1578「位牌から私のカラオケ」(8月10日(木)晴れ)
*北朝鮮が「日本など一瞬にして火の海」と言ったと思ったら、「アメリカのグアム島基地をミサイルで攻撃することを検討している。そうすれば日本の島根、広島、高知の空の上をミサイルが通過する。」と今度は具体的地名まで上げて脅す。「恐怖に駆られて言っているだけのこと。」といっても心配しないわけにはゆかぬ。
*グアムを攻撃したらアメリカは必ずやり返すだろうなあ、中国が言っても聞きはすまい、北朝鮮は火の海になるだろうなあ。そのあとはどうなるのだろう。あそこに親米政権の国家ができるのは中国として看過できまい。となれば北朝鮮絶望となれば中国は地上軍を派遣し、北朝鮮消滅後のプレゼンスを高めようとするだろうな。韓国も指をくわえてみているわけにはゆかぬから地上軍を派遣するだろう。日本はさすがに何もしないだろうけれど、「鼬の最後っ屁」みたいに北朝鮮がミサイルの矛先を日本に向けるかもしれぬ。
*高校同期のa君といつもの中華料理店でラーメンを食った後、公会堂喫茶で一服。
「株はどうなっている?」
「みんな先がわからぬから利益確定売り、下げているさ。」
「メキシコのゼロクーポンを買うことにした。10年後に為替相場が現在と変わらなければ倍になる。」
「そこまで生きているかな?」
「そこが問題だ。死んでしまえばいくら金を持っていたって何の役にも立たぬ。だから生きて内に使ってしまうに限る。」
かくして彼はこの前は500万円かけて、彼女さんと日本一周クルーズをやってきたのだけれど・・・・。
「俺は一応90歳まで生きるよう頑張りたい。」
私の場合、父親が88歳で他界したからせめてそれ以上は・・・・・。
*私が90歳になるとき、現在76歳であるからあと14年、2031年。
365*14+3(2028,2024,2020)-78(5月24日から現在までの日数)=5035日
そうか、9月の半ばには5000日を割ることになるのだな。
もっともそれは計算、北朝鮮、不意の病気等々・・・・。この5000余りを何が減らすやら。
以下は推定も入るが、90歳になるとき、長女64歳、亭主68歳、次女63歳、亭主64歳、長男61歳、その妻51歳、一番上の孫娘35歳、一番下の孫が24歳
孫どもが結婚し、私はひ孫の顔を見ることができるだろうか。
彼らと私がどういう社会を作っているだろうか。死にかかった私をどう見ているだろうか。
そしてもっと気になるのが親しい友のこと。親しい友とは大体同年齢が多い。日本男子の平均寿命を考えれば、いったい私も含めて何人元気に残っている事やら。
*そしてこの前の日記に書いた「ンだ」の一節。
「パソコン、携帯、デイジカメなかった」その時代からまだ30年もたっていない。とすれば90歳の時にはどんな社会になっているのだろう。女性ロボット看護士に看取られて他界するのかもしれぬ。
*もうなくなった友もぽつぽつ、寂しいことだ。
「戒名をお互いに考えるというのはどうだろう。」
「ある日突然「あなたの戒名は****居士。浄土まであと何日、などという通知が来る。」
「日めくりカレンダーに戒名と浄土まであと何日と表示したらどうだろう。」
「一枚めくるごとにあと何日が減ってゆく。」
「死ねばすべておしまいか。」
「せめて生きている証を残したい。墓石というのはどうしてああ殺風景なのだ。ボタンを押せば死者のカラオケが聞こえる、スクリーンに、生前描いた作品が映し出される。」
「墓は半年か1年に行くだけだから、そういうものは家庭におく方がいい。お線香をあげると聞こえてくる亡くなったお父さんのカラオケ・・・・。」
「お線香、上げてもらえるかなあ。」
「そうだ、仏壇に戒名を書いた札があったな、あれはなんと言ったっけ。戒名立ではなし・・・・。それを生前に作ったらいいのだ。あれに小型のスクリーン、計算機能を組み込み、あと何日表示もしたらいい。お寺はなぜそのくらいの工夫をしないのだろう。」
・・・・・・位牌という言葉出てくるのに半日かかった。
*いつものように1時間足らずで公会堂を後にした。「bもなくなってしまったし・・・・。」ペンキ屋のb氏はa君の同級生であったが先日がんで亡くなった。
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