1204「伊勢神宮と靖国神社」(10月3日(木)晴れ)
「Livedoorブログ 「戦前回帰」「日本の文化」 遷御の儀に84年ぶり首相
:安倍首相が(10月)2日夜、伊勢神宮内宮の(式年遷宮の儀式)「遷御の儀」に参列した。国家神道が隆盛だった1929(昭和4)年以来、戦後初の首相参列は何を意味するのか・・・・。 日本キリスト教協議会の靖国神社問題委員長、Sさん(79)は「憲法に定められた
政教分離の原則に反する行為だ。非常に深刻に受け止めている」と強い調子で批判した。・・・・ (編集)」
マスコミは式年遷宮に対する報道を当たり前のように伝えている。しかし政教分離の話はどうか、靖国神社との扱いの差は何か、等疑問がわく。そこでそれなりに調べてみる。
ウイキペデイアの神社本庁の説明では「戦前の日本においては、神道を国家神道とすることで日本国民の道徳の根源として、事実上国教化していた。戦後改革の一環として連合国軍最高司令官総司令部は1945年12月15日、国家と神道勢力が結合する形態は、政教分離の概念から問題があるとして神道指令を発し、神社を国家から分離することを命じた。そのため、関係する3団体が中心となり、全国の神社の総意により内務省の業務を引き継ぐ形で神社本庁が設立された。神祇院の後継的存在だが、現在では宗教法人法にもとづく包括宗教法人の一つとされる。(編集)」
伊勢神宮はこの本宗である。祭神は、内宮は天照大御神、外宮豊受大神を含めて四柱」という。
天皇家は中世から近世、伊勢神宮に参拝していないが、是は伊勢神宮の起源にかかわる話の様だ。近世お伊勢参りなど民間の侵攻を広く集めたが、天皇家では1872年(明治5年)明治天皇が行ったのが初めてで、これをきっかけに神宮の性質が変容した。
GHQの覚書(神道指令)「国家神道、神社神道ニ対スル政府ノ保証、支援、保全、監督並ニ弘布ノ廃止ニ関スル件」・・・・・覚書は信教の自由の確立と軍国主義の排除、国家神道を廃止し政教分離を果たすために出されたものである。
当初は政教完全分離を目指していたが、1949年(昭和24年)を境に適用条件が大幅に緩和された。
日本国憲法第20条 昭和21年公布
「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。」
ここでは神道だけを対象にしているわけではない。どうしてこう変わったのだろう。
伊勢神宮の式年遷宮 第1回は持統天皇の御代、690年。原則20年だが、ときどきやむをえない事情で変わる。例えば第59回は本来は1949年だが、第二次世界大戦の影響が残り、一旦遷宮中止を告示、その後1953年に実施している。
式年遷宮の費用についてはこんな記事「(前略)第59回(昭和48年)70億円、61回(平成5年)320億円、今度の62回(平成255年)の予算は550億円である。 いったい神宮のどこにそんな金があるのか。最大の資本源は大麻だった。大麻(おおあさ)とは神棚にまつるお神札(ふだ)。昔はどこの家庭にも神棚があり、身心の穢れを祓い清めて神さんのご加護をいただくために、お神札をまつっていた。 (中略)神宮では今もこの神宮大麻900万体を神社界の全国組織である神社本庁(東京・代々木)を通じて年末に全国配布している。この他、神社の諸収益の一部、神職さんたちの給与からもご遷宮預金が天引きされるなどして20年間コツコツと蓄え、さらに財界・地区企業・個人などからの寄付金が加わる。」(編集)
(神社本庁によって管轄される神社は約8万社の神社だが、伊勢信仰の神社の数は4425社。900万体は1年か20年か、それとも準備期間8年の数字か?この辺不明。)
靖国神社と伊勢神宮の比較について、YAHOO質問欄には「「靖国神社」は神宮の仲間には入りません。(鎌倉宮・日光東照宮・伏見稲荷大社と同様)神社庁にも属しません。宗教法人で、神社/神宮とは違うものです。名前からしても、神社は神宮の下です」伊勢神宮みたいに大麻をだす力はない?
こちらの祭神は幕末から明治維新にかけて功のあった志士に始まり1853年のペリー来航以降の日本の国内外の事変・戦争等、国事に殉じた軍人、軍属等の戦没者を「英霊」と称して祀り、その柱数は2004年現在で計246万6532柱にも及ぶ。このうち213万3915柱が大東亜戦争関係。
いろいろ調べた話ばかり書いたけれど、私の感じたこと。
結局日本人は、そうでない人も多いけれども全体としては、カミサマが好きなのだ。ご先祖様や、現在の自分たちのために働いてくれた人たちに感謝したいのだ。ところが1970年ころからか、中国や韓国があの大東亜戦争でこうむった経験をもとに首相の靖国神社参拝などを非難し始めたのだ。これに冒頭のような不満分子ものっかり、カミサマ好きにケチをつけているのだ。
註 ご意見をお待ちしています。
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読者から次のようなコメントをいただきました。
A氏
意見ではないですが、いくつか一般には知られていない話をします。
神様は日本人は好きなようですね。神社というものは特定のご祭神がいて、それを祭るものという定義からいうと、200万柱を超える一般の人を
合祀している靖国神社は少し別なものかもしれませんね。護国の鬼を祭るもの護国神社の元締めなんでしょうね。
ただこの合祀の考え方ですが、いったん合祀されると魂は渾然一体となり分離はできないとのことですね。
小野田少尉などは戦死したものとみなされ合祀手続きがされましたが本人が生還しても合祀をやめることはできないと聞きました。
神社側は合祀の手続きというものは魂に対する招待状だから死んでいなければ魂は来ないから、別にとり消すこともない
つまり廃祀する必要もないということらしいと聞いたことがあります。正確かどうかはわかりません。
それから神社本庁というのは支配組織ですね。神社のお賽銭の上がりをとりあげているとのこと。地方の小さい金の入らない神社に地方交付税みたいに
金を配っているらしいのですが、大規模神社は召し上げられるだけなんでメリットがないと言って、脱退してしまうところもあるようですね。
明治神宮などは神職の人事問題を巡っての対立から脱退したということがあります。でも当時の明治神宮の宮司は銀座のママを神社の結婚式場の料亭の
親分に据えたり、およそ神職らしからぬ行動がありまして、系列の神社が離れていきましたね。我が家の付近の神社も明治神宮と絶縁しました。
それでその神社を通じて小生は毎年明治神宮に納めていた金をやめたのです。要するに末端集金組織が離反したのです。その後明治神宮からは直接
ダイレクトメールで振込用紙をおくつてきましたが、無視しているうちに来なくなりました。
この世界も裏は相当ドロドロしています。第一幕は専横神主の反乱、第二幕は集金組織の離反、第三幕はどうなったか知りません。
B氏
私も神様好きです。
私はこう考えているのです。戦争に負けて、日本人は、日本人の信仰を奪われたのだ、と。
このことについて、もっと日本人は怒っていいんじゃないでしょうか?
日本神道は、国教であるべきだと、私は思います。
日本に生まれて生きてきてきた人は、例えば時の政府に弓を引いたものでさえ、死ねば神にして祀ります。
キリスト教や、イスラム教からみれば、それが宗教か?というようなものかもしれませんが……そう、宗教じゃないですね。
宗派ではないから。
日本人はそのことに気付くべきだと思うのですが。