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Cabin Talk Top

その3

〜 2007 The Berkley Old Time Music Convention 〜

 Brendanと大学通り(College Ave.)を帰っていく。早口でしゃべりまくられて、話の中身は半分もわからない。下手に相槌を打つと、向こうはわかってるものと思ってもっと喋る。Pardon ばっかりだった。
 RichはHoteに帰ったのかなと思いながらきれいな店やレストランの並ぶ道を歩く。来た時とは違う道だ。そして入ったのはインド料理。Rich やそのほか皆が待っていた。自分自身まだ現在の状況とこの後どうなるかがわからないから、なんだか借りてきた猫みたいな心境だった。

f: Dan Tanenbaum , g: Edwin Wilson, bj U.G

Jam 1

 階段に座って楽しいジャムが続く。今回始めてのジャムだ。途中で近所の人が通りかかり、その曲知ってるわという。Maxine が何故と訊くと、「あたしはテネシーの出身で、この曲はよく近所の人が弾いてたわよ。」だって。 やっぱり幼い時の記憶は残ってるものだ。
 一時間ほど経ったころ、一台の車がやってきた。一人は若い子でMary Jane,もう一人はCarolyn。Alizonaから10時間かけてやって来たという。この二人もMaxineのところに泊まるらしい。

Back Woods Band
Rounder 128
1980年

 Brendan の家に帰る。冷蔵庫とビールの在り処だけ確認して座っていると Dan がFiddleを持って、一緒に弾こうと誘ってくれる。玄関の外階段に腰掛ける。Edwin がGuitarを持ってくる。
Dan Tanenbaum;Seattleから来たMusician。最近は Dram County でGuitar。Banjoの Molly Tanenbaumは姉。物静かな、いい男。
Edwin Wilson;Alabamaから来たGuitar & Banjo Uke Player。このあとずっと一緒だった。

Tolly Tollefson , Rich Hartness

手前左 Molly Tanenbaum
   右 Dan Tanenbaum

f Susie Thompson
f Claudio Buchwald
bj Mac Benford
g Eric Thompson
bs Joe Fallon

Jam 2

Brendan Doyle

Back Woods Banjo
Rounder 0115

 Erickって誰? これが凄かった。このFest.の主催者 Susie Thompson の夫のErick Thompsonのことだった。彼は Alan Senauke と長年の盟友で Blue Frame String Band を一緒にやってた人だ。U.Gにとってもっと重要なのは、それ以前1970年代終盤にMac BenfordがHigh Woods String Bandを再現したくて結成したBack Woods Bandに夫(g)妻(f)でメンバーだった人だ。旅の前に予習はして行ったのだが、こういう人たちが突然だが何気なく現れるというのは、我々日本人にとっては刺激が強すぎるよなー。
 後で聞いたが、Alan にU.Gを紹介してくれたのもEric夫妻だったそうだ。

 ジャムが終わり、少しするとにわかに皆が動き出した。こういうとき焦るなぁ。何が起こったんだかさっぱりわからない。Colinが「Erickの家に行くけど来るかい?」と言う。Rich や Brendan 達は別室にこもって今夜の練習中だ。ここで置いていかれるとどうなるかわからないので慌てて Yes と言ってついていく。
*Colin Harris;Seattleから来た。Drum County のFiddler。西海岸注目の若手。

f: Dan Tanenbaum , g: Edwin Wilson, bj U.G

 でも食べ終わるころには状況もわかってきた。結局ここに居る連中は全員 Brendan宅に泊まっているわけで、そこがベースキャンプというわけだ。U.Gだけがちょっと違うところで寝泊りしてるってことだな。とにかくこの人たちと一緒に居たい、と思った。

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左 Eric Thompson
1979年

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Brendan & Maxine 's