1401「友人を沢山確保しておきたい」(10月31日(土)晴れ)
めっきり寒くなってきた。ふとした気分で西友で最近チョッキのような袖なしジャケットを買った。気に入って毎朝それを着てラジオ体操に出かけて居る。この前の通信で紹介したa先生はやはり亡くなったのだという。ラジオ体操から帰ってしばらくして倒れ、すぐにどこかの大学病院に運ばれたが5日後に亡くなられたとか。83才、御冥福を祈りたい。
昨日はbさんと四谷の「吉祥」で会食した。料亭で会食というと如何にも高そうだが、最近はどこも客集めに必死、一休というサイトを利用して安く申し込むことができた。そのサイトは旅行の斡旋やこのような紹介をやっているらしいが、聞いたところでは親会社は日立造船とか。全く時代は変わってゆくものだ。
bさんとは同じ会社、入社はbさんが上、年齢は私の方が上だった気がする。1年半ぶりくらいにお会いしたことになるが、だいぶ痩せられていた。「医者から食うな、食うな、と言われている。」とのことであった。思い出話など多かったが、最近の米国軍艦が南シナ海で中国が主張する領海内、ミスチーフ環礁沖に入った問題で面白いことを言われていた。
「オバマはこの問題の落としどころをどう考えているのであろう。遅きに失したのではないか。滑走路を作る前であるなら、中国も対処の方法があっただろうが、今となっては引っ込みがつかぬ。」
どんな問題もタイミングが大事だ。竹島は韓国が上陸を強行する前にもっと強く対処すべきだった、北方四島問題は、二島返還で手を打つべきであった、あるいはロシアが人を送り込まぬうちに金で買うべきであった、など外野の勝手な会話が続いた。
bさんは小姐(シャオジエ)の個人レッスンで中国語を勉強していた。私は実はその影響で始めた。月謝をどうしようか、後で飯は食うかくらいのことを聞くと、これこれの金を払っている、でも安いじゃないですか、いまどき若い(我々にとって)女性が2時間も3時間もじっくり付き合ってくれるわけなんかありませんよ、中国語のレッスンなんてどうでもいいじゃないですか、と言う。ヘルパーさんにデイサービス、果てはベッドに括り付けられて点滴受けることと比較すれば明瞭!そうかもしれぬ。ただしbさんの小姐は中国に帰ってしまったそうだ。
帰って「今日はありがとうございました。おかげで楽しかった。」というようなメールを送ったところ「こちらこそ」とされたうえで、「いつまで動けるかわかりませんが、来年もお会いできるように頑張りたいと思います。」と返事が来た。いつまで動けるかわかりませんが、という書き方がbさんらしいと思った。bさんは確か僧籍も持っている
今日はガス会社杉並支部OBの懇親会が開かれた。終わりころになって「私もあなたと同じ高校」とずいぶんたくさんの人から挨拶された。杉並支部の会であることを改めて思い出した。
何か会計報告でもあるのかと思ったら、今日は懇親会のみ。すぐ乾杯になり、昼飯になり、その後はパソコンから流れる音に合わせて童謡を歌う。「故郷」「赤とんぼ」「旅愁」「紅葉」・・・・最初の二つはカラオケでも時々唄う曲でまだ少し声が出たが、後二つはメロデイを思い出せぬ。みな小さな声で歌っていると司会者がリードし始めた。大分うまい。それからcさんの手品が披露された。「昨日寝ないで練習したんだから、まじめに聞け。」にびっくりしながら楽しんだ。
更にビンゴゲーム。こういうものでは必ず外れる不幸な星のもとに生まれた私であったが、今日は神さまがどうとち狂ったか、ビンゴを達成、ドイツケーキをもらった。最後にd元OB会会長の「詩吟をやっているのでしょう、披露してください。」に、とうとう練習中の「幾山河」を吟じる羽目になった。酔っていたせいで言葉がつまったり、まわしを忘れたり散々であったが、声だけは大きかったから皆一応拍手してくれた。
OB会も確実にメンバーが入れ替わっている。体力からか面倒くさく感じるようになるのか、弱った者から確実に来なくなる。そして後輩が次々に入ってくる。そういえば杉並支部ではないが同期のe君が亡くなったそうだ。突然の死で残された奥さんはOB会に連絡することなど思いつかぬ。たまたま噂を聞いたものがいて確かめて分かったとか。死因すらわからぬ。
わが家に戻る途中、詩吟をああ唄えばよかった、こう唄えばよかった、と反省。実は「幾山河」は11月末に発表するから毎日10回くらい練習している。それを酔ったからと言って、一瞬でも忘れるなんてどうなっているのだ、私もいよいよボケが回ってきたのかもしれない。先日の詩吟の会で10年以上やってきたラジオ体操を忘れてしまったことと同じ現象か。戻ってあの童謡も復習。こうでもしなければますます呆けてしまう。
明日から11月。またいろいろ予定が入っている。「也要活下去」最近習った中国語の歌の一句。パソコン画面では、幼い時のテレサテンが歌っている。私なりに訳せば「それでも生きていかなければならない。」・・・・気に入っている。
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