136674歳・・・人生は自分が主役」(618日(木)曇り)

 

この5月の24日に私は74歳になった。丁度ポーランドとバルト3国を旅行中で24日はリトワニアのカナウスにいた。添乗員がお祝いにくれた薬膳酒を同行の友人をいっしょに飲んだ。そのため74歳になった時の思いを日記に書くことがなかった。

会社時代一緒だった者、7人ほどが集まり四谷クラブで夜に会食。私が一番年上で残りは70歳代と60歳代後半が半分づつくらい。

何?一番年上だから挨拶をしろだって?それなら74歳を迎えた思いという奴を、正直ベースで語ってみるよ。笑い話くらいにはなるかもしれない。高邁な話ではないよ。

これからの話はまず健康でいることが前提だよ。私も足腰弱っているし、眼が怪しいし、痔や水虫も心配だし・・・・でも幸いなことにまだ致命傷はない。医者のいう事を何でも聞いて薬を飲みまくるのがいいのか、どうか私は分からぬ。しかしこの健康という奴は結局は自分にかえってくる。この世に執着があり楽しもうとするなら、無責任だが自分で考えろ!

70歳は人生一つの転機だね。70までは「まだまだこれからこんなことをしたい。」と考えていた。然し超えると後何年この人生を楽しめると考えるようになった。まだ仕事で活躍している人は素晴らしい。しかしそうでなくとも趣味や親の介護・・・・それもそれなりに頑張りたい。オシマイが何れ来ることを考えたら、その仕事?が今一番自分のやりたいこと、やらねばならぬことかは常に自分に尋ねたほうがいい。時間が無いのだから。もう、思い切り自己中心で構わない!

人生に金は大事だよ。ただ金は墓まで持っていけるわけではない、という事も銘記しなければいけない。しかし学校や社会は金の稼ぎ方は折に触れて教えてくれるけれど、有効な使い方は教えてくれぬ。こればかりは自分で探さねばならぬ。

金の増やし方、失い方。人生には何回か大きく増やせる機会が巡ってくるような気がする。戦後の混乱期、土地バブル、退職金に遺産、そして最近ではアベノミクス。災厄も同じだ。東北大震災のようなものはいつ自分の身に降りかかってくるか知れたものではない。チャンスも災厄も日ごろから頭の隅に置いて考えていないと見過ごして、後からほぞを噛む。

友達に若い時に柔道をやっていたが脊椎菅狭窄症ですっかり弱くなった男がいた。彼のカミサンは亭主を愛し、元気よく、動きまわっている。息子夫婦と一緒の大きな家を建てた。7000万も掛ったそうだ。4階建ての鉄筋コンクリートの家だ。しかしこの家を建てた後の彼を見ているとどうも人生の目的をなくしたみたいに見える。一家で、それができれば夫婦の間で、さらにそれもダメならせめて自分個人の経済は自分で支配できないと自分が主役の人生は送れない。リヤ王の伝だ。キョウヨウ(今日の用事)とキョウイク(今日行くところ)の種を作るのは自分だよ。

特定の趣味を持っている人はそれをつづけたらいい。それを極めたらいい。私の弟は蝶が趣味だ。今でも卵から飼い、蛹にし、成虫にし、標本にする。かわいそうな気もするが彼が羨ましい。そちらの方面の知り合いも多いらしい。

しかし特定の趣味がなくても悲観することはない。たとえば旅行はいいと思うよ。一人あるいはカミサン、友人と個人旅行するのが一番いい。好奇心は一番大切だ!パック旅行は、いづれいけなくなる。あれは参加者の標準体力をベースに考える。歩行で行けばせいぜい60代後半から70台前半くらいまでを標準に据えている。つまりそれを越えれば行けぬという事さ。

読書は目が続く限り続けたほうがいい。新聞も読み続けたほうがいい。どんなことを考え議論したって、所詮はごまめの歯ぎしり、君の意見が国政に反映されることはない。それでも関心を持った方がいい。自分のためにいいと思うのだ。思想的には私は老子や荘子がいいと思う。彼等の思想の基本はあるはママを受け入れる、という事ではないのかな。

ところで、今日はカラオケはないのかい。残念だなあ。大きな声を出すことは身体にいいと思うよ。

あれも若さを保つにはいい。歌詞もときどき教えられるよ!

最後に高校が同期の別の男の話:「若さを保とうと思ったら14人の若い女性と話す必要がある。」

彼ほど如才なく喫茶店の女店員にも話しかけられる人はいない。A君、君は素晴らしい趣味を考えたね。お茶が趣味・・・・・。何だって?生徒数百人に男は数人、しかも皆和服姿で来る?羨ましい。そんな話は抜きにしてもお茶は心を静められる。セクハラには気を付けてね。私の場合は朝のラジオ体操でおばさんたちの肢体を気にする。何を、今更なんていっちゃいけない。イギリスでは二人合わせて200歳近いカップルまで成立したというじゃないか。カミサンがいる人は大事にしろよ。最後は彼女しか残らない。

ずいぶんくだらないことを書いたな。読み返してみるとまとまりがないし、教養のカケラもない。でも本当のところは人間、こんなもんじゃないかな。頑張ろう!

 

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