1338「小雨ふる一日」(226日(木)雨)

 

少し春めいて来て過ごしやすくなってきた。朝ラジオ体操に行くときに、aさんに声をかけられた。aさんは確か81歳と言っておられた。瀬戸山大臣の跡にたてられた建売住宅の一つにお住まいらしい。「梅はもう咲きましたかね。」言ってから、自分の家にも白梅があることに気が付いた。ところが最近見た記憶がない。「もう咲きましたよ。観泉寺の梅がきれいでしたよ。」

観泉寺の娘さんと私は、小学校で一緒であった。御主人に先立たれ、今相模湖に住んでおられ、年賀状をやり取りしている。若山牧水の歌が好きである、と言っていた。その話から「観泉寺は女系なんですよ。私の世代は7人も女の子ばかりがつづいた。」するとaさんは「7人もねえ。」としきりに感心していた。「私の家は三番目にやっと男の子が生まれました。麻雀でいう「ハイテイチンイチツモの気分でしたよ。」aさんは一男一女だそうである。しかしみんな独立してしまった。結局今の民主主義の世の中では一人、あるいは配偶者と二人だけの生活になるという事か。

キューバ旅行から帰ってきて早くも半月、月日の経つのは早い物である。

写真の整理、私の場合は日記の整理などいろいろあった。旅行期間中にバッグの中でペットボトルのふたが緩み、水が漏れだした。ボイスレコーダが動かなくなり、買い替えなければならないか、水漏れをごまかして保証で何とかならないか、等検討した。結局2日ほど前に小川町のオリンパスの修理受付所に持って行ったところ、単に電池が消耗しただけとわかった。今回の旅行で海外旅行保険の有り難さを少し知った。弟はバックが破損したと羽田に戻ってから抗議し、いくらか取り返した。同行者の一人はAirCANADAが遅れ、東京に泊まらなければならないことになった。しかしこの代金も海外旅行旅行保険でカバーされるのだそうだ。

今日は久しぶりに増本整形外科に行きリハビリを受けた。繁昌しているのか待合室はいつも人で一杯。そんな中珍しく人に声をかけられた。会社で一緒であったb君であった。

彼も含めて杉並区周辺に住んでいる者が1年に1度くらい飲み会を開いていた。

高井戸の「美しの湯」に集まり、その後やはり同じ会社出身の者が開いている「親松」という居酒屋で飲む、そういうコースであった。然しメンバーの中心人物c君が亡くなって最近は集まりが途絶えている。いつか「美しの湯」でc君と裸で話したことがある。その時彼の肉体の素晴らしさに比べ、中年(老年?)太りし、腹の出た己の肉体を嘆いたものであった。またこのブログに合唱の音の合わせ方の事で意見をいただいたこともある。運動も歌も得意で素晴らしい男であったが、ゴルフの帰りかなにかに卒中で倒れ、半身不随になり、2年くらいでなくなってしまった。倒れてから昔の仲間に会うことを避けており、私も会う機会がなかったのが残念であった。

b君から聞いた情報

@    社長をやったd君に会った。d君は今2020年に行う東京オリンピックに合わせて行うパラリンピックに情熱をかけている。ロンドンオリンピックの時は観客を380万人動員した。東京も負けずに頑張りたい。しかしイギリスは市民の中に組織としてボランテイアや障碍者に対する同情の念があふれているが、日本は点としてはあるが組織としてはない。結局口コミで頑張らねばならぬ。

・・・・・君も協力してくれよ。恋人にも友人にも声をかけて、というのがb君の結論。然しd君はさすがだなあ。

A    「親松」はつぶれたのかもしれない。看板はかかっているがいつ行っても営業している様子がない。少し裏に入っているし、店舗は借りているのだろうから経営が苦しいのかもしれぬ。

B    いま受けているのは珈琲店だ。旧式の個人商店ははやらぬ。ドトールやスターバックスのようなところも何か客に「飲んだらさっさと出て行け。」という雰囲気だ。それ故売り上げを落としている。代わりに受けているのがサンマルクであるとか星野珈琲などだ。こちらは椅子を応接風のものにし、中央には大きな円卓を設けている。客は何時間でもどうぞいてください、という形式である。

b君自身は「運動をやっていたせいで頸椎の並びが悪く、そのおかげで背骨までおかしい。ここには定期的にリハビリに来ている。増本氏は、慶大だがなかなかの者で整形外科では関東で5本の指に入るとも言われている。しかし少少インチキ臭いこともやっている。リハビリをやっているのは新人が多いが、仕事確保のためか、いつまでたってもこれで終わりと言わない。患者は自分で治ったと思えば来なくするより仕方がない。」など言っていた。浅草の整形外科が理論的でいいという事で紹介されたが忘れてしまった。

私は1年前に免許を返納し、車に乗らなくなった。のみならず自転車もほとんど乗らなくなった。歩くことが体にいいと人に言われ、それを実行している。足が少し痛くなったがそれもこの増本で作った靴底の調子が良く少し恢復した。それでも今日は雨、帰りはさすがにバスに乗った。

 

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