NS250R NSの初号機です。
最近ではあまりみられなくなりましたね。
私はつい最近(1999.12)まで乗っていました。
ツーリングに行っても よく質問されました。
「これ、なんてバイクですか?」なんて感じです。
ベテランの方には懐かしがられました。
このバイクの特徴はHONDAがこれの前のバイクの失敗を(MVX250F)
挽回しようと一生懸命作ったバイクです。
エンジンは90度Vツイン シリンダー内にメッキをほどこし(NSメッキと言っていた)
(耐磨耗対策として用いられた技術らしい)
ATACバルブシステム(YAMAHAのYPVSの排気側可変バルブの反対側吸気側に可変バルブをつけたもの)で、
お互い低速のトルクを補うためにつけられていた。
そして オールアルミフレーム 前輪はその当時流行った16インチ
エンジンはとてもピーキーで扱いにくい 峠などでは 回転数が一端5000rpm以下になるとなかなかあがらない
仕方ないからハンクラを当てなければならない。
トルクがなくてパワーバンドが狭い その分パワーバンド内ではとんでもないダッシュ力がありました。
2サイクルは全般にいえますがクラッチから手が離せないくらいいつも変速しなければならず
ツーリング後半には左手握力がほとんどなくなり レバーを握るのが苦痛になりました。
しかしあの天国と地獄ほど差のある走りはじゃじゃ馬好きな人にはたまらないでしょうね。
わたしもその口なのでしょうか 付き合いがとても長かったです。
写真は 富士スピードウェイに4輪のレースを見に来た時のものです。
上の写真に女の子がいますが 彼女がCBX400F そして左にTZR250の友達
そしてNS250と3人できたときのものです。