1422「都会の山登り」(1月6日(水)晴れ)
健康のために1日、10000歩を目標に歩いている。それを達成するために、日々心がけていることが二つ。一つはラジオ体操に行くこと、往復で2500-3000歩になる。それから荻窪まで歩く。前は自転車に乗ったが乗らない。おかげで自転車は庭の隅にうっちゃられ、この前久しぶりに乗ろうとしたら空気が減っていて往生した。荻窪往復が5000-6000歩、この二つが達成されれば、後家の中で元気に動き回っていれば10000歩を達成できる。
ところが最近知人がこんなことを言う。「ただゆっくり歩いていても体力増進に効果が薄い。早足で歩いたり、上ったり下りたりすることが大切だ。」さらにガールフレンドのAさんからは「駅でエスカレータに乗らないで階段を使うようにしなさい。」電車に毎日乗るとは限らぬ。その通りかもしれぬ。去年清里高原近くの日向山に行ったときには、息が上がって往生した。そこで私は新手を考えた。荻窪西友の階段を1階から屋上の8階まで登るというコースである。・・・・都会の山登り!やってみると大体1階で30段弱だから200段あまり、上り下りで400段以上・・・・。
このくらいは、あまり負担に感じることなく登れるコースであると思う。そういえば最近北朝鮮のマンションに関する面白い記事を見つけた。12階のマンションを売り出したところ、一番いいはずの最上階近くが、さっぱり売れないのである。人気があるのは4-7階。実は北朝鮮では電力不足でしょっちゅう停電になり、階段を歩かなければならないはめになる。4-7階はどうにか苦痛なく歩けるし、住んだ場合うるさくもない、という理由らしい。この記事は、ついでに上は水道も来ない時間が多い。圧力が低かったり、モーターが動かなくなったりするからだ。おかげでたまった汚物を上から投げ捨てたり、廊下や階段で用を足すものまででるとか・・・・。何処までが真実かわからぬが大変な話である。北朝鮮のマンションを思え!
階段を上る時に、どうしてだろうと思うことが一つ。一寸早く登ると息が切れる。はあはあと一休みしたくなる。ところが下りは全く疲れを感じない。ただ転げおちないかと心配で手すりを使いたくなるのだが・・・・。それゆえこの山登りは頂上、つまり屋上まで行けば勝負あった?
いつも荻窪に行くと一服してコーヒーが飲みたくなる。しかしこの山登り?のおかげで荻窪で3番目に安いコーヒー店を見つけた。ただし騒音付き。この辺意味が分かるかな?一番安いコーヒー屋は、コンビニとマックで一杯100円。ほかに安い店はヴェローチェ190円、ドトール、サンマルク200円強、スターバックス300円近く・・・・今回見つけたところは170円。実は西友の屋上は滑り台などおかれ、子供たちの遊び場になっているのである。そこのコーヒーが170円。
普通の喫茶店は、窓際の二人用の席は直ぐに埋まるが、ここは空いているときが良くある。ママたちはグループ出来たり、子が二人以上いたりするから広い店の中央のテーブルを利用する。私は、窓際で子供たちがそばを走り抜けるのを我慢しながら、本を読みコーヒーを楽しむ。
ビルの階段を登るとだけ、考えては面白くないから、山登りに見立てることにした。景観はまずは各階に或る売場。女店員の中に美人を見つけだし、その水着姿を想像できればあなたは十分若い?そしてその上が紳士服売り場だから自分自身のおしゃれを考えてもいい。子達は老人によってはうるさい、と感じる老人も多いようだ。しかし私はまだ元気なのか、子達の元気が羨ましい、と楽しく見られる。もっとも子達から見ると周りは易しいお母さんたち、そこに私だから怪獣がいるようなもの、さわらぬ神にたたりなしと避けて通る。
今日の最大のニュースはあの北朝鮮が水素爆弾の実験をしたことである。おかげで先行き不安と株価は暴落し、安全資産と考えられている円は高くなった。国連も韓国もアメリカも日本も首脳たちが集まって協議、とにもかくにも「平和を脅かす」と非難声明を発している。友好国であるはずの中国でさえ「何を考えているのかわからぬ。」
私はこうも思う。「どんなに偉い人であってもみなまず自分のことを考える。その次に家族を、次に隣人を、次に国民を、そして最後に世界人類のことを考えるのではあるまいか。ならば追い詰められた独裁者は何を考えるか。国民も国家も打っちゃって自分の事ではないか。そして自分の事だけを考え、追い詰められたならば自殺も選択肢に入ってくるのではあるまいか。
北朝鮮は、今では世界から嫌われ、孤立している。そして電力逼迫に象徴されるように経済的に追い詰められている。金正恩政権はどんどん政敵?を処刑してきた。関係した女性たちもすぐに殺してしまう。結果大臣たちは戦々恐々とし、女性たちは寄り付かぬ、と報道。それなら個人としてはますます孤立感を深めていないか。そして先のことは知らぬと、窮鼠猫を噛むようにとんでもないことを考えるのではないか。この先行きがどうなるかわからぬけれどお手柔らかに願いたい・・・・彼を子供たちであふれる公園にでも連れて行き優しく包んでやれる人は出ぬものか。
ママの庇護のもと、西友の屋上ではしゃぎまわる子達をふとそんなことを考えた。
註 ご意見をお待ちしています。
e-mail address agatha@ivory.plala.or.jp
ホームページ http://www4.plala.or.jp/agatha/