1575「高尾山ビアガーデン」(7月27()曇り)

 

蒸し暑い夏!「高尾山のビアガーデンに行きたい。」というのは一昨年位からのガールフレンドのAさんの希望。今日ようやくかなえてあげることになった。

子供のころから高尾山には何回か登った。その時はケーブルなどあること自体に気が付かなかった。すこし長じてくると普通の1号路のほかに琵琶滝コース、稲荷山コース、蛇滝コースなどがあることを知りそれぞれ経験した。歩いて登るにはそれなりにきつい山。

80を超えた父親を連れて行ったことがある。登りはきついからケーブルで行き、帰りくらいはいいだろうと琵琶滝コースを歩いて帰った。しかし滝を岩伝いに降りるあたりが特にきつかった。あとから父親に「死ぬかと思ったぞ。おれは目が悪いのだ。」と怒られたのを覚えている。もう後期高齢者入りした私たち、その教訓を生かして?結局ケーブルで上まで行き、ビアガーデンで飲んで,またケーブルで降りてこようと計画した。

ケーブルカーは最近京王電鉄が完全子会社化したらしい。1年くらい前にケーブルがものすごく混んでいたことを覚えているが、今日はほとんど待たずに乗れた。

清滝駅から中腹の高尾山駅まで、約1000メートル、高低差にして270メートルを一気に駆けあがる高尾山のケーブルカー。高尾山の自然を四方に見渡しながら、約6分間かけて、らくらく高尾山の中腹までたどりつくことができる。途中にある31度の勾配は日本最大になっており、また違った楽しみ方ができるかもしれない。

このケーブルの下をくぐる形で、圏央道の「高尾山トンネル」南北に通っており、南側にはインターチェンジがある。この道路トンネル建設には八王子市民や自然保護団体の間から強い反対運動が起こり、建設差し止めを求める「高尾山天狗裁判」が行われた。開通後の現在でも景観保護や地下水脈の保全への懸念が指摘されているが、開通を喜ぶ声もあるとか。

2時半ころ標高472mの山上駅に着いた。ビアガーデンは3時からオープン。それなら少し歩こうと薬王院を経て標高599mの山頂まで歩いた。引っ張りだこなど面白い石の展示物がずいぶん増えた。猿園:「猿がいないわね。」「お金を払って猿園に入ればいるのです。」

通過してゆくと高い杉の木立の空気が気持ちいい。

右手に杉の苗を寄進した人の看板がずらりと並ぶ、北島三郎の名があった。しかし「杉花粉問題との関連はどうなっているのだろう。」その分味気なくなったともいえる。

山門をくぐると羽根をつけた大きな天狗の像。階段をふうふう言いながら登ると薬王院。

高尾山は天狗が住むと言われていたらしい。

数々の伝説があるらしいが興味のある人はネットで調べて・・・・・。

薬王院まで15分、山頂まで40分とあるが実際の距離はどのくらいか。むかしはここも木の根っこの多い歩きにくい道であったが、すっかり舗装されている。と言っても車が通れるわけではないが・・・・。TVでは宣伝が効いたか中国人など外人観光客が押し寄せている、との話であったがそれほどでもなかった。

やっと山頂らしくない山頂につく。山頂の西から小仏峠あたりが見える。「昔はここから相模湖まで歩いたものだ。」と言ったらAさん。「それを言っても仕方ないわ。今が問題なのよ。」それでも「山頂まで行ったから何か達成感がある。」とご満悦の様子。

「高尾山ビアマウント」には4時前に入った。客も次第に増えてくる様子。

素人に毛の生えた程度の料理でそれほどおいしいとは思わなかったが、和風、洋風、中華風とそれなりで楽しめる。ビールをジョッキ二杯くらい飲みいい気持になった。

Aさんは最近携帯を買った。「どうやったら文字が出てくるの。」早速技術?指導!と言ってもこちらもいつも使い方に悩まされている。あのアカウントをとる、ダウンロードして必要なアプリを取り込むあたりでもうよくわからぬ。携帯をAさんに売りつけた男は「みんな機能をごく一部使っているだけだ。」とほざいていたとか・・・・・。

画面を追っていると「民進党蓮舫代表辞任、稲田防衛大臣辞任」の報道。とうとう、という感じだが、世の中はどうかわってゆくのだろう。ふと思い出す。吉幾三「ンだ」という演歌の一説。「あれは15の春だった、パソコン、デイジカメ、携帯なかった・・・・」

我々の世代の人生・・・・その変化の速さに驚き、時においてゆかれそうに感じる。

館内では「お帰りはケーブルカーに乗って・・・・。」酔って下山は結構危なそう!

それなりに楽しんで日もとっぷり暮れてからケーブルで帰還。実はケーブルは降りるときが怖い。谷の中に落ちてゆくような恐怖を感じる。知っていたから後ろ向きに座っていた・・・。

 

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