1196「ホテルで詩吟研修旅行」(9月1日(日)晴れ2日(月)晴れ3日(火))
私の属する詩吟の会の研修旅行。昨年同様(1099紹介)、27名が参加して研修旅行のような、親善旅行のような。8人が新しく参加、人は時と共に変わってゆく。今回はいわき市にある「スパリゾートホテル・ハワイアンズ」。
主催者は3.11東北大震災の復興にすこしでも役立てたら、と考えこの場所を選んだという。ホテルが全国行脚をするなど、復興のためにずいぶん苦労をしたという話は聞いた。しかし現在のホテルは、「焼け太り?」。ホテルの自慢によれば、本館は42億円かけて改築し、あらたにモノリスタワーなる施設を55億円?もかけて新築した。新宿、東京、横浜等から何台もの専用バスで客を呼び込み、猛暑もあって、豪華なプールやスパは押すな、押すなの大盛況である。もちろん、今日も満室の表示。
よびもののフラダンスは1日2回プールサイドで行われるが、30人近くの若い女性フラガールはなかなかよく教育され、素晴らしいショーになっている。また観客との一体感の醸成にも努めて、客を舞台に上げてフラダンスの指導なども行っていた。尻を8の字にまわす。丸く回す、跳ね上げる、タヒチアンダンスの基本とか。難しい。数人の男による日のダンスも良かった。ダンサー希望者は多く、一時は200人近く一と言うが真偽は分からぬ。見せたがりの時代?私が聞いた踊り子さんの話では「まだかけだしで5年しかやっていない。」など言っていた。
ダンサーはみな健康的な力強い体をしている。2日目の夜には一番いい正面のSS席。1000円払うが一番前でワンドリンク付き。終わってダンサーさんと一緒に写真も撮らせてくれる。ただしダンサーにワンタッチはついていない。
プールは巨大なウオータースライダー、流れるプール、子供用プール、温泉は巨大な露天風呂、ジャグジー、足湯等ずいぶん沢山備えている。露天風呂で夜ともなれば影絵など見せるのもご愛嬌。部屋も立派。ただし料金を低く抑えようとしているのか、食事は今一歩。
研修時間はあまり十分には取れなかった。幹事が「この会を研修だけにすべきか、親善旅行にするか。」だいぶ悩んでいた。参加者は一番若くて60歳くらい、90を越える者もいて車いす、杖などいろいろ気を使わねばならぬ人も多いようだ。
さて、研修。二日目に食事をはさんで9時から2時まで。
A先生による発声練習と東北にちなんだ詩吟の練習。岩渓裳川の「松島」、「平泉懐古」、「奥羽道中」、釈南山の「松島」、宮沢賢治の「雨にも負けず」は途中で終わってしまった。
午后、発表会。私はグループで「富士山」。男5人もでて大声で吟じると伴奏が全く聞こえず大いに困った。結果少し遅れ気味。女性グループが「白虎隊」を唄っていた。2拍子のテンポいい歌が流れ、あの「南鶴ヶ城を望めば・・・・」の詩吟。藤山一郎、霧島昇などが歌った懐かしい歌。
独吟、私は「武野の晴月」。B先生は90歳くらいとか。90歳の人生を感じさせる?歌い方で「不識庵機山を撃つの図に題す」、通称「川中島」。Cさんも同室で個人では「時に憩う」を吟じていたが、部屋でipodで何時も詩吟を聞く熱心さに感心。女性4人が連吟で白虎隊を吟じる予定であったが、一人が財布をトイレに置き忘れ、大騒ぎとなり、夜、やる羽目になった。剣舞、新舞踊も飛び出し花を添える。
カラオケは食後とさらにその後。詩吟をやる人は、皆、声には自信があるのか最初は遠慮がちでも次から次に飛出し大変。聞けば老人クラブ等で歌っている人も多いとか。
こういう親睦会では時々おもしろい話を聞ける。新人のDさんはパソコンが非常に得意ならしい。なんでも母校のシステムを改善し、4億もの利益を出したとか・・・・。そのDさんの話。
「ペンギンの寿命はふつう20年。ところが長崎ハウステンポスでは、ある方法によってこれを30年にすることに成功した。わかるか。」答えは1週間のうち1日だけ餌を与えないことにしたのだそうだ。現代は動物も人も食いすぎ、これが寿命を縮めている。」
また彼は同席した建設会社の人が糖尿病の薬をたくさん飲んでいる様子を見て
「体に害になる薬ばかりだ。やめた方がいい。体に一番いいのは玄米食だ。抗がん剤による延命治療なんて役に立たぬ。玄米食や玄米茶を勧める。私の母は末期がんと告知されてから、何の治療もさせず、玄米食をつづけたら6年も生きた。」するとある者が提案した。「次回の研修旅行は朝昼晩玄米茶だけのミニ断食ツアーと言うのはどうだろう。健康にいいと思うよ。」健康に良いかもしれぬが参加者がいるかどうか・・・・。東北大震災が大変だという事は分かっているつもり。しかし豊かな飽食の時代?
詩吟の練習、食事、ショーのほかあいた時間はいくつもあるプールですごした。「女性の水着がますます小さくなって素晴らしいことだ。」とは私より年上の誰かさん。みなさんも一度いかがですか。
さらに研修を終えて仲間の一人のおばさんが「私ここで働きたいわ。歳だから踊り子は無理だけど、まかないか何かの仕事はないかしら。」と言っていたのには驚いた。
註 ご意見をお待ちしています。
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