1649「息子一家来襲」(5月3日(木)晴れ)
夕方、一人。何だか、ひどく疲れた感じがする。炊飯器をセットしなければならないのだけれど、それさえ億劫。布団を敷いて横になり、1時間くらいぼんやりしていた。
彼らには11時までには来ておくれ、と言っていたが、9時半過ぎに早くも来襲?今年就職した長女は来られなかったが、残り4人。47歳の息子、10歳くらい下の嫁、今年高校に入学し、少し可愛くなった彼らの次女、それに中学に入った長男。青い小型のマツダの車で沼津からやってきた。
用意した柏餅やイチゴを食べながら、談笑。次女は優秀、私は「いまはこれは私にはできそうにないなど制限を考えないでいい。夢大きく持って・・・。」長男にも「何かやりたいものを見つけるといい。」普段私が考えていることを伝えたつもりだが・・・・。
昼食に行くには早いと思っていると息子が、私の庭を見て
「草ぼうぼうだね。みんな一緒に抜こうか。それから飯に行けば腹がすきうまい。」
もちろん女二人は「亭主、何を言うか。」という様子で拒否。それでも私、息子、息子の長男で草を抜く。20分くらい・・・・それで結構抜けた。
11時前、そろそろいいだろうと5人、ぶらぶらと荻窪に向かう。私は最近は1日10000歩歩くために毎日荻窪まで歩くのだが、人のよっては嫌がる。この辺、彼らは元気だ。
11時半、荻窪の小さなステーキ屋。狭い階段を上った3階にある。
「マルリー」という店だが、私はよく食いに来て、味がなかなかいいと思っている。昨日予約しておいた。私の説明。「ビリーステーキというのが一番安いが脂身だ。ステーキ定食がいい。この店は最近改装した。競争が激しいからなかなか値上げができぬ。そこで改装前は170gあったステーキを、改装後は140gにした。少々小さいかもしれぬ。食べられる自信のあるものはその上の260gのステーキを注文せよ。ただ俺は無理だ。」
長男がどうかな、と思ったが皆140gでよいという事であった。
アツアツの鉄板の上に乗せられたステーキがジュージュー音を立てながら運ばれてくる。
「これにだな、まずはこの焦がしニンニクをばらまく。それからこのたれ。青いこの漬物みたいなやつもおいしいからバラバラ・・・。」・・・・みなそれに倣う。
今日ステーキにしたのには理由がある。3月に沼津の家を訪問したときに私が時々ステーキを食う話をしたところ、次女が「おいしそう、連れてって」と言ったからだ。
ステーキは幸い好評でみなおいしい、うまいの連発であっという間に無くなってしまった。最後に次女が皿に残った小さなニンジンの端っこだけ嫌そうな顔をしてかじっていた。彼女はニンジンが苦手らしい。未だ子供・・・・。ニンニクで少々口が臭いかもしれぬが気にしない、気にしない!
最近の若い子の喜ばれそうなものは難しい。
カラオケは喜ぶのはせいぜい次女だが、彼女にしても何も爺の蛮声を聞きたいわけではない様子。ボーリングは私自身が自信がない。あんな重いものを持てるだろうか・・・。バッテイングセンターは長男だが、この子は野球は趣味でないらしい。水泳をやり、平泳ぎで25m泳げるようになったとか。遅い、とも言いたいところだが私も同様だった。神社に行っても喜ばれそうにもない。仕方なく、喫茶店「倉」にゆきお茶。
私と息子はコーヒーであったが、嫁はコーヒーとケーキ、次女と長男はケーキのみ。妙な注文だが何となくわかる。若いふたりはまだコーヒーなどいらぬ、冷たい水で十分、とにかくケーキが欲しいという事らしい・・・・。
女どもはそれから駅ビルの中のぶらぶら歩き。私と長男は1時間くらい、ぼけっとベンチに座って待っていた。全員で、またぶらぶらと歩いて我が家まで戻ってきた。途中によったジーンズ専門店。
二日前にここでTシャツを買った。女性店員がお似合いですというからそのまま着て帰ったがどうもおかしい。喫茶店のトイレで脱いでみると後ろ前に着ていた。ここで次女にサンダルを買った。これがいい、というからいいよと言ったが、あわてて「サイズは合うか。」と聞いた。彼女は履いてみてぶかぶか、と気づいた様子。とにかくこの際、買ってもらって、と考えたか?おっちょこちょいぶりだけが私と孫娘の共通点?
「夕食はどうか。」と誘ったが、結局4時ころみなうれしそうな顔をして帰っていった。
夜になって一人の食事。それも終わって疲れも取れたころ、次女から電話。「ありがとう。おいしかった。」・・・・大分食いしん坊らしい。息子からもラインに写真が届いた。
もう子たちの時代、孫にいたっては私には異邦人、共通のことが見つからぬ、一緒の時間をどう過ごすべきか・・・・楽しかったがそんな風にも感じた一日であった。
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