ゲームの導入前の注意点(WIN系をもとに書いてあります)2002年3月現在

 ゲームだけでなくコンピューター上で走らせるアプリケーションを導入(インストール)する前に注意点がいくつかあります。その代表的なものがアプリケーション毎の動作環境をチェックすることです。これは「この環境(性能)を満たしているコンピューターでないとこのアプリは動きませんよ」というものです。これにはいくつかの項目があります。

 まずはCPU。コンピューターの頭脳にあたる部分です。CPUには大きく分けてIntel系とAMD系がありますが、Intel系が市場のほとんどを占めています。Intel系はさらにPentium系とCerelon系に分かれますが、Cerelon系はPentium系の廉価版と考えればよいでしょう。あとは動作周波数だけです。現在はPentium 4で2G超のものがありますが、どんなに重いゲームでもここまでのスペックを求めてくるものはありませんのでご安心を。最近でも1Gから1.2Gあれば最新ゲームでも比較的快適にプレイできます。

 次はメモリです。単純に数の大きいものほど良いと思ってください(実際はもっと複雑ですが)。現在だと128MBが標準だと思ってください。256MBあれば余裕です。ちなみにWIN 9X系(Windows 95, 98, 98SE)では512MBまでしかOSが認識しないのでそれ以上積んでも無駄です(笑)

 さて次は一番大事なビデオカード。グラフィックカード、グラフィックボードとも呼ばれますが同意語です。これにはいろいろ種類がありますのでゲームの動作確認済みチップセットの欄を参照してください。ただ今はやはりNvidia社のGeforceシリーズがデフォルト的扱いを受けています。現在はGeforce 4が最強のビデオチップですが、Geforce 2以上あればなんとかなると思います。

 最後は忘れてはいけないDirect X。ゲームなどを動かす為に使われるツールみたいなもんだと思ってください。現在のバージョンはDirect X8.1です。バージョンアップは無料でできますし、大体はゲームに付随してくるので心配はありません。ただビデオカードやサウンドカードがこれに対応してない場合があるので、その場合はカードのドライバ(OSと周辺機器間でデータのやり取りをするためのツール)をアップデートしなければなりません。これは多少面倒なので専門書や雑誌を参考にしてください。ちなみにドライバも無料で手に入ります。

 補足として書いておきますが、Windows 95は最近のゲームでサポートされないことが多くなってきました。またハードディスクの空き容量の問題もありますが、最近のPCは無駄なくらいにハードがいっぱいあるので問題ないでしょう。10Gもあれば余裕です。

 じゃあどうやって自分のPCのスペックを知るのか?普通は買ったときについてきたマニュアルに書いてあるのですが、それすらなくしてしまった場合は[スタート],[プログラム],[アクセサリ],[システムツール],[システム情報]の順番で開いていくと大体のスペックは見ることが出来ます。Direct X関係、CPUにかんしてはシステム情報のツールからDirect X診断を選ぶと全てのスペックを見ることが出来ます。

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