1597「台風、選挙、結婚式に海外旅行 2」(1022日(日)雨)

 

7時に雨の中を近くの小学校に作られた投票所に行き、投票。

10時前に原宿にある東郷記念館。竹下通りの喧噪の裏にこんなしずかな神社、結婚式場、幼稚園等があることを知らなかった。日本風の庭には池まである。

一言、若い人はとかく自分たちの結婚式と考えがちだが、年寄りを呼ぶことは決して損にならぬのではないか。私みたいな年寄りが結婚式に呼ばれる・・・・まだ存在を認められていると感じうれしいものだ。お祝いもはずむに違いない。

1990年ころ、会社から派遣されたチェスターでお世話になったa氏のお嬢さんの結婚式。a氏は私より確か5歳くらい若かったが4年前に他界された。あのころお嬢さんはまだよちよちであったが立派になられたものだ。

若い二人が「結婚のしおり」なるものを作って皆に配っていた。男性はカリフォルニアのモントレーに長く滞在していたらしい。女性はお父さんと一緒にイギリスチェスターに住んでいた。出会い、互いの気持ちとともに、それらの地の思い出、自分たちのプロファイル等を紹介している。そして出席者一人一人に書いたメッセージ。披露宴の献立まで載せ、よくできていると思った。

しあわせそうで何よりであった。彼らこそがこれからの日本を開いてゆくのであろう。

3時ころ家に戻った。ひどく疲れた感じがした。

選挙の投票時間は8時まで。その8時がくると各社一斉に出口調査と合わせて、党派別予測が発表される。前にだって公表できるが、それから投票する人の投票に影響することを配慮しているのだろう。事前の予想通り「自民党が300に迫る勢い、(公明党と合わせて)与党で憲法改正発議に必要な3分の2を確保すること勢い。」など流れている。

「異なる意見の人の声にも耳を傾け、多数決により、原点に立ち返って政治を行いたい。」京都で当選した伊吹氏の言葉。悪くない一言と思った。

数日前の報道によれば選挙運動が始まったころ、安倍首相が秋葉原駅前で演説をしようとすると「安倍、帰れ」の激しいヤジ。演説さえさせようとしない左翼の暴力に腹が立った。しかし終盤に再び首相が行くと今度は右派勢力も準備を整え左派のデモ「うるさい、黙れ。帰れ。」も反撃。彼らはさらに報道陣まで囲んで「偏向報道をするマスコミは帰れ。」・・・・どちらもどちら、これじゃあ、民主主義は生まれないな、と感じた。

私の第8区は石原伸晃の牙城。立憲民主党、希望の党の候補を大差で破っての当選は当然と言えば当然。東京一区は海江田氏と自民党の山田氏の争い。海江田氏が民主党代表に就任したとき漢詩を作って見せたたが次の選挙で落選、今度はどうなるか注目していた。海江田氏が勝ち、山田氏は比例代表で復活したらしい。

立憲民主党は、小池氏に「排除」されたことでかえって男をあげた枝野氏はもちろん、主な人物が小選挙区で勝つ一方、自民党反対の声を吸収して比例区でも大健闘を見せ、自民党につぐ2位の座を確保してしまった。

一方希望の党は失速。石原兄弟、荻生田氏等にたてたいわゆる刺客が全員返り討ちに会い、希望の党を作った中心人物若狭氏までが落選。敗戦の原因を作り、さっさとパリに逃げ出した小池氏に、「党首をやめる意思も見せず厚顔!」とあきれる報道もあった。

騒ぎの中で立派な人はそれなりに評価されるものと感じた。みな希望の党に流れる中「人の股などくぐれるか。」と怒った野田氏、失敗であったが民進党の希望の党への合流を企てた前原氏など。スキャンダルは、不倫報道の山尾氏が無所属から通る一方、「このハゲー!」の豊田氏が落選。それぞれ国民の審判を受けた感じ。

明け方再びテレビ。もう開票も比例区の最後に一人二人など残してほぼ議席が決まっていた。風は強いようだが雨は止んだようだ。台風は御前崎に上陸し、沼津あたりを通過しているらしい。

台風も結婚式も私の中では過去の中に消えていった。選挙もそうだが、こちらはこれを起点に今後の日本の未来が展開してゆく。

報道は自民党と公明党与党で憲法改正に発議に必要な3分の2を確保、これに野党ではあるが議論には賛成な希望の党、維新の党を入れれば圧倒的多数。憲法論議が活発になるであろう、と伝える。しかし一方で9条の扱いなど意見が異なり合意まで大変だろう、とも伝えている。それこそ伊吹氏の言うように「異なる意見の人」の意見を聞きながら進めてほしいと感じる。市場は・・・・これから開くがたぶん上がるのだろう。

私は嵐の22日が過ぎ、あさってからギリシャ旅行で日本脱出。111日に帰国するが、また自分にとって新しい世界が開けそうに感じる。

 

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