倒リタイヤした悲劇の年だった。

5:45・・・まだ雨は降っていない様子に、わずかながら希望を持ちつつツナギに

着替える。荷物は前日に既に準備済である為、ものの数分で車庫に姿を現した。

「ポツポツ・・・」地面に黒い斑点が浮き始め、それは次第に数を増し、遂には黒光り

アスファルトへと変貌していった・・・「雨」である。

「やっぱりね・・・」分かっていた事とは言え、ショックは隠せない。静岡で待っている

ヘルパーちゃん(適当なHNが無いので)にメールしてみると、静岡はまだ降っていない

らしい。いそいそとエンジンをスタートさせ、R6を疾駆させる。恐々と大崩を通り、

登呂コンビニでヘルパーちゃんをタンデムシートに。一路、FISCOへ向かう。

雨は止む気配を見せず、どちらかと言えば、段々と強くなる感じ・・・怒りと悲しみと諦めと、そしてヘルパーさんを乗せ、R6は、まさに蒼い稲妻と化し、国道246号を

切り裂く。(タンデムは、高速不可の為、僕は単独で下道移動中)

FISCO着。この時のR6号の激走は、自己の持つFISCO下道行脚記録:2:30を15分縮ていた・・・・・

 

〜そしてシグナルは・・・〜

受付時間より30分程早く着いてしまった為、暫くヘルパーちゃんと雑談。

「テント下にバイクを置いていいよ」とMFJの係員に声を掛けられ、バイクをテント

下に移動。まだ受付の用意も完全ではない様子、加えて他メンバーもまだ到着していない

ので、更に待つ。この時、ポッキー姫は既に現地着、旦那様と走行観戦をしていた。

 「そろそろ受付だけしとくか」そう思い、受付に向かおうとした時、R600の勇姿が!

続いてFZS、ロッシの姿も見える。なんだがなぁ・・・雨の中、バカばかり集まった

じゃん!呆れた感情と共に、なんとなく嬉しく誇らしげな感情が湧いてくる。

 高速移動組は、約1時間で到着したらしい。やっぱ高速は早いな・・・

「先に受付しちゃったからね」

「ン?う、うん・・・」なんだ?奇妙な返事じゃん・・・

「どうすっかなぁ」まにあっく6君から出た信じられない言葉である。おいおい、僕は

受付しちゃったんだよ。ここまで来て止める気?見てるのは体に毒だと、あれだけ

言ってだじゃないですか・・・言葉にはしないまでも、まさかの躊躇に驚くゴート。

暫く悩んで、まにあっく6君は出走を決意した。しかし、のっぽ君とtomako☆嬢

は、7割方走らない方針でここまで来たらしく、加えてのっぽ君は、例のハイグリップ

タイヤ(つまり雨になると役に立たない)、tomako☆嬢は新車と、雨のFISCO

を走る理由がまったくと言っていい程見当たらない。が、しかし!人が走れば走りたく

なるのが、ライダーの悲しい性。

「走るか!」と言って財布を取り出すのっぽ君。渋々彼の行動に同調するtomako☆

嬢。ふと目を離すと、いつのまにか、のっぽ君の姿がどこにもない!受付にもない!彼は

一体どこへ?この時、彼はミシュランサポートのブースにいた。レインタイヤを調達して

いたわけではない。自分のタイヤの安全性を、プロスタッフに尋ねていたのだ。戻って

来て、おもむろに財布をしまう。

「やっぱ、ヤバイみたいだから止めます」

「ちょっと!どうなってんのよぉ〜ん!!(怒)」

この数分後、受付にて参加証明ステッカーをもらうtomako☆嬢の姿があった。この

間、二人の間にどういったやり取りが有ったかは、定かでは無い。しかし、今後暫くは

彼は、彼女に対して頭が上がらない事だけは決定した様である。

 サーキットを走る為の準備として、灯火、ミラー(転倒した時に飛び散る物)の

テーピングは必須である。ライト、ウインカー、・・・僕はガムテープにて、他みんなは

ビニールテープにてテーピング。なんか味気無いなぁ・・・そうだ!目を作ろう!

