1081「「健康常識」はウソだらけ(奥村康)」(7月4日(水)晴れ)
幸いなことに「お元気ですね、若さを保つために何かされてますか。」とときどき聞かれる。
そんな時私は「苦労しないことにしているからですよ。」
さらに詳しい話になると
「運動は、ラジオ体操に毎日行っています。」
「ぼけないように、ブログを書き続けています。」
「妻は亡くなりましたが、ガールフレンドがいます。」
「仲間作りはしています。カラオケや山歩きなど同期の集まりに参加する一方、忘年会をしたいので数人あるいは1対1の仲間作りを心がけています。」
「車を使わず、できるだけ歩くことをモットーにし、炊事洗濯庭の手入れなどできることは自分でやるようにしています。」
「夜遊びはしません。目が早くて毎日4時に起きてしまいます。そのため、夜は早いのです。」
「体重は気にしています。170センチ65キロくらいを標準に考えています。」
「人間ドック、歯医者、前立腺癌と緑内障のチェックを定期的に行っています。」
などと答える。前立腺癌と緑内障は人間ドックで指摘されたのだが、幸いなことに「良いようだから半年に1回くらいのチェックでよい。」と言われている。
そしてむやみに医者に掛からない方がいいのではないか、と考えている。
書店でこの本を見つけたとき、ほぼ私の考えていることと同じようなことが書いてある、と感じた。
著者は1942年生まれ、私とほぼ同年齢で順天堂大学教授、サプレッサーT細胞・・・・よくわからぬがその発見者でなかなかの人のようだ。
著者はリンパ球の中のNK細胞が重要である、これが私たちの体にできる異形細胞をやっつけてくれる、元気であればがん細胞だって増殖することはない、とする。しかしこの細胞は、加齢やネガテイブなストレスの時に大きく下がる。それ故に特に50台を過ぎたら、活性化する生活をすることが大切だ、と説く。それから主として導き出される結論のいくつかを記述する。
*全部自分のせいにして内にこもるタイプが一番早死。人のせいにした切り替えたりくらいの楽観的な人が長生きする。
*糖尿の検査数値は、六十台まではきちんと見ていた方がいい。七十歳以上になったら血糖値は気にする必要はない。前立腺がんの手術はやってもやらなくても寿命に変わりはない。
*年齢を重ねれば重ねるほど、手術をしてもしなくても余命は変わらない。がん検診は七十歳すぎたらまずやる必要はない。
*抗がん剤は免疫力を弱めるので使わぬ方がいい。
*風邪とインフルエンザは完全に違う病気。後者は死ぬ危険性もあるのでワクチンはお勧めだが効かない場合もある。
*コレステロール値は、低いと癌になる確率が高く、脳卒中なども含めて病気になる確率が高い。総コレステロール値300mg/dl以下ならほっておいていい。悪玉コレステロールも重要な役割を果たしていると考えよ。
*血圧は180以下なら気にする必要はない。むしろ下が100-110以上ある場合の方が要注意。
*40歳時点で太り気味の人の方が長寿。日本人の寿命が延びたのはバラエテイにとんだ食事をとるようになったことだ。タンパク質は、魚に限る必要はなく肉もいい。ダイエットも粗食も体に悪い。
*老人のほとんどは、服用している薬を中止すると体調がよくなる。
*運動、食事、頭を使うと言った三つの生活習慣が大切。ただし運動のし過ぎは身体に悪い。体育会系は寿命が長いとは限らない。
*単に長生きするだけなら方法はある。冬眠状態にすればいい。動物は無制限に食べようとする。ラットを折にいれ、餌をコントロールすると長生きする。人間らしい生き方をすることが重要だ。しかしアンチエイジング、例えば性ホルモンなどで若返ることは可能であるが長生きできない、それどころか短命になる危険がある。
*男性の場合は、高齢になるほど身近に女性がいることが大切。
*脳の刺激になるのは男性にとっては女性に対する興味、そしてお金と権力に対する執着である。
国会議員は歳をとっても皆元気である。
・・・・私の生活習慣は、大体あっているのかもしれない。しかし本当に癌などと診断された場合、この書のように腹をくくれるか、どうか?
*通信1063参照
註 ご意見をお待ちしています。
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