1442「素人の5年後予想」(3月17日(木)晴れ)
公会堂喫茶で時間をつぶしていると、資産家らしい男とやせた証券マンらしい男が入ってきた。耳に挟んだ言葉。男が言う「とにかく明日何が起こるかわからない世の中だ。」その通りだと思う。証券マン氏は男に「メキシコペソ」の購入を勧めていた。
将来のことを考えるとき、いつを考えるのか、そのときまでに世界は今と比べてどう変わっているのか考えることが大切ではないか、と思う。どこかで私は5年後、10年後の世界を想像したことを書いた。そのとき挙げた技術の進展は太陽光の利用とロボット技術の進展くらいだった。しかし今私が5年後と想定して書くならちょっと取り留めないが、以下を加えたい。30年後を言うのは夢を語るにすぎぬが5年後はかなり生臭い。私は80歳。東京オリンピック!
1 ロボットやドローン技術の一層の普及、発展。
2 医療技術の飛躍的発展
3 日本の観光業の発展
4 中国の現状維持と東南アジアの発達
セックスの相手ができるロボットができるかどうかはわからぬが、自動車の自動運転技術、医療現場でのロボット利用などは確実に進むだろう。ドローンだが最近災害現場にこれを応用し誰で全体像を見渡せるようにしよう、という技術を開発しているものがいるとか。集合住宅の管理、夜回り等の安全対策等ずいぶん広がるのではないか。問題はドローン同士の事故のように思う。
医療技術についていうなら「不老不死」という夢に一歩づつ近づくのかもしれない。しかしそうなれば医療費が膨れ、人間が余って仕方がない。どこかで打ち止めにする、つまり亡くなってもらう制度と技術も開発しなければならぬ・・・・。
神戸に住む娘を訪問、神戸近くに一泊しようとしてびっくりした。ホテルが取れないのである。最初は神戸に限定したが、大阪、さらには関西まで広げても、私のふろころに合う1泊10000円以下のホテルはない。結局訪日外国人が増えて、その結果がホテル不足。特にこれから発展する国の人々にとってはきっと日本はあこがれの地に映るに違いない。少々不況でも日本にどんどん押し寄せ、たぶん観光業は有卦に入るだろう。
5年というスパンで見れば、世界は国家という枠組みを変えていないように思う。国際連合が機能し、第二次世界大戦以前のように国家が消滅するほどの戦争は起こりにくいように思う。そして人々は世界の平和を唱えながら自国の平和と安全と発展を願い続けるのではないか。
東南アジアでは、北朝鮮ですらしぶとく生き残る(ないとすれば中国による統一か)。なぜなら日本、中国、米国三国の思いで一致するところが一つあるように思う。それは南北朝鮮が統一されないこと!北朝鮮が崩壊して難民が流れ込み、北部の朝鮮民族の居住地域に不穏な動くでもあれば一番困るのは中国。とすれば国連の決議など適当に生かさず、殺さず。最近もロシア産の原油を第三国経由で北朝鮮の港に捨ててくる密売の方式が見つかったとか。日本も朝鮮半島に大きな統一国家ができれば脅威になる。
日本は北朝鮮が発狂して万一にもターゲットにされた場合ひどいことになる。・・・・可能性はないとは言えない。しかしとりあえずは今のトレンドで考えたい。目に見えない形も含めて中国の影響がますます強くなってくるように感じる。「文明の衝突」でハンチントンが指摘するように独自の文化圏を維持するが発展性は薄いかもしれない。
冒頭の話に戻ると確かに全く予想のつかない世の中。連日円高が進展し、少しばかりドル資産を持つ私としてはやきもきしている。特に気に入らないのはこの円高が理に合わないように見えるからだ。アメリカの金利引き上げ、日本の老齢化の進展など見ればどう見てもドル高だ。ところがNYはそうは見ていないようだ。先日の報道では
1 イギリスがEUから離脱する可能性がある。
2 アメリカの利上げが遠のき、あってもゆるやかになりそうだ。
3 日本は手詰まり、3年前のようなドラステイックな手は打てぬ。為替介入は行われまい。
スイスやフランスのマネーが行き場を向かい、それが安全資産の円を買っているとか。もうこうなると素人に予測がつくわけがない。ただ一時的なものかもしれない。
私は投資を何のために行い、目標がいつ実現するか考える。とりあえず明日の飯に困るわけでもあるまい、利を生むのは5年後、10年後でもいい。そう考えるとやはりドル高になる。日本の株式市場はわからぬけれどもそう簡単に衰えるものでもなかろう。したがってむやみにジタバしない・・・本当かな? 5年後、どんな世の中に暮らしているか・・・わからぬが想像してみるのは楽しい。
註 ご意見をお待ちしています。
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