あつらえた様に、R6は猫目風になっているので、真中に赤いテープで目を作成。

「やっぱ猫には天下・・・・」と言いながら、ポッキー姫が三日月傷を作って、ライト

の間に貼ってくれた。「猫目に見える・・・」呆れながら、ヘルパーちゃんは笑っている。

元来、こういう事を始めると止まらなくなるのが、「ぷちとまメンバー」だ!

みんな懲り性だよね。tomako☆嬢は、「怒り顔」、テールには、のっぽ君が

「ノロ一号☆」と遊び心満点の演出。まにあっく6君も、目や眉毛を装着(?)。

ワイワイ、ガヤガヤ・・・周りでは、レインタイヤに換えてる人や、エンジンの調子を

見ている人達もいると言うのに、まったくもって緊張感の無い集団だ(爆笑)

 走行会自体は、昼過ぎからなので早めに昼食を取る。ここで、ちぃチャン&友達も合流、

さらに、わいわい、がやがや、と・・・

一方、県内某所。もう一人、応援する予定の「あの御方(某団体会長)」も、雨の中

FISCOを目指して爆走していた。そう、FISCOを目指して・・・・辿り着いた

場所が、平塚だったという噂が真実がどうかは、本人しかしらない・・・

 

 

 

〜激走!ロッシ号!!〜

 「走行される方は、バイクを押して並んでくださぁ〜い」主催者の合図で、バイクを押してテント前に集まる3人。さすがに雨だけあって、参加者は激減。

「じゃ、そのまま押してタワー下まで移動しまぁ〜す」え!!押してくの?距離にして

100メートル弱(もっと短いか)、600ccという軽量バイクは、しかし、この時

ばかりは鉄の塊の様に感じる。前にいる2stバイクが羨ましい・・・

「ダメだ・・・ゲェ〜が出そうだ・・・・」「結構キツイね〜・・・・」まにあっく6君と

一言二言交わし、そのばにしゃがんでしまった。その後ろのtomako☆号は・・・

なんだよ!押してもらってるよ!(三村風)出だしは自分で押していたらしいが、段々

離れてしまい、それを見ていたのっぽ君がたまらず押すのを変わったらしい。そこで、出走まで待機。レースが行われている為、ストレートを、もの凄い音とスピードで疾走する

バイク。段々緊張が高まる。その頃、tomako☆嬢は・・・・なんだよ!傘さして

まらってるよ!(またまた三村)のっぽ君に傘をさしてもらい、悠々とバイク横にたたずんでいる。その姿に、現代の男女の勢力比の変化を感じ取らずにはいられなかった。

「じゃ、時間ですのでピットへ移動しまぁ〜す」またまた、ピットロードを延々バイク

押し歩き・・・もう足と腰が痛いっすよ(泣)

そこで待つ事数分。いよいよ走行会の開始である!台数が少ないので、コルセ走行会と

合同で走る事になる。まず、先導がついて2周、ウォーミングアップ代わりの慣熟走行。

しかし、そこはさすがサーキット。雨といてっも、先導車はそんなに遅いわけではない。

僕は、先導車のすぐ後ろ、つまり先頭にいた。(二組に分かれていた為、僕は二組目の先頭)

1周目、ストレート速度は、確か150キロ近くまで出ていたのではないだろうか・・・

2週目、最終コーナー入りにて、後ろから爆音が聞こえてきたと思ったら、コルセの

集団が!(ビモータやら、TLやら・・・)コルセ走行会は、先導無しらしく、既に全開

走行中!雨の中を次々と僕を抜いて行く。

 FISCOのストレートは非常に長い!その為、雨であってもアクセルは全開に出

来る!「自己記録更新を!」前回の僕の最高時速は、メータ読みで238キロだった為

、今回はせめてその上を!とアクセルを捻る!が、こ、怖い・・・前よりも恐怖感が

拭えない・・・水飛沫で前がよく見えない、加えて、伏せるとさらに見えない。体起して

ると、トップスピードは伸びない。1コーナーが迫る!うひゃ〜、止まれるか!と

ブレーキをかける。テテテ・・・・1コーナーを曲がる。当然、サーキットと言っても

、雨では滑るわけでして、コーナーは無理が効かない。数周周って、ヘアピンで前の

バイク(9Rかな)に詰まると・・・「バシュッ!」横を駆け抜けるロッシの姿が!

