1433「陣笠議員たちに思う」(211日(金)晴れ)

 

友人からのメール、要点を記すと

@    不倫で京都選出の宮崎議員がやめた。補欠選挙が行われるが自民党は苦戦しそうだ。自民党にとっては陣笠と言えども1名減るのはそれだけ戦力減で大変だろう

A    しかしおごりからであろうか、共産党や創価学会にくらべて地域での日常の活動が不足しているように見える。選挙の時だけお願いします、と言ってもうまく行かぬ。

そういうことになるのかも知れぬ、と思う。ただだからと言って国民全体の自民党支持に影響するかというとそれほどでもないような気がする。男と女のスキャンダルだったら・・・・民主党だってあの上西議員などあきれたものではなかったか。国民はそれほどバカではない。私の区でも自民党はどうも草の根に足がついていない。もっとも草の根に足が付きすぎて自分の選挙の事しか考えない手合いも願い下げにしたいのだけれど・・・・・。

この問題について自分なりに考察してみたいと思う。

この男は早大を卒業して、日本生命に入社しながらすぐに退社、いくつかの会社を渡り歩いたのち、自民党の公募に立候補し、選出され、代議士になった。世間的にはエリート街道から外れ、不満がたまっていたが、公募で選ばれたことから人生が変わった男?

一般論として、国会議員は、やりたいことがやれる、尊敬される、収入が大きい・・・・まさに中流以下であえいでいる若者にとっては夢の職業ではないか。・・・・もちろん国家に対するそれなりの意見を持ち、それを実現させたいと願う純粋な心ある者も多いのであろう。しかし前者だけを考える人間も多いのだろう。それを各党は普段の実績であるとか公募による面接であるとかによって候補者にするかどうか判断する。しかし大抵の人間は演技をする。それが旨ければ後者に燃えているような顔をしながら前者の心を持っている者は多いのではないか、と思う。

私は、国会議員の給料が高すぎる、地方議員、一流会社の部長課長、偉いのだからそんな物より高くなければいけないという固定観念が間違っているのではないか、と思う。職業に魅力がありすぎる!

宮崎議員の場合、少し若過ぎ、得意になりすぎていたように感じる。一般論だが、20代、30代というのは心が燃え、エネルギーがあふれている。後から考えれば誤りも多い。それでもこの時あるいはさらに若い10代での行動が人の一生の大筋を決めてしまう。学校、就職、結婚、子育て大体のものが終りかけている。政治というのはこういう物すべてにかかわる。加えて中年問題、老人問題等自分が経験できないような世界にも一家言求められる。解ってくるのはだいぶ年を取ってアクが抜けてきてからではないか、と思う。しかし逆にその年齢になると情熱もエネルギーもぐっと落ちてきてしまう。有権者が選ぶべき政治家はどのような人がいいのか。人間は本質的には我欲に従って行動する動物と思うけれど、それでも我欲ばっかりの段階では政治家になってほしくないし、選びたくもない。

今度の事件、出産目前の妻をほっておいて巨乳の女性と一夜を過ごしたという事らしい。当然ながら女性サイドからは「私なら離婚する。」という意見が多い。女性は潔癖なのであろうか。男は、少し違うのではないか。別に宮崎議員に同情するつもりはないけれど、これが週刊誌の記者に嗅ぎつけられなければ、たぶん彼は何食わぬ顔で妻の元に戻り「やさしい亭主」を演じていたものと思う。ましてや、国会議員、女性の一人や二人を抱かぬ方がおかしい、とも思う。ただこの男があまり信用のおけぬ男であることは経歴から見ても判断できる。その前提で一からやり直す、と言ってもどこまで信用できるか。これは妻の判断に任せるしかあるまい。

しかし別の考え方をすると、それでも離婚しない妻の金子議員は、極めて頭脳的とも理解できる。あのヒラリークリントンは夫が浮気しても離婚するようなことはしなかった。そのことが帰って彼女の心の広さ、人生に対するタフさを感じさせ、その後の人気につながり、今や大統領候補にまでなった。

議員辞職は仕方がないと思う。主義主張より前に自分の性欲が先に出るようでは国会議員としての資格がない、品格が無い。国会議員とはある程度国民の模範となるような行動を取ることを要求されるのは当然である。ただスパリとやめたことは評価すべきと思う。

あの上西議員はまだ国会議員にしがみついている。「体調不良を理由に衆議院本会議を欠席して知人男性と旅行」した事が発覚、橋本幹事長に維新の党を除名され、議員辞職を勧告されても「私の権利」と主張。最近では上沼恵美子に年収を聞かれ、「2900万円です。」としれっと答える。庶民として腹が立つ事この上ない!

 

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