1306「今年の私の十大ニュース」(1027()曇り)

 

歳の終わりが近づくと、毎年私は「自分に起こった今年の十大ニュース」を考える。しかし国家や企業で考えれば、即座に候補が上がるのだろうが、個人の場合、なかなか思い浮かばぬ。今年はこれが思い浮かびそう。それだけいろいろ動き回ったという事か。3年もたってこの日記を読み返せば、その時73歳の誕生日を迎えた私には一つのターニングポイントであったと感じるかもしれぬ。

ニュースの第一はまずは体力の衰えであろうか。

特に4月ごろ夜道の工事現場で転んで足を少し痛くした。しばらく我慢して歩き、どうということはなかったのだが、それ以来走れなくなった。膝にがくんと来るのである。高校同期のザックの会は山歩きだが、ほとんどいけなかった。幸いウオッチングをつづけていた前立腺癌の恐れは、当面ないようだが、老眼が進み、文庫本がかなり読みにくくなった。

これを象徴するようなもう一つの事件、それは自動車運転免許を返納したこと。3月であったか、墓参りに行った帰りに、小さな追突事故を起こした。それを機に返納することにした。移動の自由度が奪われるが、いづれは迎える仕方のない事なのかもしれぬ。

家族では孫娘が薬科大学に入ったこと。お祝いをしたが彼女の元気さ、歌のうまさなど知るにつけて世代の差を感じる。彼女がどのような大学生活を始めたのか、良くわからぬが、残念なのは彼女がだんだん私の手の届かぬところに行ってしまうように感じること。ケートスペードの財布がほしいと言われて探したことを思いだす。

そして長男一家が4年?に及ぶタイの生活を終えて日本に帰国したこと。一度我が家に来て墓参りに行ったがそれ以来会うことが無いのが残念。

ガールフレンドのAさんは都合のつく日は必ず位夕食を取りに来てくれる。ただ彼女はキリスト教を学びに大学のコースに出る、教会の用事が忙しい、等でまとまった日が取れず、なかなか旅行に行けぬ。唯一東北三代旅行ツアーに行き、竿灯祭り、ねぷた祭りなどをあわただしく楽しんだ。

そのAさんと二人で長足に進歩させた技術?・・・・カラオケ。思えば昨年の暮れに我が家で詩吟のメンバーが集まった。その時a氏がカラオケ装置を持ち込んだ。それが気に入って私も購入したのだが、Aさんが徐々に夢中?になった。先日は「今日でお別れ」で100点を出した。二人の夕食が終るとカラオケ、というのがお決まりのパターンになってきた。

そして海外旅行。今年の旅行はそれぞれに私にとって意味のあるものであった。

アメリカ西部旅行は初めて西部をみた、という感じであった。今まで行ったのは都市ばかりだったから本当に良い思い出になった。グランドキャニオンの雄大さが印象に残る。

ロンドン旅行。これはbさんの娘さんの結婚式に出席するためで、個人であったから、随分心配した。結婚式はウインザー郊外。しかもそこで私は「結婚を賀す」という詩吟まで披露する。そこに行き着けるだろうか、と心配し、スマホを買った。その時はあまり役に立たなかったが、その後の私の生活を少し変えた。使い方に戸惑いながら、今では常時持ち歩き、写真はもちろん、歩数計替わり、ニュースや株価のチェックなど幅広く使っている。新婚夫婦のカードが送られてきた。幸せな生活を望む。

そして旅行の最後は南米旅行。6大陸のうち行ったことのないのは南米だけで長年の夢であった。スマホでブエノスアイレスのカミニートで観光ダンサーと一緒に写真を撮り、友人等に見せて喜んでいる。スマホ写真機能の便利なところは、このように最近の写真を見せて友人と話を弾ませることができる点であろうか。レンソイルの砂浜をぶつぶつ不平を言いながら歩いたことを思い出す。

ほかに従妹のcさんとあったこともニュース。特に彼女の娘さんがまとめてくれた御先祖表にはびっくりした。御先祖がどういう意味があるかわからぬが、いづれ完成した資料をもとに子達に説明してやりたい。同時にそろそろ自分の後の事、相続であるとか、墓であるとか、そんなことを考えなければいけない、とときどき感じるようになった。

書道、詩吟、中国語などもしつこく続けている。中国語は読売文化教室の授業が終わったと、個人レッスンをしてもらうようになった。美人先生で楽しい。懐の方は・・・・アベノミクスのおかげやアパートからの収入で何とか順調。

GNP=元気、長生き、ぽっくりあるいはPPC=ぴんぴんころりが私の目標。今のような生活は、いつまで続けられるだろうか。アパートのdさんは90を越える。ボケがだいぶ進んでいる。親類や妹さんが時々来て助けてくれている。いずれ私もああなるのだろうが・・・。

以上だがまだ2か月ある。その間にも健康診断、眼の検査、小旅行、詩吟の発表会など行事が結構目白押し。なにが起こるかわからぬ。御嶽山の噴火のように一瞬先は闇。しかし闇だからと言って躊躇しても、守りの姿勢に入ってもいけないと思う。思うようにしゃにむに突き進む、それが生きるという事なのだろう。

 

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