1191「韓国論」(8月19日(月)晴れ)
韓国についての新書を2冊読んだ。
「歪みの国・韓国」 金慶珠 祥伝社新書
「悪韓論」 室谷克実 新潮新書
前者はテレビで人気があるという韓国美人学者。梨花女子大学社会学科卒業、東京大学大学院総合文化研究所博士課程修了、専門はコミュニケーション論とある。
竹島問題、従軍慰安婦問題など日韓両国の対立が深まり、それぞれの国民が相手にあまり良い感情を抱いていない中、両国のメデイアで活躍している。それ故本書は、日本人向けであり、非難に弁明し、日本人の韓国に対する理解を深めてもらおう、という考えで書かれたようだ。
後者は1949年東京生まれ、慶応義塾大学法学部出身、時事通信社に入社し、ソウル特派員などを歴任した。2009年に定年退社し、評論家か活動に入っている。かなり悪意に満ちて書かれ、日本人の韓国嫌いをあおっているようにも見える。
前者で著者は書いた目的を「日本の韓国情報のあり方から、韓国と言う国が歪んで見える原因を探ってみたいと思います。キーワードはフレームとステレオタイプです。」
従来あった韓国蔑視の見方は全体的には韓国の発展に伴って解消してきている。しかしわずか20年ほど前からの現象であり、韓国サイドから見ればまだまだそれを感じる。日本モデル論からすでに完全に脱却し新たな模索を始めている韓国の現実を見てほしい、と言うのである。
「日本が右傾化してる」と言うのはステレオタイプ化した見方である。そしてそういわれた日本人はひどいと感じる。しかし「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」は分かりやすくて人気があるが、わかりやすくするために二者択一的に議論を割り切っている。「ビートたけしのTVタックル」は逆に「過激なバトル」という設定があり、」極論に走りやすい。しかし真実はそのような見方では見えないもっと複雑なものではないのか。
韓国が民主的な政治体制をようやく確立し、成長を始めたのは80年代初めである。それからの急速成長。それゆえに歪みが大きい、とする。室谷氏の書とあわせて書くと・・・・。
その歪みを象徴する言葉が「38度線、45定、56盗」。38歳で肩たたきに合う、45歳で定年を迎える、56歳でまだ会社にいるのは皆の迷惑になるので泥棒だ、と言う意味である。
韓国には李王朝時代から両班を筆頭とし奴婢、白丁を最下層とする身分制度があった。両班は主として事務職に就き、農業、手工業などは奴婢の仕事であった。現代の若者は現代版の両班を目指すようで、その結果物を作ることを低く見るというのだ。その結果部品産業が育っていない。一方でその場の結果だけが良ければいい、という考え方が根強い。これがたとえば現在原子力発電所で多くの規格通りの部品が使われておらず、その対策に追われるなどの問題を引き起こしている。
若者は一度たとえばサムスン電気のような会社に入れば別だが、そのような人はごく一部で失業率は高い。また「38度線、45定、56盗」で追い出される人も多い。一方で会社による福祉の概念が低く、レベルも低い。厚生年金なども日本にくらべずっと遅れている。まだまだ低福祉低負担の社会である。その結果孤独老人の自殺率が非常に高い。
教育の影響もあって「ウリナラ」意識だけはひどく高い。一度言い出したことは嘘に嘘を重ねてでも真実と主張する。詐欺や訴訟が非常に高い国である。儲かれば何でもいい、手段は問わぬ、と言う傾向も強い。慰安婦問題、売春天国などはその一例であろうか。実をいうと韓国は統計でとらえられた数字は必ずしも格差が高かったり、貧困率が高いわけではない。しかし政財官の癒着等を通して成功している。その不公平感が国民の間に渦巻いている等々。韓国のことを考える時、数十年前の日本、或いはひどくアメリカ的なものの混在している国と感じた。
最後に現在の朴槿恵(パクウネ)大統領について述べているところが興味を引いた。彼女は韓国初の女性大統領であるとともに朴正煕大統領の娘であるという事を認識しなければいけない。還暦は過ぎているが結婚歴や出産歴がない。しかし「独り身の大統領」の誕生こそが、身内や側近の不正によって繰り返されてきた歴代大統領の不名誉な最後に終わりを告げるものと期待されている。朴正煕大統領の評価は二つに分かれているところに特徴がある。一つには「奇跡の経済発展」をもたらした救国の英雄。そのために日韓基本条約を早期に妥結し、日本からの多額の援助を引き出した。それ故非常に親日。一方で「維新憲法」なるものを成立させ完全な独裁体制を引き多くの恨みを買った。朴槿恵は幼いころから大統領官邸暮らしであったが、1974年の光復節で母、次いで79年に側近の銃弾により父を失った。その後彼女は隠遁生活を送っていたが、1998年になって政界復帰を果たした。こんな経歴であるからいつ親日的とのレッテルを貼られるかもしれない、というところを一番危惧し対日強硬姿勢を貫かざるを得ない様なのだ。
