1692「歌会、トランプ時代はまだまだ続きそう」(1012日()曇り)

 

一昨日のアメリカ株式市場大暴落のショックは世界に影響したが、一時的なもので終わりそうな様子だ。日経平均は今日は後場に入ってプラスに転じた。

暴落の原因について二つ言われている。一つはFRBによる金利上げ(トランプ大統領はこのせいにしようと躍起である。)、もう一つは米中貿易摩擦により、この先景気が悪くなるだろう、という見通し。後者はよく考えてみると、トランプ大統領が何が何でも11月の中間選挙を有利に進めたいという欲望から出ているようだ。

いつもの歌会。今日は参加者が7人、幹事のc君に連れられて女性のbさんまで現れ、大いに盛り上がった。しかしそのなかでも元外交官a氏の話。

以下しばらく彼の見解。私自身もそうであろうと感じているので大略をまとめる。

「トランプ大統領は実業家として成功した、大統領になってみると、比べ物にならないくらい、自分の存在感が大きく、世界から畏敬の念をもって見られる存在であることを知った。彼は今まさに得意の絶頂にあるに違いない。」

・・・・・そうなのだ。結局どこまで上り詰めても自分中心で考えるのだ!

気になるのは中間選挙の結果。これについてウイキペデイアで調べて補足。

116日に中間選挙が行われる。中間選挙は事実上、大統領への与信投票と言われ、現トランプ政権も、この選挙によって政権への是非が国民に審判されることになる。残り2年で行う政策内容、次期大統領選への動きが大きく変わる注目の選挙でもある

米議会下院は各州で人口比ごとに割られた議席が定められているが、 上院は州の代表であり、住民による直接選挙によって全米50州から2名ずつが選ばれる。米両院の権限はほぼ対等で、下院には予算先議権と大統領の弾劾訴追権などがあり、上院には条約締結権、閣僚の承認、大統領の弾劾裁判権等がある。現在の議席数は:

下院:共和党239議席/民主党194議席 
上院:共和党51議席/民主党47議席+独立系2議席 

あるサイトによると、トランプ氏の支持率は13日に40.8%となり、3月以来半年ぶりに41%を下回った。ここ数カ月は4344%で安定的に推移していた。

トランプ氏の支持率低下は中間選挙で共和党候補を直撃しかねない。中間選挙で「共和、民主のどちらの候補に投票するか」を尋ねる世論調査(RCPの平均値)は、9月に入って以降、民主党が共和党を約8ポイント引き離している。」

a氏:「この選挙で共和党は負けるだろうけれど、非常に大きくなり、ニクソン大統領の時のように弾劾裁判などにひきづりこまれ、辞任に追い込まれることはないだろう。トランプ氏はこれを乗り切り、2年後の選挙で勝利し、さらに4年大統領を続けたいのだ。」

話は少し変わってノーベル平和賞に対するa氏見解。

「今年ノーベル平和賞はイラクの少数派ヤジディ教徒で、テロ組織ISIS(自称イスラム国)による性暴力の被害者でもあるナディア・ムラド氏とコンゴ(旧ザイール)で、被害女性の治療と支援に取り組む医師デニ・ムクウェゲ氏が選ばれた。

しか下馬評例えばロンドンで行われているオッズ投票では北朝鮮金正恩氏、韓国文在寅大統領、米国トランプ大統領が有力であった。それに対してこの二人に決定したことは賢い選択をしたともいえるし、ある意味、逃げたともいえる。

ノーベル平和賞を得てその後活躍したものはほとんどいない。韓国では金大中が南北会談を開いたという事で、オバマ大統領は平和を呼びかける演説を行ったという事で、佐藤栄作氏は非核三原則を打ち出した事で選ばれたが、どれもその後の世界の流れに貢献しているわけではない。あれはやめてしまうべきだ、少なくとも政治問題がらみの候補は選ばれるべきではない。」

政治的がらみの話は必ず裏がある、隠された目的がある、それゆえ当面の結果で判断して賞を与えるべきではない、という論は賛成。ただ結果として素晴らしい平和に貢献する行為であったとしても、純粋に人は最初からそれを目指して頑張っていたわけではない、とも感じる。

最後にトランプ大統領がノーベル賞にえらばれるようなバカなことにはならなかったけれど、この情勢ではまだ少なくとも2年は彼に世界が振り回されそうだ・・・・。

やがて歌になった。a氏が相変わらずいい声で歌っている。bさんが「天は二物を与えず、というけれど嘘。二つも三つももらう人もいる。」とうっとりした表情。羨ましい!

 

註 ご意見をお待ちしています。

e-mail address   agatha@ivory.plala.or.jp

ホームページ    http://www4.plala.or.jp/agatha/