1568「ブエノスアイレスの思いで」(7月6日(木)小雨)
1566の「峨眉山月の歌と観光の思いで」について高等学校同期にa君からメールをもらった。その中に「自分は今度はパタゴニアに行くことを計画している。君はアルゼンチンに行ったこと上がるそうだが、ブエノスアイレスの話をいつか聞かせてくれないか。」とあった。南米旅行に行ったのは2014年9月、b君と行った。その時の模様は一応通信の1295に概要を乗せた。しかし通信はせいぜい原稿用紙3-4枚の者、実はその裏に日記がある。
旅行はイグアスの滝とブラジル北部にあるレンソイスという砂浜が主な目的であったが、その前にブエノスアイレスにも1日滞在した。その1日の日記を紐解く。長いのでところどころ省略。
(2014年9月23日)
やっとブエノスアイレス着。エセイサ国際空港。入国は簡単。25時間くらいの旅、疲れているがすぐに観光。バスはゆったりしている。
遠山という女性ガイド。大分の歳。9歳の時にこちらに来た、長崎が故郷で子達は、毎年日本に行っていたが最近行かなくなった。「皆が遊んでいるときに、なぜ勉強しに遠く日本まで行かねばならぬのか?」もうこちらに根付いているらしい。
アルゼンチンの話。人口約4000万人。面積276万平方キロ。公用語はスペイン語。イタリア系が48%、スペイン系28%、韓国系は最近増えてきて4万人、日系32000人、ユダヤ人10万人など
人種のるつぼ的様相。ただし白人社会である。
ブエノスアイレスは、まもなく建国480周年とか。長らくスペイン植民地であったが、1810年「五月広場」で独立運動が起こり、1816年に正式独立。「7月9日大通り」という名前はアルゼンチンの独立記念日である1816年 7月9日にちなんでいる。この通りは世界一広いのだとか。中央がバス路線に確保されている。・・・・・
オベリスクは7月9日通りとコリエンテス通りの交わる部分に位置。1936年にブエノスアイレス創設400周年を記念して建てられた、ブエノスアイレスの視覚的シンボルである。高さ69m。
牛の数が8000万頭、人間の数より多い。日本人は一人平均年間60sのコメを食うが、彼等は68sの肉を食うとか。とにかく肉好き。1s80ペソ出せば相当高級な肉にありつける、50ペソくらいのものもある。
コリエンテス通り。24時間休まない通り!大統領府はローズハウス、塗料が無かったので牛の血を混ぜたとか。女性のキルチネル大統領、国民の70%が不支持?
そんな蘊蓄と共に有名観光ポイントを通過。あるいは下車観光。五月広場。カテドラル
カミニート。余ったペンキで家屋の色を塗ったら美しく見えたとか。自由時間になったが、きれいなお姉さんが一緒に3ポーズ取ってくれて10米国ドルとか。私もいい気分になってポーズをとる。もっともb君は慣れているが私は不慣れで彼女がやけに重く感じられる。ペソは下落し、ドルが好まれるらしい。交換レートは場所によっては1ドル7ペソくらい、このカミニートでは13.5ペソで両替できた。
ラプラタ川河口近くのレストラン。河ではおじさんたちが魚を釣っていた。「Happening 」というレストラン。チョリソーに続いてステーキ、大きさにびっくり。
レコレータ墓地、さらにコロン劇場等観光・・・・・・。
2時過ぎにようやくホテルに入る。夜、夕食後タンゴショウ。
エビータの生涯紹介、フォルクローレなどの後再びラ・クンパルシータなど。よくは分からないが、エビータの生涯紹介で歌われていたのはあの映画に出てきた(「アルゼンチンよ泣かないで」、Don't cry for me Argentina)であろうか。踊りがなかなかに決まっている。然しタンゴの曲名は分からぬ。b君によればラ・クンパルシータのほかにアメデイアルス(淡き光に)、エルコンドルパサー(コンドルは飛んで行く)、アデイオスパンパミーラ(さらば高原よ)等
・・・・・・・あれから3年。キルチネル大統領は翌年退陣。時代は変わる。私は76歳。だいぶ体力が弱ってきて南米に行く体力はもうないような気もする。
行く前にアルゼンチンはアルゼンチンタンゴ、と聞き銀座にある練習場に2,3回行った。しかし全く音感のない私、やめてしまった。音楽もインターネット経由で聞いたけれどもこれもダメ。しかしだめでも全然ご利益がなかったわけではない。
カミニートできれいな網タイツタンゴダンサー衣装のお姉さんと、携帯に撮った写真。彼女は客用の帽子、マフラー、ジャケットを用意していた。彼女が私に素晴らしい足を絡ませ、タンゴを踊るようなポーズ、私も笑顔いっぱいで得意になり、右手は彼女の腰ではなく太ももにべっとり置かれている。帰国後私は得意になり、その写真を知人に次々披露。何人かはきっと「男だけでアルゼンチンに行きたい。」と考えたはずだ・・・・・。
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