みなさんは、感情論を抜きにしてこのような隣国に日本としてどう対処したらよいと考えますか。
註 ご意見をお待ちしています。
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読者のメール
A氏
生意気に千年恨なる言葉をつくりだしている。日本に対する恨みは1000年も続くというのだ。でも700年前に
蒙古のお先棒を担いで我が国に攻めてきたことはわすれている。中国の属国だった時に美女を毎年献上
してしまったので、美人の遺伝子がなくなって、男女の比率もくずれ、狭い範囲での婚姻を繰り替えてきたので
遺伝学上奇形を生みやすくなっている劣等民族との中傷もある。
何かの時のヒステリックな起こり方はこの遺伝子によるものとされる。東電のときの怒り方をみるにつけ
例の菅にもその血があるのではないかと疑ったりしたものだ。
小生もビジネスで韓国に行ったときに、雑談したときに北のほうが美人が多いと聞きますと余分なことを言った。
すると相手は涼しい顔で南のほうは秀吉に略奪されたからだと切り替えしてきたのです。
要するにこんな民族ですよ。小泉方式で相手にせず、放置するのが最善とおもいます。口では大切な隣国だから
友好的にしたいといいながら無視する。それが政治というものだと思います。対中国も同じです。
これは極論ですが、たぶん永久に友好などあり得ない相手とおもいます。
新井白石の文書に朝鮮使節に対しては粗末な食器を用いるようにと指示したはなしがあります。
これは国賓の朝鮮通信使が立派な食器だと盗んでゆくからとのことだそうです。
この話は 新井白石 朝鮮通信使 のキーワードで検索すればでてきます。
要するに昔からそういう国民性の民族なのです。
B氏
人は誕生した時は無垢で清らかである。韓国人も例外ではない。
しかし過去60年間の国策教育により、国民は「韓国人は最も優れている人種」と洗脳されている。特に日本に対しては顕著だが、中国に対しては何も言えないちぐはぐさがあるが(強い者には抵抗できない弱さがある)。
しかし海外経験者や日本への旅行者は日本の実体の良さを経験し、自国の風潮に疑問を抱く人達が多いと聞く。
しかし日本の良さを自国内で話したり行動すると、親日とマスコミや政治家や市民団体や一般市民から反撃され、酷い場合は職を失う事もあるという。
更に韓国では漢字を1970年に捨てたので、今の人達の大半は歴史書を読まない。よって正しい歴史から離れている。
一方、7月の日本に來た韓国旅行者は対前年比20%増で、外国人全体の25%と多きを占めている。
今後10年先を考えどしどし観光に来る事により、現在の呪縛から抜け出せると思う。
C氏
庶民は仲良くするのが一番!
政治を拡大するマスコミ情報に踊らされない人間を作りには、
まず、身内教育から始まると思いませんか?
「こんな時期によくいらしてくださいました」とガイドに感謝されました。
彼らにとっては、日本人観光客が来ないと死活にかかわるのですよね。
さらに、街を歩くと、
意味はわからないけど、日本人とも仲良くしているとアッピールするためでしょうか?
ともかく、政治と実社会には常にギャップがあります。
報道に惑わされない仲間を増やしたいですネ。
D氏
韓国時代劇ドラマ(朱蒙、風の国、善徳女王、武人時代)を夢中で見ていました。その影響で韓国の歴史をウィキペディアや本屋の立ち読みで少々勉強しました。
高句麗、新羅、百済の3国鼎立時代、高麗時代、李王朝時代、を通じて、韓国は常に、漢から始まって元、明、清まで一貫して中国に冊封していた。即ち、中国の属国
しかし日本は徐々に韓国政府の中枢に日本人を入れて、最後の頃は韓国の伝統や文化まで否定して、日本文化を押し付けた。(優れた日本の技術や文化を韓国に移植して、韓国を近代化しようという目的でやったとしても、それは今の韓国人には受け入れられないだろう。)
戦後、河野談話や村山談話で反省の意を表したが、たった10数年前の政府のこの公式見解まで否定しようとする。日本政府の言うことは信用できない。
過去の植民地支配は事実だし、戦中の韓国の若者の強制徴用や慰安婦は事実なのだから、「よその国でもやっているじゃないか」と言ってもしょうがない。
私は、韓国が過去のことを何か言ってきても、国益を大きく損なわない限り、余計なことは言わず、河野談話や村山談話の線で頑張って、
日本からすれば、韓国はいつまで過去のことを言うのか、と思うが、多くの場合、加害者はすぐに忘れるが、被害者は決して忘れない。
多分、日本は土地が肥沃で、雨も多く、住民の食糧が足りていたのではないか。だから日本は国土を2分、3分し、人口を激減させるような