1673「人類が人類を滅ぼす」(88()曇り時々雨)

 

ある女性の話「昔よりずっと異常気象が多くない?台風だの、洪水だの、地震だの・・・・。」

確かに今年は特にひどかった35度以上の猛暑日が続き、エアコンは必需品位の情報が流された。地震も多いようだ。もっとも地球温暖化と地震を結び付けた報道は見かけないが・・・・。

その猛暑が一段落したと思ったら、今度は台風13号が関東を直撃しそうだ、という事で大変。

ある人は「食料を買い込んでおかないで大丈夫?」と私に警告し、また今日は中国語の先生が「明日の個人レッスンは延期したい。」と申し入れてきた。

考えてみれば文明が進んだ、科学が進歩したというが、人間は自然現象をいまだにコントロールできない・・・・・。そんな中で見つけた記事。

人間活動がはじめて季節を変えた? 日本と世界を襲う記録的な猛暑の背景

猛暑は日本だけではないようだ。

「米国では、78日にカリフォルニア州デスバレー国立公園で最高気温52度となったほか、ロサンゼルス近郊のチノでも48.9度を記録した。

また、欧州では、アイルランド、イングランドの東部および南部、スカンジナビア半島南部、バルト諸国などを中心に、平年値より3度から6度ほど高い気温が継続。

北極圏に位置するノルウェーのテュスフィヨール市ドラッグ村で718日に最高気温33.7度、記録的な猛暑と乾燥により、北西部のイェムトランド、中部のイェヴレボリやダーラナなど、これまでに50地点以上で森林火災が発生している。」

異常気象の発生人間活動によるものなのか?

熱波や猛暑をもたらす個々の事象が、生産活動や経済活動、社会活動などのいわゆる"人間活動"に伴う気候変動に起因するものだとは直ちに断言できないものの、人間活動が昨今の異常気象に直接または間接的な影響を及ぼしていることはすでに多くの研究成果が示してきた。

世界気象機関(WMO)によると、2011年から2016年までにアメリカ気象学会(AMS)の機関紙に掲載された研究結果131件のうち65%が「異常気象の発生確率は人間活動によって著しく影響を受けている」ことを明らかにしている。

別の論文:人間が「季節循環に影響を及ぼしている」との研究が発表された

「衛星が実際に観測した温度データと、気候モデルに基づきシミュレーションした人為的要因のフットプリント(痕跡)を分析し、対流圏温度の季節循環において、人間活動に起因するフットプリントを、自然変動によるものから分離して示すことに成功した。」その結果「対流圏温度の季節変動幅は、とりわけ中緯度において大きくなっており、水陸分布の違いにより南半球よりも北半球でより大きくなっている」という。

そして「地球は「温室」化の瀬戸際 人が住めなくなると警鐘 」という論文も見かけた。

「化石燃料による大気汚染がこのまま続けば、地球は危険な「温室」状態が永続することになりかねない──。欧州などの研究者らが6日、そう警告する論文を米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表した。環境保護と経済成長を両立させるグリーン経済への転換を地球規模で早急に実現する必要があると訴えている。」と言うのである。

いわく「このまま極地の氷が解け、森林が伐採され、温室効果ガスの排出量が増え続けていくと、地球は転換点となるしきい値を超える。そうなれば気温は産業革命前よりも45度上昇し、海面は現在よりも1060メートル上昇する。21世紀末までに各河川は氾濫し、沿岸地域は暴風雨にさらされ、サンゴ礁は消滅。地球の平均気温は過去120万年間のどの間氷期よりも高温になるという。」

「温室化した地球」が現実のものになれば、地球は人が住める場所ではなくなってしまう」。論文の執筆者の一人は危機感をあらわにする。

論文は、地球の気温が10年間に0.17度の割合で上がり続けているとしたうえで「平均気温が2度上昇すると重要な転換要素が活性化され、気温がさらに上昇する。これによって他の転換要素がドミノのように次々と活性化されていき、地球全体がさらに高温になる」。

・・・・ゆでガエルの話を思い出す。結局人間はたいしてすることもなく、気が付けば滅亡という事になるのか。

あけて9日、台風は思ったより少し東側を通って北上、次第に太平洋に消えて行く様子。風がすこし強いが東京は曇り空。

 

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