1423「新年大発会とその後」(1月4日(月)晴れ)
3が日はあっという間に過ぎて早くも世間は仕事始め。もっとも私のような引退組はせいぜい正月料理とたまったゴミの処理に頭を悩ますくらいだが・・・・。
元旦の日記に「今年は案外平和な年になるであろう、ISのようなテロリストの勢力は弱くなり、原油の値下がりは今が底値で徐々に回復、株価が比較的安定し、円ドルも年末には125円くらいだろう。」と書いた。インターネット情報などの寄せ集めと個人の感覚から出た私の独断だっただが、早くもそれをひっくりかえすようなことが起こっている。
サウジアラビアはイスラム教スンニ派が主力を占める。テロに関与したという事で47人を処刑したが、その中にシーア派の運動家がいた。シーア派が主力を占めるイランがこれに反発、イランのサウジ大使館に暴徒が押し寄せ、放火する事態に・・・・・。これを知ってサウジは国交断行を宣言した・・・・。
テロの大本IS退治が成功するためには攻める方が一致団結していなければならぬ。関係国たる両国の対立が激化したらどういうことになるのか。おりからISはスパイ容疑でイギリス人4人をとらえ、又首切りの公開処刑だ・・・・。
中国の景気指数か何かが非常に悪い値が出たらしい。中國は株価安定のために昨年前日より5%下がったら15分、7%以上下がったら市場の取引停止といういわゆるサーキットブレーカを決めた。ところが新年早々これが適用され、市場は途中で閉鎖されてしまった。結局7%近くの大暴落。
日本市場もこんな様子を眺めてか大暴落。一時は日経平均が600円を超えて下げた。円ドルも119円を割り込む場面も・・・・・。一体今年はどういうことになるのだろう。良くわからぬ私は、動かずじっとしているだけか。
(追記 1月15日)
1月4日の日記は書きかけで終わっているけれど、その後の変化は驚くほどだ。
1月1日の日記に
現在(昨年12月30日)日経平均19033 1ドル120.57 豪ドル 87.75 ブラジルレアル30.43 原油35.72 金4457 上海総合3572
と書いたが、現在はどうか。昨日の15日終わりベースでは(手もと資料)
日経平均17147 1ドル117.04 豪ドル 80.38 ブラジルレアル28.90 原油29.65 金4385 上海総合2900
特にこの2,3日でついに原油は30ドルの壁、上海市場は3000の壁をあっさり突き破ってしまった!もうそろそろ歯止めと思うのだが、そうならない。
米国の利上げ、という事自体を考えれば、人々は他国通貨を売ってでもドルを買うから、ドル高になるはずである。ところが円に関しては逆なのである。1月14日日経に「「ドル高」に買った「円高圧力」」というタイトル記事。解説では「一般に市場がリスクをとることに積極的になると、円のような超低金利通貨を借りて相対的に高金利の通貨を買う取引が出やすい」今回はリスク回避ムードが高まりこの逆の現象が起こっている。
リスク回避ムードの背景にある要因として、ドイツ証券の大西氏の言が紹介されている@減速する中国経済 A米国利上げに伴って資金流出に見舞われる新興国 B過激派組織「イスラム国」 (IS)や北朝鮮をめぐる地政学リスクの三つを揚げている。私としてはこれに原油安を加えるべきと思う。今はこれらの要因が負のスパイラルを招き、留めようもないように見える。昨日のNYも大幅に下げたようで月曜日はどういうことになるのやら・・・・・。
1月16日 高校同期の友人a君と昼食を取る。彼は信用で株式を売買しており、さぞ困っているだろうと思ったが、それほどでもない様子。半年に1回あるいはひどく損が出た時に清算という事らしいが、まだその時期は到来していないのだろうか。「下がったところで買ったつもりが、さらに下がり続けるから困ったものだ。」とぼやいてみせるが、すぐに「また買っている。株は買わなければ儲けられない。この危機だっていつかは克服できる。」と意外に意気軒昂。
「いくらになったら買う、ここまで上がったら売って利益を出す、逆に下がったら損切りする、そう決めておいてそこでお手玉をするのだ。仮に下がっても安値で買っているわけだから、それほど大きな損にはならぬ。」・・・・・おっしゃる通りになればいいのだけれど。「大きく下がったように見えるけれど、野田内閣が解散したころは日経平均は8000円かそこらだった。それがアベノミクスで一時は20000円を超えた。それが3000円ばかり下がっただけではないか。」と強気。
今年の年末には景気は一体どうなっているのだろう。みなさんの予想を教えて・・・・。
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