1600「歌会、選挙制度の議論等」(11月10日(金)晴れ)
恒例の高校同期の歌会。6人が出席した。土曜日の夜ということもあって、店はたくさんの一般客が入り、だいぶ混雑していた。
a君は老人の結婚相談所を立ち上げたのだそうだ。
「年を取っても伴侶がほしいという人は案外多い。まだ始めたばかりで会費は結構高いが、90歳以上の老人まで入っている。」とのことであった。その元気に敬服!
「株はもう天井だろうか。」という声があった。
昨日は大きく乱高下した。日経平均は、一時400円以上上げたものが、利益確定売りなどに押されどんどん下げ、終わってみれば数十円の下げで会った。今日はその流れを受け継ぎ一時は300円以上、下げたが結局187円のマイナスで終わった。ここ半月以上上げ一本で来た。この辺で反動が出てもおかしくない・・・・。しかしこの反動は簡単に収まり緩やかな上昇を続けるだろう。外人が日本株はまだ安い、と感じて買っているらしい。その背景には次々に出る日本企業の決算数字が思いのほか良いからで、それをベースに考えれば日経平均30000円も夢ではないとか。私ももう少し・・・・。
元外交官で、今でも少しはそれを生かした活動をしているb君が来ていた。情報量が多く今日は彼を中心に話が盛り上がった。
「保守とか革新とかいうが最近特に若い人の考えでは、共産党などの勢力が保守的、逆に自民党などが革新的なんだって。」・・・・この意見はその通りと思う。b君は「その通りである。しかし何となく日本人は右派を保守、左派を革新ととらえており、いまさら替えるわけにもゆくまい。」
「今回の選挙は小池百合子氏らが引っ掻き回したおかげで与党の圧勝になったが、選挙制度にも問題がある。例えば外国では選挙するには自分で申告しなければならぬ。お上から「強制的に」選挙権が与えられるのはおかしい。それによって政治に無関心なものまで投票を強いられる。第二に投票が記名式である点だ。あれは間違いを生みやすい。候補者の名前を書いておいて印をつけるマーク式になぜしないのか。さらに比例代表の選び方、衆議院と参議院が違うなど問題点が多い・・・・・」
この話は憲法論議にまで発展した。「日本の憲法は戦後トルーマン大統領の下にいたミズーリ州出身者によってつくられたようなものだ。いろいろ不都合なところがあるのは当たり前だ。」みな一応同調している様子であった。
「今回の選挙で民進党以上に負けたのが実は共産党だ。野党協力など言いだし、選挙区によっては候補者を引っ込めてしまった。おかげで比例区の票まで集まらず、議員は半減してしまった。」
などほかにも興味ある議論を展開していた。これらのほかに、小選挙区については「一位と二位で決選投票をすればいい。」との意見があったが、結構手間がかかるだろう。
b君は霞が関カントリーのメンバーらしい。トランプ大統領が来日。
安倍首相とのゴルフ、一般の会員と同じようにプレーをしたという。霞が関カントリーを希望したのは安倍首相、一緒にプレーする者を松山と希望したのはトランプ大統領であった。とにかく大統領はゴルフ場のすばらしさを連発し、大満足であったらしい。しかし裏方は大変、警備はもちろん、風呂まで問題であった。彼は「刺青をしているのではないか。」とb君、そのせいもあって一般と一緒にするわけには行かず・・・・・・。
北朝鮮問題について日本と韓国の対応が分かれている。
日本の立場は北朝鮮と何時戦争になるかわからぬ状況だ。それゆえ日米韓で軍事的に対峙、解決しなければならぬ、場合によっては戦争も辞さぬ、という立場。中国は勿論自国の玄関先で戦争が起こるのはまっぴら、それより資源や労働力の提供の場として北朝鮮は安定的であってほしい、という立場だろう。韓国は文在寅氏が大統領になって大きく変わった。戦争をすると脅している北朝鮮に平和にやろう、共同でオリンピックもやろうなど提案する始末。その背景には「韓国国民は総意としてみれば戦争になるわけがない、北朝鮮が同じ民族である韓国を攻撃するわけがない。」と暗黙裡に信じているのではないか。日本も同じかもしれぬ。北朝鮮脅威論は喧伝されるが、株式市場など見ればそんなことは起こるわけがない、と信じているようだ。しかし実際は?
これに関連してb君は核シェルターの準備をするべきだ、という。日本は断然シェルターが少ない。攻撃されて例えば逃げるところは地下鉄構内くらいだが全然足りない。みんながおしかけ圧死者が出るのが関の山だ、という。しかし「じゃあ、君は自宅に作ったか。」と聞くと「作っていない。」‥‥わからん。一方から国の命令で作ることになったら人手が足らぬ、などいう建設会社出身者。私は「作ることになったら教えて。建設会社の株を買いたい。」と混ぜ返す。
歌はやっと9時過ぎになってから始まり、私とb君が一曲歌っただけであった。
追記 b君は選挙制度について持論をまとめた資料を送ってきてくれた。希望者にはコピーを送ります。
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