1299「歩数計が15000歩を越える」(109()曇り)

 

スマホで歩数を測りだしたのは9月の初めであったか。朝ラジオ体操に行って戻ると2000歩強、荻窪に往復すると5000歩、これに寄り道分や家の中で動き回る活動による2000歩くらいが加わり、標準コースをこなしていると9000歩ないし10000歩になることが分かった。

ラジオ体操はいつもの通り。昼ころ、26日に青山で行われる高等学校のクラス会の二次会の打ち合わせ。地下鉄表参道3B出口。a君と女性幹事のbさんはすでに来ていた。候補の一つ、表参道ヒルズまで歩いて行き、様子を眺めたが@しゃれているが値段が高そうなことA駅から案外遠いことなどで不採用。骨董通りの会場近くに或る小鳥を売りにしている喫茶も生き物は苦手という意見もあり不採用。結局私が最後の手段と予約しておいた四谷3丁目の私の出身会社のクラブにしようと決まった。

幹事自身も一服しようとクラブの中を覗くが平日は3時でいったん閉店にするという事でダメ。新宿方面に歩いた喫茶店風で、コーヒーとケーキより安いと3人でワインを飲みながら打ち合わせ。4時過ぎまでかかった。亭主の対応が必要とかで、bさんは帰ったが、私が「新宿で同期の飲み会がある、6時からだが一緒に行かないか。」とa君を誘う。途中で食事をしながらいつものスナックまで歩いた。歩数計はこれで10000歩をゆうに越えてしまった。

スナックには夕方5時半についたがマスター一人。a君と歓談しながらしばし待つと次に現れたのが何と外務省出身、新聞にも時々投稿するc君。さらに已にどこかで飲み半分酔っぱらったd君。このd君が妙にc君に絡むものだから、議論白熱になった。やがて幹事のe君が来て5人、客は最初から最後までこの5人より出なかった。話頭はくるくる変わったが、ここは全体保守的雰囲気?の論客ばかり

*日の丸は国旗として素晴らしい。しかし国歌の方はどうか。

天皇家の賞賛という考えがおかしい、という議論に向かうかと思っていたが「歌として面白くない。」という話にびっくり。然し変わる国歌はどんなものがいいのだろう。「さくら、さくら」あるいは「およげ、鯛焼き君」などとまぜっかえすものも・・・・。

LED関連で3氏がノーベル賞を得たこと。素晴らしい。しかし今日は文学賞の予定。村上春樹はどうなるのだろう。

*国際社会での役割を果たすために集団的自衛権は当然必要、というような議論の方向であった。同期には「読書会」という者があり、そちらは革新的、あるいは左志向の人が集まっている。c君が言う「この前出席したらみな反対の雰囲気、僕はひとりで当然論をぶちまくった。」というようなことを言っていたが、別の人間は「みんな反対という雰囲気でもなかった。穏やかだった。」と言う。どれが真実かよくわからぬ。

*民主主義が正しいのかどうか。選挙権は全く知識も関心もない者から詳しい人まで平等に一票。c君によれば下らぬTVに夢中の若者が多い。欧米では選挙をする意思があるかどうかを登録するようにしている。日本もそのようにするべきだ。d君は「若い人がくだらない議論ばかりしているわけではない。」と反論。

*韓国の産経新聞記者起訴という話は全く納得できない。報道の自由が保障されないような国が民主主義国家と言えるか・・・・皆一致したようであった。

*朝日新聞はけしからん、というのも皆の議論の方向。福島原発「吉田調書」の取り上げ方はスクープを取りたい現場の勇み足と考えれば許されなくはない、しかしあの従軍慰安婦問題の扱いはひどい。間違っていることをわかっていながら長年訂正せず、日韓関係を危うくし、国際関係にも悪影響を与えた、という点でほぼ一致。c君は「ずっと朝日新聞を取っていたがこれを機にやめた。」そうだ。販売店に挨拶に行った、というところがc君らしい。

*誰かの言っていた一言二言が印象的。こういう議論も最近だんだん興味が薄れて来たどう騒いでも私に直接関係が無いではないか、面倒くさい。・・・年をとったな。

最後にカラオケになった。「あこがれのハワイ航路」「離別」「今日でお別れ」「新潟ブルース」・・・・記録を取らなかったからよく覚えていないがやはり古い歌が多い。私も「アカシアの雨がやむとき」など3曲。一つ発見。外務省官僚c君はカラオケはあまり得意でないと思っていたが、非常に上手で音程がしっかりしている。11月は高円寺だ、というとノートを繰りながら「行くよ。」と一言。

皆暇になったのかもしれぬ。クラス会は生存者50人のうち出席予定24人、この歌会もなんとはなしに5人・・・・人恋しい世代なのかもしれぬ。我が家に帰ってTVをつけると村上春樹はまたノーベル賞を逃した様子であった。

スマホの歩数計を確認。何と15000歩を越えていた。良く歩いたものだが「人生はどんなに長く生きたかよりも、いかに生きたかが大事」というあるノーベル賞受賞科学者の言葉を思い出す。

 

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