ぬ、抜かれたぁ〜・・・僕もなんとかそのバイクをパスし、ロッシを追う。付かず離れず

の攻防は続く。どうも、ストレートと1コーナーでは差が詰まるが、他の区間、特に

立ち上りで負けている様だ。と言ってもなぁ・・・雨じゃアクセル怖くて開けらんないよぉ〜。更に周回を重ねると、各コーナーの突っ込み区間では差が詰まる。

まぁ、まにあっく6君の動き見ながら、ブレーキしてれば詰まるのは、当たり前なんだ

けどね(^_^;

でも後ろで走ってる僕にとっては、この時が一番楽しかった。なんかバトルしてるみたいで!そして1本目の走行はチェッカーフラッグを迎えた。ピットに戻るレインマスターの

ライダー達。15分の休憩中、しばし歓談。tomako☆嬢は、やはり無理を避けて

ストレートは140キロ程に抑えた様だ。でも、周りの集団は、100キロ近いスピード

差、つまり240キロ近くで抜いていっただろうから、かえって怖かったのではないだ

ろうか。(彼女は、2本目はキャンセル。やはり新車での無理は出来ない。2本目が

始まった後、彼女は、ピットロード逆走という伝説を残しつつ、サーキットを後にした)

 

〜魔の1コーナー〜

 2本目は、先導は1周だけで、そこからはFreeRun!まにあっく6君の後ろを

追いかける。ちょっと!1本目より速いぞ!とにかくコーナー立ち上りで差が付いてしまう。すげーじゃん!本当にサーキット初なの!?ここまでやるとは・・・・少しづつ

付いて行く差を、ストレートエンドで帳尻を合わせる。しかし、段々と最終コーナーでの差は開き始める・・・「しかし、1コーナー前はこっちが追いつくはず」事実、手前の

ブレーキング区間では、差は詰まる(後で聞いた話では、まにあっく6号は、段々

ブレーキがフェード気味になり、途中からテ応えの無いブレーキに苦労していたらしい。

それであの走りとは!)

まだ追いつくな!ロッシを照準に捉え、こちらもブレーキング・・・

「ズル」あ!瞬間フロント右に逃げた。マズイ・・・と思ったが、換えたばかりの

BT―020は持ち直してくれた。(さすがツーリングタイヤ!)しかし、状況はまだ好転

しない・・どうやら、アクセルを戻したつもりが、戻しきっていなかったまま、ブレーキ

をかけたのが原因らしい。今度はリアが滑る感覚・・・Rブレーキを掛けたり離したり

して、なんとか制御、1コーナーグラベルが迫る。「こりゃダメかな・・・ヘルパーちゃん

ゴメンね。帰りは自走は無理かもです」なんて事を頭で考えながら、コケるよりかは、

このままグラベルに突っ込む方がマシかな、という選択肢に辿り着く。諦めにも似た

感覚をまといながら、スピードが落ちるのを待つ。「な、なんとか曲がれるか!?」

一筋の光に、目線を1コーナー先へと移す。既にロッシは1コーナーを曲がりきろうと

していた。(外から見れば、対して滑っていたわけではないでしょうが、乗ってる本人は

大慌て、これは、ライダーである皆さんならお分かり頂けるでしょう)

この時点では、まだ追いつこうと努力していたが、すぐに意気消沈してしまった。さっき

の危機一髪のせいで、なんとなくタイヤが滑ってる気がして、どうにもアクセルを

開けられない・・・「さようなら、まにあっく6君。僕にはここが限界です」完全敗北

を悟り、自分の限界を知る。(後のビデオで検証した結果、僕とまにあっく6君との差は

最終的に20秒強まで広がっていた!)

