1590「横須賀軍港巡り」(9月28日(木)曇り時々小雨)
妙正寺ラジオ体操会の秋の日帰りツアー、クルージングによる横須賀軍港巡りにガールフレンドのAさんと一緒に参加した。雨模様で心配したが、どうにか一日持ち楽しんできた。
40人のバスツアー。しかし普段知っている仲間同士で気楽。
JR横須賀駅近く汐入桟橋からの軍港巡りは1日6回行われ、45分くらい。11時に乗船。専門の案内人は30歳代だろうか、最後に泉谷と名乗ったが、格好いいお兄さんで説明もうまい。
イージス艦が見えた。中央に大きな搭、そのやや下方に八角形の板のようなフェーズドアレイレーダー。これが目印と言うことだ。これが4方向に取り付けられ、あらゆる方向から来る飛翔体に対応できる。イージス艦とは、イージスシステムを搭載するあらゆる艦艇を指すが、日本の場合は護衛艦。相手の高度が500m程度なら100km先から、1500m以上の高度を飛んでいる相手なら500kmくらい先までが探知できる。高ければ遠くまで探知できるのは地球が丸いからか。日本全土を監視するのに3隻あれば十分とか。高度な探知距離連動して情報処理・射撃処理システムを持ち、200を超える目標を追尾し、その中の10個以上の目標を同時攻撃する能力を持つ。
イージス艦の生みの親であるアメリカは84隻を保有する世界最大のイージス艦保有国。日本はイージス艦をアメリカに次いで導入した国家であり、保有数も世界で2番目の6隻とか。
その先12号バースにはめぐりあわせが良ければ空母ロナルド・レーガンが見えるはず。代わりに国連旗を掲げたオーストラリアの潜水艦の頭が見えた。ロナルド・レーガンはアメリカ海軍の航空母艦。ニミッツ級航空母艦9番艦。2001年進水。米国空母で唯一海外を母港としている。排水量10万トン、全長333m。私は戦闘機が旅客機と比べてこれだけで離着発着ができるのかと疑った。
その向こうがアメリカ海軍基地。
在日米海軍司令部がおかれ、多くの艦船が母港としている。米軍の生活基地でもあり、学校、病院、郵便局、映画館、競技場などがあり、約2万人が生活しているとか。約235万平方メートル、東京ドーム大体50個分の面積。
案内人「上部デッキに出るのは結構ですが雨の後で滑りやすい。くれぐれも注意してください。ドボンと海に落ちてあの基地に泳ぎ着きますと、パスポートの提示を求められます。」
護衛艦いづもが見える。また灰色の大きな巨体。・・・・色気のない!
案内人「みなさん、海の色は何色だと思いますか。」・・・・なんと答えたらいいのか、戸惑う。
「軍艦の色は海の色にできるだけにせて敵から見えにくくしているのです。」
いづも型護衛艦は、海上自衛隊が運用するヘリコプター搭載護衛艦の艦級。先行して建造・配備されたひゅうが型 をもとに大型化し、航空運用機能や多用途性を強化したものとなっている。兵装はひゅうが型と比べ、簡易的な物となり、よりヘリ空母に近づいたと言える。全長248m。
日米が共同で管理するという吾妻島を回ると、海の向こうに日産自動車追浜工場やモダンでホテルのようにすら見える横須賀市の廃棄物処理施設。
案内人「そのむこう、ずっと遠くにうっすらと陸が見えるでしょう。あれがアメリカ大陸・・・・間違えました。房総半島です。」
海の上にブイのようなものがいくつも浮いている。消磁所と言うものだそうだ。ほとんどの艦船は鋼製であり、長時間使用すると地磁気の影響や接触による接触電気により強い磁性を帯びる。定期的に消磁作業を行わないと敵国などが敷設した磁気感応式機雷応するリスクが高まる。海面に突き出た多数の構造物に係留し、艦体の磁力を測定し、消磁装置で逆向きの磁気を当てて打ち消す。
掃海艇というものがあった。掃海による機雷の排除を任務とする軍艦。磁力によって爆発する機雷もあるので昔は木製、最近のものは強化プラスチック製であるとか。
吾妻島を回って船はやがて船越地区へ。こちらは海上自衛隊の全艦船・全航空機を指揮する司令部等がおかれ海上自衛隊の中心部を担っている。
吾妻島は元々本土の一部であったが、明治時代に汐入地区と船越地区を行き来しやすくするために運河を作って分断した。その新井掘削水路を通って出発地点に戻る。
「明治時代、海軍の船員は脚気等に悩まされた。栄養をつけなければいけないということで導入されたのがカレー。ぜひ買って帰ってください。カレーパンもあります。」と案内人は最後まで商売を忘れぬ。その言葉に乗せられ、客は下船するとぞろぞろとお土産ショップへ。
今日のメインはほとんどこれだけ。昼食は豪華なエビなどの船盛つき。我々の隣に会長のaさん、88歳になられるそうだ。「ラジオ体操を続けているからまだまだ元気です。」・・・・そう、元気あってこそ、こういうツアーに来られるのだ。元気あってこそ、ここに北朝鮮の水爆搭載ミサイルが飛んでくるところも見られる・・・・それだけは勘弁!勘弁!
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