1078「夜来香と中国の歌」(6月21日(木)晴れ)
二週に一度受ける中国語の授業で一緒の女性は、なかなかよく中国語ができる。発音がいい。別の男の話で「一か月ほど中国に語学留学して、急に中国語がうまくなった。」という。なかなか強気でいつも圧倒される。その彼女が「中国語の歌が歌えればいいわね。」と言い出した。彼女は二胡を練習し、その関係で中国の歌を少し知っているらしい。いつの間にかその話が先生にも飛び火し
「上級クラスでは「夜来香」を唄っている。次にこのクラスでも練習しよう。」ということになった。私としては大変である。何しろ、音程ダメ、リズムダメ、中国語の発音ダメの三拍子そろった私。
しかし幸いなことに1年ほど前に北国の春が歌えないかと買った中国の歌の本があった。
呉越華「CD付覚えておきたい中国語の歌」で夜来香、北国の春、何日君再来など歌詞、楽譜14曲が掲載され、CDには作者の高い声での歌唱がついている。
YOUTUBEを調べると有名な曲のせいか、李香蘭(山口淑子)、テレサ・テンはじめ多くの歌手が歌っている。カラオケもある。そこで見よう見まねの練習をはじめる。
歌手や唄い方がそれぞれ少しづつ違うが、カラオケボックスに行ったところ、収録されているのものはテレサ・テンの中国語版のみであった。これを標準と考えることにした。
それにしても中国人はどうしてこう口が回るのか、雀の子孫じゃないか、くらいに考えたほど早口の出だし。ナナンフェンチュイライチンリャンが言えるまで相当苦労!!
しかしこの歌は全体を二度繰り返し、あまり長くないからなんとなく言葉にはついてゆけるようになった。カラオケボックスいきなり採点で歌ったところ80点が出た。もっとも中国語の発音をチェックするわけではないし、相当外れていても大きな声で歌えばそのくらいの点は出るものらしいが・・・・・。
気が付いたこと。テレサ・テンは中国名denglijun(タンリーチン)、カラオケボックスの歌詞は台湾の繁体字で表記している。一方インターネットは大陸の簡体字。兒=儿、這=这、著=着、夢=梦など注意する必要がある。
授業は予想通りだった。少し動詞を繰り返す言い方など勉強した後これになった。それなりに自信をもってついてゆくことができた。
先生は実は上級クラスではこちらの歌も練習していると聞いたことのない歌を流した。李春波という人の「一封家书」(书は書で中国の簡体字、家への一通の手紙というほどの意味でイーフォンチャーシュウというように読む)という歌で広東に出稼ぎに出た若者が田舎の両親に送った手紙をそのまま歌にしている。大きな声で明瞭に歌うから少しわかった。後で先生が1フレーズごとに解説してくれた。
次回にもう一度聞かせるというから今度は録音しておこうと思う。
終わってお茶。Ji、qi、xi、zhi、chi、shi、zi、ci、siの区別など参考になる話が多かったが、呉越華の本を見て「こんどはこれを参考にしよう。次の会、CDを持ってきて。」と言い出す。また新人の爺さんは「中国語で「昴」が歌いたい。」などとも言っている。・・・中国語歌謡教室にでもなりそうな雰囲気。
追加事項:ウイキペデイアによれば
「本作は黎錦光が作詞作曲し、1944年に李香蘭の歌唱により上海の百代唱片公司から発売された中国の歌謡曲。全中国にヒットした。やがて新中国建国の後は、国情とは合わず廃れてしまったものの、何十年もの長い時間を経て、夜来香の甘い香りに寄せた情緒纏綿としたこの歌は、テレサ・テンの歌声で復活した。「何日君再来」等と共に、中国政府により、禁止された時代もあったが、現在では解禁され、今や全世界の中国人に好んで歌われるチャイナ・メロディーの代表曲となっている。日本で歌った歌手は、渡辺はま子、胡美芳などがいるが、最も有名なものは李香蘭が日本に帰国後、1950年、山口淑子の名前で吹き込んだ日本語版(ビクターレコード)である。」
夜来香は、何となく白い大輪の花のように想像していたが、ウイキペデイアで調べるとキョウチクトウの一種で黄色い五弁の星形の花であった。ただし似たものに夜香木というのがある。これは「西インド諸島原産。ふつう、温室栽培される。葉っぱは楕円形で先端はとがる。夏から秋にかけて、白い筒状の花が咲く。花は夜、芳香を出す。これが名前の由来。秋、白い実がなる。近縁種で、葉っぱが少しブ厚い、「厚葉夜香木」 という種類もある。」写真は朝鮮アサガオかラッパ水仙みたいな花で、種類により色も違うようだ。そしてこれを中国南部では夜来香と呼ぶともあった。歌の夜来香はどちらなのだろうと、サイトを調べてみたがよくわからなかった。
また「一封家书」の歌詞を知りたいとインターネットで調べたところ、歌手もあったし、ギター片手に歌っている者も出てきた。少しこれらを手本に練習してみたい。それにしても随分国際的になったもの、簡体字で入力してYAHOOが検索できるなんてことをはじめて発見。カラオケボックスで出てくるか否かは確かめていない。
註 ご意見をお待ちしています。
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読者から次のようなメールをいただきました。
イエライシャン とは懐かしいですね。
中国人は日本人より舌がよくまわります。そうでないと
ラオシーも
結婚式の儀式の中で
小生が昔勉強したときに
中国語のレッスンの前に舌の練習を兼ねて、師匠と
そうしたら師匠の中国小姐はいいました。それじゃもう少し月謝を
この小姐と日本語でしゃれた会話をするのが楽しみでした。