1558「友人のメールで感じること」(5月27日(土)晴れ)
私は現代ではそろそろ化石人間の仲間入りをするような人間なのかもしれない。
教育勅語12の徳目
1 父母ニ孝ニ 2 兄弟ニ友ニ 3 夫婦相和シ
4 朋友相信シ 5 恭儉己レヲ持シ 6 博愛衆ニ及ホシ
7 學ヲ修メ業ヲ習ヒ 8 以テ智能ヲ啓發シ 9 コ器ヲ成就シ
10 進テ公益ヲ廣メ世務ヲ開キ 11 常ニ國憲ヲ重シ國法ニ遵ヒ
12 一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ
12は時代が変わって、現代には必ずしも合わないと思うけれども、残りは大体私が今まで信じようとしてきたモノである。戦前を思い出させる、などの意見で反対が多いが、私はこれを教えることは必要と考えている。もしダメと言うのなら、この精神を生かしたほかのものは無いのか。
そういう古い人間の典型として、自分が正義と感じることと、出身母体、国家等への裏切りをどう考えるべきか。社会は時として告発を奨励しているが、この問題はいつも悩む。
NSA、CIAの局員として、アメリカ政府による情報活動にかかわりながら、個人上収集の手口をマスコミにリークしてアメリカを追われ、今ではロシアに亡命しているエドワードスノーデン氏、彼は今、幸せだろうか、正しかったのか、アメリカの両親はどう感じているか。
どちらを優先するかは、ケースバイケースであると同時に個人の問題、最近結局は自分が墓に行くときにそれで満足するか、後悔するかに帰着するのではないか、というということかもしれない。ただ私自身は裏切りを嫌だ、と感じる。一つには私の信じる正義が絶対的に本当かどうか自信が持てないこと、自分の親兄弟、出身母体、国家こそが自分を育ててくれたものであり、今日の自分自身を作り出してくれたものだ、と感じるからだ。
友人のメール(一部編集)について、「世の中には色々な人がいるものですね。」としたうえで
(メール1)その1 前文科次官のこと小生が驚いたのはこの人の経歴、
次官になってから、売春の巣窟みたいな出会いバーに月に何回となく出入りしていた。
そのことをよくないと官房副長官から注意された時の言い訳の言葉
「自分は女性の貧困状態の調査のためにでいりしている。」とのこと、
結局あの官僚の天下りあっせん問題でやめさせられたのだか、その時のいきさつで、現内閣や官房長官などを逆恨み・・・・・
その2 総理大臣とか知事とかいう人は、なにかをやりたくて情熱を持ちそのためにその地位が欲しいというのが普通とおもいます。福田さんみたいに総理になることが目的だった人もいますが、それは例外。でも小池さんの昨今を見ると
なにも決められないのになりたがるとか
自分を重要視しなかった自民党に対する意趣返しのため、自民にいて自民をたたく
というような見方になりつつある・・・(後略)
(メール2)小池さんについて、会社に譬えれば新任社長がやるべきは業績を伸ばし、社員の生活を守ること。「前経営陣が負債を残したので仕事はしません。彼らの責任追及を先にします」などと言い出す社長はいない。確かに豊洲については以前の知事に至らない点があったが、それを指摘するばかりが仕事ではないはず。それが都議選に影響するか、どうかが目下の興味ですね。都民の大半は相変わらず、内田、石原氏などが巨悪、そして小池氏がジャンヌダルクという構図ですか。もうそろそろ風向きが変わっているのではないですか。(後略)
・・・・・・・・・
前文科次官殿についていえば、私もメールの主と同じ考え。教育を預かる役人大家玉が「売春の巣窟みたいな出会いバーに月に何回となく出入り」しているとなれば、それだけで個人の問題としては済まされまいと感じる。怪文書に彼自身が作成したものということにでもなれば、彼は文部省、しいては役人というもの全体に対する迷惑は考えなかったのか、という気分になる。そしてこれをウラを取らずに大々的に取り上げ追求しようとした一部マスコミに無責任を感じる。
小池さんについていえば、進退伺を出したから向こうの決めることなどと逃げることなく、自民党を離党してから自民党にケチをつけなさい、と言いたい。最後にお二人にとって「正義と感じること」はどういうことなのだろう?
(追記)このエッセイを発信しようとしている間に、小池氏が自民党に豊洲の無害化を実現できなかったと謝罪し、さらに自民党に離党届を出した。それはそれで正しいとは思う。しかしこれまでがあるから、政治的パフォーマンスの一環と見えてしまうのは私だけか?
註 ご意見をお待ちしています。
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