1667「歌会・・・77歳」713日(木)晴れ

 

この前のあの魅力的な50歳くらいの中国語の先生の授業。

私は中国語で書いた日記を見てもらった。そのなかに「77歳の誕生日を迎えた。女友達が銀座でステーキをおごってくれた。」それを読んだ先生「77歳ね。」と何やら考え深げ。・・・・あれは「おじいさんね、恋の相手として対象外。」あるいは「父親と同じだわ。」という思いか。しかし年齢ばかりはいまさら替えるわけには行かぬ。

忙しく動き回った。15日に沼津の息子のところ、17日、18日にガールフレンドのAさんと箱根旅行。それらの切符の手配をした。カラオケをやるためテレビを買い替えることにしてBICカメラに行った。希望者がほぼ同じ値段で売られていて迷ったが松下の店員が「デイスカウントしますよ。」と言ったのでそちらに決めてしまった。

証券会社に行った。「ここしばらくは日本株は苦しい。それに比べて米国株は伸びている。どうですか。」FANGと言うのだそうだ。FacebookAmazonNetflixGoogleの頭文字とかでどれもどんどん伸びている、これからも伸びそう、と言う。内容も知らぬくせにNetflixを買ってしまった。吉とでるか、凶と出るか。

そして7時高円寺のスナックに駆け付けた。毎月の歌会。

a君は来る予定であったが、ゴルフをやって疲れてしまった、b君は別荘にいるとかで何人参加するのかやぶまれたが、いつものメンバー二人に加え3人が現れ結局6人になった。

「暑い、暑い、死にそうだ。」

「でも西日本の人たちのことを考えなければいかないわ。」

突然家族を、家を失う。不幸はいつやってくるか分かったものじゃない。それにしてもこれだけ文化の進んだ日本、それをもってしても自然の力にはかなわぬという事か。

「タイで少年たちが救出された話はよかったね。」

サッカー少年たちが洞窟の中で遊んでいたところ、大雨で水が流れ込んだ。溺れると、彼らは奥へ、奥へと進んだ。途中が水没し、救助活動が難航、10日ぶちくらいにやっと助け出されたが、いり口から5キロも奥に入っていたという話だ。

とにかくこうし楽しく生きていられることのなんとうれしいことか、そんな風に皆で話す。

オウム真理教の7人がとうとう死刑になった。ママの質問「平成が終わるでしょう。恩赦がおこなわれるのではないか。その前に区切りをつけると言うことで今回の死刑になったって話、本当?博学の皆さんならわかるでしょう?」

「オウム真理教に勧誘され、入信しようとしたが、思いとどまった男の話がネットに出ていた。東大医学部だそうだ。彼は剣道をやっていたので、そこから現実の世界を考え、やっぱりおかしいと思ったのだそうだ。しかし入信してしまったものもいた。」

あのまだ世間のことなど知らぬ青春時代、時にとんでもない思想に感化されてそちらに走ってしまう。ありがちなことだ。

「若気の至り」「自分は人に使われていただけだった。」などと弁解しても、現実、前代未聞の都会の真ん中で毒ガスをまき散らすという、悪行を行い、何十人もの人をしにいたらしめた、あるいは意見を異にし、自分たちに不都合と言うだけで弁護士一家を皆殺しにしたという事実は消えない。その報いとして日本では死刑が行われる。

残酷な殺し方、という点ではあの神奈川で起こった美人看護婦による殺人事件もひどいものだ。点滴に毒を注入されてはかなわない。どこかに「犯人は非常に潔癖症で会った。」と指摘していた。

この話がIS事件、太平洋戦争の話、中国の歴代王朝の殺人などに発展していった。「一人殺せば殺人犯、100万人殺せば英雄」との話を思い出す。「境い目はどこだ。」とまぜっかえす者もいた。

家に戻り郵便箱をのぞくと中学校の同期から同期会に出席できなかったが、その時の様子を知らせる手紙をくれてありがとう、という内容の物であった。Emailにも同じように出席しなかった者から感謝のメッセージが届いていた。出席しなかった者も、本当はみんなに会いたかったのではないか。

人世も終局場面、あの自分たちがみずみずしかったころが懐かしく思い出される年齢なのかもしれない・・・・。

 

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