1102「尖閣諸島問題を日本人としてどう考えるか」(9月16日(日)曇り)
喫茶店で聞いた隣の男の会話。「尖閣列島にオスプレイの発着基地を作ればいい。」どうであろうか。尖閣諸島を国が購入したところ、中国で俄に反日デモが盛んになった。今後の情勢は分からない。以下4通のメールは友人のAさんのもの。意見に賛成、反対は別として、この問題を考える上で役に立つと思う。Aさんの了解を得たので、そのまま掲げてみたい。(一部編集)
(メール1)
実質的な次の総理を決めるという自民党の総裁選がはじまるが、どの人間なら、尖閣について腹を決めて対応できるのか不明。仮に、中国が民兵を送り込んで占領したときに、間髪をいれず自衛隊に出動を命じて奪還させるのか、本格的な戦闘になるのも辞さず、すぐ迷わず命令できるか。そうなるとどれもこれもたよりない。
有力な石原候補などは「攻めてこない」と言いきつている。というのはその場合の対応がないと言うこと。親父とはちがうのですね。そのときに対応して自衛隊が勝つか負けるかはべつとして、軍隊はそのためにある。米国がどう出るかも確認できる。
仮に自衛隊が負けて、米国も動かず、武力占領されたままになっても、国民の目が覚めれば、国家100年の大計にはプラスになろう。現代の蒙古帝国に対するにはこれしかない。
原発をやめて化石燃料に頼ることになった場合に、フィリピン付近を跳梁する中国海軍にシーレーンをおびやかされる。これが守りきれなければ、日本はエネルギー的に餓死する。そうなったときに尖閣を割譲して、更に沖縄を割譲して許しを請うという外交になつてしまうのではないか。(中略)
それにしても民主党の尖閣国有化というのはなんだったんだろうか。
(メール2)
(前略)(中国のデモは)いくら政府がけしかけたとはいえ、人民の90パーセントが出兵賛成との意見みたいですね。いよいよ、我が国がどうするか正念場ですね。武力占領されて、周りをうろうろして「でていってください」の連呼では問題は解決しませんね。
国連も世界の世論も役に立たないことはフィリピンの奪われた領土問題が証明してますね。新内閣は初仕事は局地戦ですか。戦後何十年養ってきた自衛隊がどの程度の実力があるのか、これでよいのか、試すときが迫ってますね。ついでにミサイル防衛網のテストも出来るかもしれませんね。
これは、我が国首相に腹の座った人が決まり、それでも中国が挑発を繰り返す時のシナリオですが、占領されたら即座に自衛隊に奪還を命令できる人の場合のシナリオです。(中略)
デモについて、中国で大騒ぎしている連中はガスヌキが終われば沈静化するでしょう。今月中くらいに向こうの政府が押さえ込むでしょう。後、周期的に騒ぎを起こしますが。そして、相変わらず、領海侵犯を続けて、しつこく、かき回し続ける。でも本格的には攻めてこない。矢張り米国の挙動が読みきれないから。そして我が国はといえば、ろくでもないのが総理になり、実際は国会で不毛な議論のみに終始して、いずれ領土を失うというのが結論でしょうか。
(メール3)
尖閣も南沙諸島も資源の宝庫ですね。南沙に一番先に目をつけたのは戦前の我が国です。体質は今の蒙古帝国と同じでした。とにかく南沙諸島は従来から資源の宝庫と言われていました。戦争はこの資源を抑えてからとのことで大日本帝国は開戦直後にここを占領しました。でも油は得てもシーレーンが守りきれなかったようです。
今は中国が強奪しようと狙っています。しかしフィリピンは日本と違い近づく中国船を銃撃しますので、中国もひるんで居るとのことです。本格大規模戦闘になれば米軍も参加するでしょうから、そこまでやれないのですね。
(中略)それはそれとして、米国、フィリピン、日本が協力して中国の横暴を防ぐために共同軍事演習はやっているようですし、フィリピンは自衛隊にも基地を貸す用意があるようですね。(後略)
(最新のメール)
蒙古帝国は国内での反日活動を沈静化しようとしています。
これは予定の行動なのです。一週間くらいすき放題にやらせてガス抜きをして、半日が政府批判に変わるのを手前で防ぐためそこで沈静化させるのです。もともと政府がけしかけたのですから沈静化させるのは容易です。
しかし領土侵略はあきらめたわけではなく、作戦を長期に切り替えただけです。
船舶による領海侵犯の日常化
対米接近して、日米分離を狙う。
すきあらば、言いがかりをつけて漁船や民兵をおくりこむ
既成事実を作って、軍事占領に持ち込む
今性急に事を起こしても米国の出方が今ひとつ読みきれない、
だから準備期間をもう少し必要とするということでしかありません。
ということですから
わが国としては、反日が沈静化したから一安心とか、戦略的互恵関係の維持発展の名の元に中国を利する行為は慎むべきです。
この機を逸せず、すみやかに港湾施設を作り、できれば自衛隊の駐留をさせるべきです。今戦っては分が悪いと相手が判断したのだから戦いを避ける必要は何もない、ここが正念場だと思います。
非常に過激に思える意見ですが、これ以外領土保全の道はありません。
尚法整備をして領海侵犯には武器使用可能とすべきです。
劣勢なフィリピンやパラオの海軍が中国を追い払いつつあるのは、この毅然たる
態度以外はないと思います。
・・・・(補足)友人のAさんは以前のメールで以下のようなことも書いています。
(1)インターネットの書き込み、韓国では「独島は韓国の領土だが、尖閣は日本の領土だ」。中国では「尖閣は中国領土だが、竹島が韓国に所属したことは歴史上ない。」と主張しているとか。
(2)フィリピンは以前あった米軍基地を閉鎖しましたね。その後の歴史です。
1992年 米軍がフィリピンから撤退
1992年 中国が「領海法」制定により南沙諸島、西沙諸島の領有を宣言(南沙諸島問題)
1995年 歴史的にフィリピンが領有してきたミスチーフ環礁を中国が占領(ミスチーフ環礁事件)
1997年 フィリピンが歴史的に領有してきたスカーボロ環礁に、中国が領有権を主張(スカーボロ環礁問題) そして2002年からテロ対策の名目でまたフィリピンに米軍が、駐留しているようですね。中国がフィリピンには手出しして、我が国には手出ししないという保証が無いのです。
註 ご意見をお待ちしています。
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