ZRX1100改造レポート1

サイレンサー

ZRX1100を購入してしばらくすると 大抵はマフラーを交換する方がほとんどだと思います。

私も同じようにいろいろと雑誌やショップめぐりをしていろいろと研究しましたがなかなか

これぞというものに決めることができませんでした。それとやはり値段がとても高く いいなと

思うものは20万を越えてしまいます。それに安いもので妥協もできなく最近ではスリップオン

サイレンサーの交換でよしとしようかなどとおもうようになっていましたがこれがまたサイレンサー

のお値段が5万円。気晴らしするだけのものにしては高い感じがします。

ノーマルマフラーの外観はそれほどわるくないかんじはします。ただ音が小さいんです。

音さえもう少し大きかったら大金はたくこともありません。(馬力アップのためであれば

マフラー交換は必要)そして 音を大きくできるのかということをテーマにサイレンサーを

ばらせるかどうかじっくり観察することにしました。

 

サイレンサーをはずすことは簡単で化粧ナット4本をはずすだけです。

はずした方をのぞくと網の壁が見え、その向こうに一本の細いパイプが見えます。

排気側(出口)を除くとこれもまた細いパイプが一本見えるだけです。

しかし 双方のパイプはつながっておらずその間に広い空間があるようにもしくは

パイプがとぐろでも巻いているように感じます。

サイレンサーの外観を見ますとはずせそうなところはリベット止め(三点)をしているところ

だけです。思い切ってリベットをはずしてみることにしました。

リベットはアルミ製なので頭を全部削ってしまいます。(サンダー使用)本体に傷をつけないように

慎重に削ります。

削り終わったらリベットの軸をたたいて抜きます(残骸は本体の中に落ちます)

そして排気出口カバーをはずしにかかりますが ハンマーなどで軽くたたきながら少しずつ

ずらしながらはずしていきます。   あっ とれた。

ここから本題です 中身ぬきですが さきほどエキパイをつないでいたナットのねじ軸3本を

コンクリート地面などにコンコンコンをあてると徐々に中身が抜けていきます。  うんん〜〜〜いいぞ

すると外側のアルミの筒と中身に別れます。

中身の外側に巻いてある消音材(グラスウール)をきれいにはずします

やっとここでサイレンサーの構造が一望できます。

中は3つの部屋に分かれています。

簡単に話すとエキパイ側から1室2室3室とすると1室に入ったガスが3室に流れ次に2室に流れ2室より

外へ排出される。という流れになります。

とても長い通路を通らないとガスは排出とされません。

構造がわかったところで 改造に入ります。

改造個所は1室と2室の壁に穴を開ければ完了です。

(サイレンサーをぶった切る必要があるのでやるかやらないかはじっくり考えたほうがよい。

切るのは簡単で網状になっているのでニッパで切れます。)

(とりあえず直径4センチくらいの穴を2つ開けてみました。)

すると順序よく1 2 3室とガスが流れるようになり、

通路が短くなり早くガスが外に出ます。(排気効率がよくなったのでは!)

 

実際に作業を完了して テストしましたが、俳気音はノーマルの時より大きくなりました。

抜けすぎでもないのでエンジン性能もそれほど変わらず音に関しては車検も通りそうです。

作業時間は3時間

工具は サンダー(ベルトサンダー) リベット一式 その他一般的なもの

材料は 針金(グラスウールを巻くときに必要)

厚手のステンレステープ(切ったところをくっつける為)

 

以上です

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