1170「小市民的に分散投資」(5月30日(木)曇り
私は投資が下手くそである。
財務諸表を注意してみればいいのだが見ていない。株が下がり始めておかしいと気付き、あわてて投資情報を見ると、ひどい決算が発表されていたりする。しかもお調子者だから株価が高い時に買いたくなり、落ちてくると関心がなくなってくる。東京電力など福島原発の後そんなに下がるわけがない、と買ったが大失敗だった。買った株でつぶれた会社も多い。ホリエモンでやられた一人。悔しいから友人がJAL株で大損したのを密かに喜んだりする。
私は臆病である。小心者である。
Burn the last bridgeという言葉を聞いたことがある。負けたときに退却すべき橋を燃やしてしまう。これによって決心がつき前に進むことができるものだ。その通りだが私にはできぬ。このアベノミクスの起こる前に証券会社から某証券会社の株を買え、と言われた。「今度は大きく1万株単位で・。・・・」と言われたが買ったのは1000株.利益も知れていた。
知り合いで信用をやっているものがいる。私の投資スタンスを見て「信用なら持っている財産の10倍かけられる。儲けられる。」という者がいるが怖い、怖い・・・・。もっともあるとき聞いてみると件の男は「なに、こちらだって怖いから財産の1割程度回しているだけさ。」
その上、私はオヒトヨシである。
性善説である。投資信託を買って損をした。最初は年間5%以上の利潤を生む、が歌い文句だったが、利子どころか財産がどんどん減ってゆく。しかし最近になってアベノミクス、証券会社は「プラスになりました。」と胸を張って報告する。でも初期投資金額に戻っただけ、5%以上の利息はどこへ行った・・・・。そんな私は、彼等は決して顧客を騙そうとして客の債権を勧めたのではない。結果として損をさせることになったが
① 為替が大きく変動し円が上昇した。
② 顧客を増やそうと無理な配当をした。いづれ良い時代が来れば挽回できると信じて。
③ 時代の変化への対応が十分できなかった。
等分析し、また少し投資したりする。
さて本題、株式市場が大きく揺れている。
今日も大暴落で、ついに13600円くらいになった。
23日の終値が15600円であったから、あっという間に1割3分。
1ドルも一時103円まで行った物が100円台にまで円高に振れている。
しかもまだこの相場が続きそうだという。
しかし私は思うのである。それでも民主党政権の時と比べれば、様変わりではないか。
そして円安、株高基調は揺るぐことはない・・・・・。混乱を乗り越えればまた株高に向かうのではないか。
私は自分のわずかな財産を日本円、外貨建て投信、株に分けている。
円安、株高基調は昨年11月半ばに民主党政権が解散総選挙を決めたことから始まったように思う。
すぐに自民党政権誕生を期待して円安株高に進み、さらに総選挙で自民党が大勝する、安倍政権は日銀総裁に財政積極派の黒田氏を起用するなどするにつれて大きく進展した。
国際社会が日本の積極財政を支持していることも大きな要因になった。
また欧州不安が一服し、米国景気が上向いてきたことも大きな後押しになっているようだ。
是を単純に考えると
昨年11月17日、日経平均は9024円、1ドル82.05円であった。
この5月23日、日経平均は15627円、1ドル103.1円であった。
そして昨日、まだデータが出ていないが日経平均は13600円、1ドル100.5円
ある人間が日本円をx、外国通貨建て債券をy、株式をzの割合で持っていたとする。
ざっくり、外国通貨建て債券はドルに、株式は日経平均に比例するとする。
するとこの人の財産は
バブル前 x+y+z、 5月23日 x+1.25y+1.73z
そして昨日は x+1.22y+1.50z
信用取引で身の丈以上の取引をしているものは別にして、下がりも驚くほどではないように思う。分散投資の重要さを痛感している。
全部株式で所有していれば15%の下落だが、均等につまりx=y=zで持っていれば5%程度の下げにとどまっているはずである。
しかしこんなことを考える私は大儲けはできそうにないなあ。みなさんの場合はいかがですか。
註 ご意見をお待ちしています。
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