1684「歌会・・・言論の自由の世の中」(914()曇り)

 

いつもの歌会、6人が出席。a君が来ていたので少し政治問題が盛り上がる。話いろいろ飛んだから、今日の日記はそれを順不同で並べてみる。後日考える参考になるかもしれぬ

*1)b君は今日高齢者ドライバー講習を受けてきたそうだ。未だ運転する気だ。ところがa君も受けたそうだ。安全第一で運転してください。彼がいうにはあの事業はあまりもうからぬ事業、それゆえ予約がなかなかとれぬとか。

*2)共産主義はこの世は資本家と労働者が対立している。革命を起こして我々も平等に扱ってもらおう、と言うものだった。しかし実践してみれば、個人の欲が突出し、貧富の差が激しくなった。人々は必ずしも幸せにならなかった。民主主義は共産主義よりまし、それぞれの権利も義務も平等、と言う考え。一番良いシステムに見える。しかし実際には格差は無くならぬ。一人大金持ちと99人の貧乏人で構成される社会で、彼らが作る政府は大金持ちの財さんの分配機関に成り下がる。これでは大金持ちがやる気をなくすのは当然だ。個人の権利の保全はどこまで行われるか。たとえば最近開発される癌の特効薬など一発で何百万。かかったものは当然のように要求する。しかし彼が払う分と実際に掛かった金の差は結局我々の税金で埋められる。払う方が怒りたくもなるのも当然か。民主主義の単位の取り方も問題だ。国家は個人個人が一票、国際社会では国家が一票、その結果が今回のIWC総会のような結果になるのだ。これに対しa君は言う「国連はしょせんパワーポリテイックの世界だ」。

*3)(新聞記事要約)912日にはウラジオストクで開かれた東方経済フォーラムの壇上で突如、プーチン大統領が安倍首相に「年末までに前提条件を付けず平和条約を締結しよう」と提案した。

安倍首相は返事をしなかったが「聴衆は喝采した」」

安倍首相が答えなかったのは当然だ。日本は「北方領土問題を解決して日ロの国境を確定したうえで、平和条約を結ぶ」というのが基本的方針である。日本ではまずは北方領土を解決してからと切り返すべきと、非難する人が多い。当然である。ロシアにとって日本の経済協力はほしい。しかし日中の力が逆転、ロシアは中国との関係を強化している。そこでこんな話をして揺さぶりをかけていると解釈する人もいる。しかし素人の私はいきなり荒立てて「違うでしょう。」と言い返さないところが安倍首相の良いところとも感じる。

*4)a氏の話は時々おやと思うところもあるが以下は全面賛成。

文在寅大統領の登場により、南北融和ムードが高まった。そして日本では南北統一の実現を歓迎する人が多い。しかし南北が統一されれば、韓国が日本に比べて大きな力を持つことになる。さらに問題は北の核、しばらくは鳴りを潜めていても彼らは決して核開発の動きをストップさせることはない。世界の外交が核のパワーバランスによって左右されている現状をよく知っている。結局核を持つ統一国家の出現という事になりかねない。そうすれば彼らはその力に物言わせて、日本をなめてかかるだろう。一人が「南北統一は実現しない」と語ったが「主義主張が違うから最初は連邦国家のようになるのかもしれぬ。しかしいずれは統一する。」という見方の方が正しいように見える。アメリカは大陸間弾道ミサイルが米国本土に飛来することだけが脅威だ。さっさと日本を見捨てて逃げ出すだろう。さて日本はどうしたものだろう・・・・。

*5)平成が終わろうとしている。陛下は記者会見で天皇という立場にあることは、孤独とも思えるものと思いを明かされた。

これを受けて「天皇陛下と言う立場は檻の中の小鳥か。」と書いた人がいる。皇室典範と憲法を並べてみればまるで水と油。矛盾だらけ。皇室に嫁ぐ・・・・美智子様の時代はまだ日本人の心に古い時代の道徳観念が根付いていたから、何とか対応できた、しかし雅子様は現代っ子の上、ばりばりのキャリアウーマン、皇室のやり方になかなかついてゆけず悩まれた。

私の友人は終戦記念日の私のエッセイに次のように書いてきた。

「ドイツが降伏した5月に、「もう勝ち目は万に一つもないから降伏しましょう」と(昭和)天皇に進言したら、天皇が「このまま降伏するわけにはいかない。乾坤一擲どこかで勝ってから止めよう」と言ったので、8月まで長引かせてしまった。」(中略)

「天皇がマッカーサーに会ったとき、「沖縄はアメリカが自由に使ってください」と言った、というのはよく知られた話だ。これはひどい話で沖縄は天皇の私物ではない。後略」

しかしこの見方は厳しすぎるかもしれない。実際には何も自己の責任で決定することはできぬ。それどころかやることなすことすべて縛られている。私はつい最近皇居で「最後の稲刈り」をされている皇后とお二人の写真を思い浮かべた。

・・・・・やがて歌になった。年寄りが集まっているせいか昔の歌が多いようだった。

 

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