もう、無理する事もないか・・・1コーナーでグラベルに突っ込んだZRXを見る。彼も

僕と同じ状態に陥ったのだろうか。

NSRの走り屋風の人が、1コーナー後の左コーナーで再スタートしようとしている。

無理しちゃったのかな・・・

猛スピードで駆け抜ける隼のオジサン。走行前は、タイヤウォーマーを使う程のバリバリ

本気モード!(多分レインタイヤ装着)。シケイン立ち上りで、すぐ横をもの凄い勢いで

抜かれる。「あの人、頭がイッちゃってるよ」。数周後、最終コーナー手前のS字にて、

隼は翼をもがれた・・・その姿は、隼と言うよりも、陸に打ち上げられた鯨に近い物が

ある。

テンションが下がり切った僕は、周りから置いていかれたせいもあってか、単独で走る

事が多くなってきた。ペースも上がらないが、それでも、ストレートを180キロ位の

スピードで走っていると、スパスパ抜かれていく。

こうなってくると、残り時間が非常に長く感じてくる。1周走る毎に、「まだ終わらんの

かな・・・」なんて事ばかり考える様になる。

ストレートにて、チェッカーを確認。今回の走行会の終了を合図するフラッグが振られる。

最後の一周をペースダウンして走る。シケインで、ポッキー姫他撮影隊の姿を確認する。

あのオレンジのカッパは、とりわけ目立っているわけで、走行中でも目視確認出来る。

ピットレーンに入り、テントへと戻る。既に、まにあっく6君は到着済。ブレーキの

鳴きが酷くなったのを気にしつつ、キーをOFFへ。とにかく無事に走り切った・・・

前回の雨よりも、なんだか妙に疲れた。しかし、まにあっく6君は元気そのもの!

Tomako☆嬢や、ちぃチャン達と談笑している。僕は、疲れのあまりかなり寡黙になって

いた。

雨の中来てくれたという事で、申し込み料のうち1000円がキャッシュバックされ、参加者と応援者にジュースが一本ずつ配られた。そして、全員で記念撮影。なぜかサイド

カーをメインに写真を撮る。(このサイドカー、エンジンはCBR900RRの物らしい)

 

〜そして伝説は・・・〜

帰りは、まにあっく6君達は、ちぃチャン達の先導もあって高速。のっぽ君、tomako☆嬢

、まっチュッ♪会長、ゴート&ヘルパーちゃんは下道を延々と帰る。富士の道の駅にて

一回休憩を入れ、それぞれの帰路につく。

今回の雨により、FISCO走行会については、3回走って2回雨。晴天率は.333。

プロ野球のリーディングヒッターを獲得する打率よりも低い様なヒット率。一体誰のせいだ!とは、これから先、走行会に申し込みをする度に話題にのぼる事だろう。

「雨男」まったくもって、有りがたく無い異名だ。特にツナギを着る、という行為に

対して語られる異名なだけに、非常に憂鬱な気分になる。だって、ツナギ着なきゃ、

走行会には出れないんですよ〜。今年の走行会は、FISCOについては、まだ3回程

ある。全てに申し込めば、一回位晴れる日もあるだろう。いや、その時に、本当の雨男

伝説は完成を向かえるのだろうか。「伝説は覆す為にあるのさ」まにあっく6君のメール

には、希望とも開き直りとも取れる様な文章が綴られていた。しかし、今回、もっとも

悔しい思いをしたのは、のっぽ君だろう。ツナギを着てカメラのシャッターを切る・・・

「こんなタイヤは、もう絶対に履きません!」後日、彼はこう語っている。普通の

スポーツタイヤであれば、走行も可能だったろうに・・・

 サーキット部では、既に次の走行会に向けての準備は始まっている。僕は、3万円

という誘惑に負けて、激安ツナギを手に入れた。のっぽ君は脊髄パッドを購入。

まにあっく6君は・・・ロッシ号プチ入院(苦笑)

さぁ、皆さんも、ツナギを手に入れて、みんなで走りに行きませんか?サーキットでは

まさに非日常的な世界が、待っています。遅いも速いも関係無し。アクセルをワイヤーの

限界まで捻れば、なにか違った人生を手に入れる事が出来るかもしれません。(間違っても

人生の終わりを手に入れる事の無い様、細心の注意を払いつつ・・・)無論、これは、

バイクの楽しみ方の氷山の一角であり、これが全てではありません。でも、一度は体験

してみては?

4月21日、そこに、晴天という希望が儚く散りつつも、サーキットに集いし、プチトマ

ツーリングクラブのメンバー+応援隊。そして、雨の中を無事走り切った、3人のバイク

乗りに敬意を表します(自分に敬意ってのも、何か変ですが・・・)

そして彼等はこう叫ぶだろう

「We are rain master!!!」(雨男って認めちゃったよ!(三村風))

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