1605「かきくけこ論2」(1126()晴れ)

 

1602の「エロ爺のかきくけこ」について中学校時代の同期のa君がコメントをくれた。a君のコメントとその後であったエッセイを読んで、我々が元気な老後を送るにはこれだろう、というように感じた。そこで少し、編集しながら二つを紹介する。

a君は四街道に住んでいるが、10年くらい前に聞いた市民大学の講義を思い出したという。その内容はいくつになっても「生きがいを持とう」というもので、あった。いわゆる、生涯青春の人生のすすめであった。 世の中大きく変わり、老人中心時代から若年中心時代へと移っている。高齢者は、今までの衣・食・住(の達成)から、新しい医・職・充を求めよ。すなわち、医は健康維持、職は(今まで培った)経験、技術の地域社会への貢献、充は生きがいを持て、というのだ。

そして、その生きがいが「かきくけこ」だそうだ。

か 感動することに照れるな。(何を見ても何をしても無感動はさびしい)

き 緊張感を楽しめ。(緊張感のない毎日はボケる)

く くつろぎを持て。(つねに緊張はダメ)

け 決断力を維持せよ。(人に判断を任せるな、自分で判断せよ)

こ 好奇心を持ちつづけよ。

さらに彼はある同地域の病院の院長の話をあわせて紹介している。

 「健康寿命」なる言葉の生みの親である東北大学の辻教授は、70才以上の人、1万人にアンケートをとり、10年間、追跡調査を行なった。

アンケートの問: あなたは何才ぐらいまで生きたいですか?

答え: (1)長ければ長いほどいい。(2)並みでいい。(3)短くてもいい。

 追跡調査の結果、死亡率は、(1)、(2)、(3)(と答えた人たち)とも全く同じだったが、要介護状態発生率は、(1)が非常に低く、(2)は、やや高く、(3)は、大変高かったそうだ。やはり、長生きしたいと願う人は、それだけの心構えで生活していることが分かる。

また別の調査の例。 北大近藤教授の「中年期の生活習慣と痴呆」の関係

痴呆にかかる率は、40才代を振り返ってみて、次の項目があてはまる人は、あてはまらない人に対して高くなっている。

長く続けた趣味の欠如、40才以降の運動不足、休日に運動しない、歯の喪失             過去の喫煙歴、高血圧、飲酒歴  

次にa君のコメントを見てネットを探しているうちにであった記事

プレジデントオンライン(星旦二)「ピンピンコロリ」を実現する5つの習慣

生活習慣という切り口から見ると、次の5つの習慣を身に付けることがPPKには大事だということがわかってきたそうだ。a君と同じような指摘だが

1、運動。毎日やらなくても週に1回運動していれば、生存率がかなり高くなる。

2、質のいい睡眠。

3、朝食。食べないと脳や身体機能が活性化しません。その際、納豆、ヨーグルトなどの発酵食品を食べ腸内細菌を増やして体温を高めると免疫力が高まり、がんになりにくくなる。

4、禁煙。発がん物質を含むたばこは百害あって一利なし、確実に寿命を縮める。

5、適度な飲酒。私たち研究チームが高齢者1.3万人を対象に3年間追跡調査したところ、男性では毎日飲酒する群、女性では週に12回飲酒する群の死亡率が最も低く、逆に死亡率が高かったのは男女とも「ほとんど飲まない」と回答した人たちであった。」

あわせてこの記事は「日本では多くの人が誤解しているのがコレステロール値の評価」とする。「高コレステロール群と低コレステロール群では、明らかに前者のほうが長生きする。コレステロールはビタミンDや細胞膜、がん免疫細胞の材料であり、体の中で重要な役割を担っている。その一方、コレステロールを下げる薬の服用により死亡率が高まることが証明されている。」

更に最後に心の健康をあげる。「これがピンピンコロリの条件だ!」として

・かかりつけの歯科医師を持つ  ・口腔をケアし良好な状態を保つ  ・やや太めの体形である ・総コレステロール値が高い  ・お出かけが好き  ・断熱に優れ土壁を使った健康住宅に住む

・・・・・最後はなになのかなあ。でもみなさんもこれに当てはめて自分がどういう状態であるか考えてみるのもよいかもしれぬ。私の場合は一日10000歩歩き、パン食だが朝飯は必ず食う、酒は適度で、たばこは吸わず、よく寝るし、趣味で結構感動し、緊張感をもつ。お出かけも大好き!こうやってせめて90歳まで元気でいられるかなあ?・・・でもどうも少々知的でないことが気がかり。誰かが「カマル・ダ・シバ」的人世、と言った。分かるかな?

 

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