1648「忙しい一日」(5月11日(金)曇りのち晴れ
珍しく忙しい一日であった。11時から公会堂喫茶でa先生の中国語のレッスン。
彼女は、最近は腰が痛くて仕方ないのだそうだ。中国流のマッサージ師に掛かっているらしいが、良くならぬという。
私は夜のカラオケまで時間があるから銀座に行く、一緒に行くか、と誘ってみたが「歩くことに自信がないからやめる。家で寝ている。」とのことであった。銀座6、つまり昔の松屋の向かいあたりにある渋谷画廊。職場が一緒であったbさんからハガキをもらった。昔の会社の仲間の絵の展覧会。
展覧会はcさんの遺作展を兼ねていた。私は現役時代イギリス留学から帰った後、dさんの指揮のもとcさん等とポルトガルのガス普及計画のコンサルに行った。cさんは景色を見て、それをすぐに頭にとどめ、後はカンバスなりノートなりに向かってすらすらと描き始める。どうしてあんなことができるのだろうと思った。会社を出てからも横浜で絵の展覧会をご家族で開くなどしていたが確か2年ほど前に亡くなった。
そのcさんのスケッチ画が数枚。昔を思い出す。他にbさんはカンバスにいろいろ張り付けるのが得意、今日もそんな絵があった。天然ガス転換時代お世話になったdさんはもうプロ級、力強い線の風景画。ちょうど工場で一緒であったeさんと、営業所で一緒であったf君が来ていた。hさんという人から自作の裸婦の絵ハガキをもらった。4色しか使っていないという事だが、そのことよりデッサンのうまさに感心した。
7時ころに高円寺のチキに行った。いつものメンバーに加え、元外務相の高級官僚であった。i君がきていた。j君は腸のポリープを取るために10日も入院した、と言っていた。
「ゴールデンウイーク前に退院したが医者から酒は控えるように言われた。だからいつも焼酎のお湯割り3杯飲むと所を二杯にした。」大分元気を回復しているようだ。
昨今の事件、やはりあの女性記者のセクハラ告発と南北朝鮮の融和が話題となった。
前者はここでは省くが、後者は、平和は歓迎だが、朝鮮半島統一は日本にとって脅威でもある。北主導で統一がなされ、核が何らかの形で残り、それを武器に日本に迫ってくる、これが最悪のシナリオだろう。しかし日本にはその自覚があまりない。
ヘレンミアーズという人が、太平洋戦争終結のころ書いた本をk君が持ってきた。
私も読んだことがあるが、インタ−ネットで調べたところをまとめると
「●真珠湾攻撃は青天の霹靂ではなかった。アメリカは、さしたる被害なしに日本に第一撃を仕掛けさせるよう画策した。
●原爆投下は必要なかった。それは、日本に対して使ったのではなく、ソ連との政治戦争で使用したのだ。
●終戦直後、アメリカは日本を裁くほど公正でも潔白でもない・・・・・」
アメリカ人に人種差別意識は強い。日露戦争で日本が勝ったことに仰天し、いつかは日本をたたかねばと考えた。一方日本はその後第一次大戦にわずかながら参戦して戦勝国となり、慢心していた。日本は本来ならシベリア出兵の失敗、ノモンハン事件などを通して自分の力の限界と彼らの意図を見抜くべきであった。
i君は「憲法9条を改定して日本は軍隊を持つべきだ。」が自論。太平洋戦争で4年も日本が頑張ったことは彼らに脅威であった。日本おそるべし、現行憲法は戦後日本が二度と挑戦してこないようにと考えられたものだ。あんなものは、サンフランシスコ平和条約締結の時に改訂しておくべきであった。
現在の憲法下で、自衛隊とそのやっている事は憲法違反かと言えばその通り、しかし独立国として自分の国が守れないでどうする。自衛のための軍隊を持つべきだ。
ただ彼が比較的右寄りの読売新聞記者などに尋ねたところ
「現行では憲法改正は無理なのではないか。仮に3分の2の賛成を得て、国会で可決したとしても国民投票で過半数の賛成が得られないのではないか。国民は憲法改正、即戦争の可能性という恐怖をマスコミ、日教組等の長い間の左翼教育で刷り込まれている。」
そして別の調査。「国が攻められたらどうするか。日本のほとんどすべての若者が国なために戦うのではなく「逃げ出す」と答えている。」
これ以上のコメントはここでは控えるがなかなかに難しい問題だ。
最後はまた歌になった。最近腹に力を入れて歌うようにしている。その成果声だけは通るらしい。
m君の帰り道での発言「大きな声を出すことは大変健康にいい事だ。別に節なんか少々違っていたってかまわないんだ。」・・・・この発言、音痴の私としてはどう解釈すべきか。
註 ご意見をお待ちしています。
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