1047「浜松と名古屋は変わった!」(222日(水)晴れ23日(木)雨のち晴れ24日(金)晴れ)

 

一足お先に春をenjoyと、名古屋と浜松に旅行した。

観光地でもない旅行地を考えたのは、同行するガールフレンドAさんの希望であった。

名古屋は、随分変わってしまった。駅前に50階もあるビルがにょきにょきと立ち、行き交う人も外人が目立ち、すっかり国際都市の雰囲気。その一つの駅の上にあるホテルに泊まった。出発の朝、二階から外に出ると通勤客の群れに流されそうになるほどであった。

天気予報が二日目は雨になると伝えていた。

それ故、初日に行きたいところは行っておこう、と考えた。

徳川美術館。徳川御三家のひとつ、尾張徳川家が明治も近くなってから開館した。国宝源氏物語絵巻を収蔵することで有名。御姫様たちが嫁入り道具として持ち込んだひな人形が展示されていた。庭にはわら衣に包まれたボタンがきれいな花を咲かせていた。肝心の絵巻は写真展示だけであった。大学を卒業するころ、企業実習で名古屋に2週間ほどいた。その時、絵巻はガラスケースの中に無造作に置かれていたのだが・・・・・。

名古屋城もその時に来たから、私にとっては2度目。遠くから見るとなかなか見栄えのする城と改めて感心。家康のころ作られたが、太平洋戦争で焼夷弾を受け焼失、その後復元された。しかしこの城を有名にしているのは金の鯱(しゃちほこ)。ウイキペデイアによれば、当初は200s以上の金が使われていたが、今のものは88s位使われている。今、kg500万円近いから4億円か、などと品格のない私は考える。鱗がしばしば盗難にあった、とも伝えている。誰でもが、考えるように天守閣に登ってみた。駅前のにょきにょきがよく見えた。

初日最後はノリタケの森。ノリタケの前身日本陶器合名会社は、1904年森村市左衛門によって建てられた。そのノリタケの跡地に公園、レストラン、ミューゼアムなどの複合施設として2001年にオープンした。ノリタケ陶器の展示や記念に残された六本煙突などが印象に残る。しかし私の一番興味を引いたのはセラボという展示。食器作りで養ったノリタケのコアテクノロジーをベースに開発された技術や製品が、遊びながら垣間見られるようになっている。セラミックマテリアル技術、工業機材技術、電子表示技術等々。Aが「ウエッジウッドとノリタケとどちらが凄いのかしら。」。「食器は似たようなものだろうよ。しかしそこからいろいろな技術を発展させたところは、こちらの方がずっとすごい。」と知ったような蘊蓄をたれた。

二日目浜松。実は浜松も会社に勤めていたころ、何度かきた事があるが、大きく変わってしまった。東海道で東京、大阪、名古屋、横浜に次ぐ国際都市になってしまったようだ。2009年にオープンした駅に隣接するアクトシテイ浜松、地上45階、地下2階、静岡で一番高いビルは、その象徴のように見える。楽器博物館はそのDゾーンにある。

入ると山と並んだいろいろな種類のバンジョーがお出迎え。世界各地からのいろいろな楽器が展示され、ヘッドフォンをあてるとその楽器を使った音楽が流れてくる。「どんな民族でも楽器は考えるものなのね。」その通りと感じる。生きる喜びの一つに音があるということなのだろうか。楽器を体験できるコーナーがあり、楽しく時間が過ごせる。チェンバーオルガンの実演もあった。パイプオルガンのもとになったような楽器だ。

お宿は舘山寺温泉。送迎バスがある。

ホテルウエルシーズン浜名湖。客室120余り、温泉地のあたりまえのようなホテルに見えるが、地域密着を戦略に打ち出しているところが面白いと思った。ホテル客専用の風呂とは別に一般客歓迎の大浴場がある。露店風呂を二つも添えたゾーンに加え、男女兼用のジャグジーなど町のスパの様な雰囲気のゾーンもある。宿泊客以外にもたくさん来てもらって、ついでにバイキングランチも楽しんでもらおう、と言う寸法。道路を挟んで向かいがパルパルというジェットコースターなど備えた遊園地になっている。シーズンになればそちらの流れ客も期待するのだろうか。

舘山寺に詣でる。曹洞宗のお寺。海に突き出た背後の小山が散策コースになっており、空海が修業したところだの、西行法師が座禅を組んだところ、縁結び地蔵、海をながめる大きな立ち姿の聖観音などが楽しめる。

最後の日は、遊覧船に乗って浜名湖遊覧。淡水湖であったが1498年の地震と津波により、今切(いまぎれ)というところが決壊し、汽水湖になった。今切の渡しは東西の交通の難所として広く知られたが、現在は鉄橋や道路なども通り、安全に往来できるようになっている。また江戸時代は新居の関所があり、入鉄砲、出女を厳しく管理していたという。対岸の瀬戸まで行き、戻るだけの1時間コース、のんびりと楽しんだ。旅のしめは、もちろん少々お高くなったがウナギ、ひつまぶしはうまかった。2時ころ浜松に出て、さらに時間があると中田島砂丘まで楽しんで帰路についた。

 

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