1642「二つの女性スキャンダル問題」(419日(木)曇り)

 

元より我々一般人はどんなにインターネットが普及してもすべての情報を集められるわけではない。それゆえこのエッセイも少々怪しげなところもあるのだけれど・・・・。

あの女性スキャンダル問題である。正直言ってあんなに腹の立つことはない。オンナとはあんなに危険なものなのかとさえ思いたくなる。

一つは新潟県知事が出会い系サイトで知り合った成人にはなった大学生女性と交際していた話。

報道によれば「エッチをするときはコンドームをつけて一回3万円でした。割とお金持ちの様でした。」と女子学生が告白しているらしい。おかげで週刊誌に報道された知事殿は辞職に追い込まれたのだ。柏崎原発再開に強烈に反対していたから、おかげで東京電力の株価が少し上がった。少し東京電力の株を持っているから潤った、などは関係ない話!

しかしまあこの大学生は恥ずかしげもなく話すものだ、と我々世代はあきれる。さらに「知事はもともと独身なんだろう、構わないじゃないか。」という少々乱暴な意見もある。最初から知事を貶めるために近づいたのではないか、というような記事まであった。

もう一つは財務省次官どののセクハラ発言問題。これも記事に載っている週刊誌すら読んでいないからはっきりしたことはわからぬが、概要は次のようらしい。

TV朝日の記者がモリカケ問題で、次官からたびたび呼び出されて取材を行ったが、何度もセクハラ発言を受けたという。彼女は途中から次官に断らずに録音テープにとり、社内で告発できないかと上司に訴えた。しかし「ほかにも影響が出るから。」というような理由で記事にできない、と言われた。それを週刊新潮に持ち込んだところ、記事になったらしい。記事にされ、追及された財務省はこちらでも調査するから被害を受けた女性は協力してほしい、と呼び掛けた。すると報道関係者や与党も含めた代議士などから「そこまで要請するのはやりすぎ、被害を受けた女性にしてみれば口に出すのも恥ずかしいはずだ。」などの抗議が起こる。

セクハラ発言には「抱きしめてやろうか。」「胸、触ってもいい?」などの言葉があるという。しかし言葉は二人の間の関係によってセクハラに映るときもそうでないときもあるのではないか。アベックの間なら当たり前かもしれぬ。重要なのは1年半もそれでいて取材を続けていたという実態。特定の人に張り付いて記事を集める。番記者というのだそうだ。しかし半年で変わることができるらしい。それを断らずに何度も呼び出しに応じていた様子だから少々親密になるのは当たり前。その親密を利用してニュースをすっぱ抜こうとしたのは、彼女の責任であり、セクハラ発言を嫌だ、と応じなければよかったではないか。上長も彼女の仕事を変えればよかった、それを継続させたのはパワハラそのものではないか。彼女は録音テープを二次加工して他社に持ち込んだ・・・・・報道倫理もへったくれもあったものじゃない!

TV朝日の上長は困ったに違いない。問題があるのならなぜ自分のところで取り上げなかったのか、と言われるだろう。またもし彼女の言っていることに間違いがあったり、他社が報道をしたことをつかれれば自身の身が危ない。

それを踏まえての発言だろうが「事実は事実だ。」と主張し、財務省の要請に報道の自由などをけしからんと抗議している。議論の矛先を変えようとしている。

それにしても今どきのオンナは変わったものだ、と感じる。友人の発言「どちらも最初はうまくいっていたのさ。ところが二人の関係があるときからねじれてしまった。その結果訴え出て騒ぎ始めたのさ。オンナの怖いところはそこだよ。」

目を通したばかりだが「週刊女性」のフィフィの発言をその通りと思う。自分流でまとめると、問題はテレビ朝日に限ったことじゃなく、マスコミ全体にはびこっている取材スタイルだ。おじさんのセクハラ発言も気持ち悪いけどこうした「女性を利用した取材のやり方」も気持ち悪い。本来マスコミにこういう取材スタイルを改める動きが出なければいけない。よく考えればこの問題は女性全体がバカにされているのだ。しかし一部の女性議員から聞こえてくるのは政権たたきへの利用のみ。こんなことをしていては、男女平等なんて程遠い!

また別の記事、舛添元東京都知事は「次官と2人きりで食事など論外」などとその取材手法に異論を投げかけている。反論に対しても「食事なしでも取材はできる。」としている。

皆さんはこの事件どう思いますか。古い世代の私にはついてゆけない!

 

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